いよいよ明日発売『クレしん オラと博士の夏休み』先行レビュー。自然豊かな町で“しんちゃん”とひと夏の思い出を作ろう!

滑川けいと
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 明日7月15日発売のNintendo Switch用ソフト『クレヨンしんちゃん「オラと博士の夏休み」~おわらない七日間の旅~』。しんちゃんとともに、懐かしい、でも少し不思議な夏休み体験ができる本作をレビューします。

 本作は『ぼくのなつやすみ』を手がけたゲームデザイナー綾部和さんが、大人気アニメ『クレヨンしんちゃん』を題材に制作したエンターテインメントゲームです。

 タイトル発表の直後から大きな話題を呼んだ本作が、いよいよ発売! 今回『クレヨンしんちゃん』大好き勢の筆者が、発売前にゲームプレイの機会をいただきましたので、本作の魅力をがっつり紹介していきます。

野原一家が熊本の架空の町“アッソー”にやってきたゾ

 本作の舞台となるのは、熊本県にある自然に囲まれた町“アッソー”です。しんちゃんの夏休みとひろしの九州出張にあわせて熊本に行くことにした、野原一家。

 九州でお世話になるのは、みさえの実家……ではなく旧友であるヨヨコのお家です。熊本駅から2時間、阿蘇の隣の隣にあるアッソーの町で、しんちゃんの夏休みがはじまります。

  • ▲みさえの旧友、ヨヨコ。食堂を営んでおり、みさえはお世話になっているあいだ食堂の手伝いをするそうです。
  • ▲アッソーでは、カスカベの友人と似た雰囲気の子どもたちとの出会いも。
  • ▲多くの人と交流し、夏休みの思い出を作っていきましょう。

 プレイヤーは滞在期間中、しんちゃんを操作して人々とふれあったり、釣りや昆虫採集をしてアッソーの町で夏休みを満喫することになります。

 行動していると昼、夕方、夜と時間帯も変化。キャラクターたちはアッソーで暮らしているわけですから、時間によってさまざまな顔を見せてくれます。

 個人的に好きな演出だったのは、ヨヨコの家のお隣に住む青山はたの行動です。夜になると子どもたちに絵本の読み聞かせをするのですが、絵本の内容にいくつかパターンがあるんですよ。

 テキストとしては表示されませんが、耳をすましてよーく聞いてみるとちゃんとストーリー仕立てになっているんです。どんな絵本を読み聞かせてくれているのかは、ぜひ本作をプレイして確認してみてくださいね。

  • ▲お隣さんの青山はたと子どもたち。縁側に座ることで、じっくりお話を聞くことができます。

 本作でぜひ注目していただきたいのは、温かみのある景色です。アッソーは決して都会とは言えない小さな町ですが、とても自然が豊か。のどかな風景は柔らかなタッチも相まって、思わず立ち止まって眺めてしまう魅力がありました。

  • ▲こんなところに住んだら、心も豊かになるんだろうなぁと、しみじみ。
  • ▲筆者がお気に入りなのが、ロード中に表示されるこちらの画像。夏の夕暮れって、なんだか心がキュッとなるんですよね。

 もちろん、単に町を散策してゆっくり過ぎていく時間を楽しむだけではありません。本作にはメインストーリーが用意されており、野原一家(主にしんちゃん)が巻き込まれる非日常な世界を体験できます。

 違和感たっぷりの状況なのに順応しているキャラクターやしんちゃんが事件に巻き込まれていく様は、まるで新作の『クレヨンしんちゃん』の映画を見ているような感覚に陥ります。

 徐々に広がっていく非日常感に、次はどうなるんだと続きが気になってどんどんのめり込んでしまうんですよね。

  • ▲熊本の駅で出会った、自称史上最恐のマッドサイエンティスト“あくの博士”。タイトルに“オラと博士の”とついているように、重要な人物になりそうです。

アッソーでできる遊びの数々で夏休みを満喫するゾ!

 本作では、しんちゃんを操作して楽しめるさまざまな要素が盛り込まれています。ここでは、それらを紹介! たっぷり遊んで、アッソーを満喫しましょう!

虫とり、魚つり

 自然豊かなアッソーでは、いろいろな場所に生き物が生息しています。陸地では虫とりができるほか、川では魚つりが可能。新しい種類の昆虫や魚を集めて、図鑑を埋めましょう。

  • ▲ちょっと見えにくいですが、キラキラしているのがまだ捕まえていない種類の昆虫です。見つけたら網をガバッと振ると……。
  • ▲見事入手!
  • ▲魚つりは川であればどこでもできます。魚影以外にも、竹筒のようなものが見えますが……これは何でしょうか。
  • ▲釣り竿を振って魚が餌に食いつくのを待ちましょう。あたりが来たら竿を引いて、釣り上げます。
  • ▲時間帯で捕まえられる昆虫や魚の種類が異なります。いろいろな場所、いろいろな時間帯で散策し、図鑑のコンプリートを目指しましょう。

アッソーにある各お店のおつかい

 アッソーには、食堂をはじめいくつかのお店があります。そこでは“おつかい”ができ、指定された食材を渡すことでおこづかいがもらえるのです。食材は山菜や魚などさまざま。町の散策をしながら、ついでに食材を確保していきましょう。

  • ▲おつかいを達成するごとに、右下のスタンプがたまります。スタンプが最大までたまるとさらなるご褒美が!
  • ▲町にある畑を使えば、町中では採れないにんじんなどの野菜を獲得できます。毎日お水をあげることを日課にしたいですね。

恐竜バトル

 町の子どもたちの中で一番アツいのが、恐竜ロボットを使った恐竜バトルです。仕組みは簡単。グー、チョキ、パーにはそれぞれ技が割り振られており、そこからひとつを選択。

 相手の出した技、つまりじゃんけんに勝てば攻撃の権利を得られ、ダメージを与えられます。これを繰り返し、相手の恐竜ロボットのHPを先に0にすれば勝利となります。

  • ▲3つの技は、与えられるダメージが異なります。相手にじゃんけんで負けると元も子もないので、相手が何を出してくるのか予想して技を選択しましょう。
  • ▲攻撃を続けるとSPゲージがたまり、最大になるとSP技を発動可能。SP技は問答無用の攻撃確定で、派手な演出で相手に大ダメージを与えられます。

 恐竜バトルにおいて、ポイントとなるのが1枚セットできる恐竜カードです。恐竜カードにはパーの攻撃を強化する、HPを上げるなどの効果があり、使用している恐竜ロボットを強化できるのです。

 恐竜カードは、おもにお店で販売しているチョコビのおまけで入手可能。たくさんおこづかいをためて、強力な効果の恐竜カードの入手を目指しましょう。

  • ▲どうやら恐竜カードにはレアリティがあるようです。収集にも熱が入りますね!

DJあそび

 町のお店のひとつ“ダンシングジロー”では、本作で使用されている曲をミックスできるDJあそびができます。DJになりきって、お気に入りの曲をミックスしちゃいましょう!

  • ▲左と右で曲を選択し、どのように変化するのかを選ぶだけで簡単に曲をミックスできます。

子ども新聞記者

 ヨヨコの父であるキャップは新聞社を経営しており、しんちゃんを新聞記者に任命してくれます。新聞記者としての使命はひとつ。みんなに読んでもらえる話題を収集し、提供することです!

 いろいろな人に話を聞いたり、気になる場所に訪れたりしてニュースになるような出来事を集めていきましょう。集めた出来事を報告すると評価され、その日の新聞として張り出されます。

 意外な会話が新聞のネタになるので、いろいろなところに行きたくなるんですよね。

  • ▲よい話題を提供すると、なんと新聞の発行部数が増加して新聞社が成長します。新聞社の運命は、しんちゃんにかかっている……?

絵日記

 夏休みといえば、絵日記! アッソーで体験した出来事は、絵日記になり思い出として残ります。

 初めて釣った魚、訪れた場所、人々との出会いなどいろいろな経験を重ね、思い出の詰まった絵日記を完成させてくださいね。

  • ▲思い出にはコメントをつけられます。2種類のなかから気に入ったものを選びましょう。

 メインストーリーをはじめ、虫とりや魚つりなど多くの体験ができる本作。日が暮れるまで歩き回って景色を堪能するもよし、人々とふれあってたくさんの思い出を作るのもよし。夏休みの自然豊かな場所だからこそできる、ゆったりとした時間をぜひ本作で味わってください。

 ひと夏の思い出を、しんちゃんとともに作りましょう!

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