自由な発想のビルドがスゴイ! 『ガンダムブレイカーモバイル』2周年までのコンテストを振り返る
- 文
- まさん
- 公開日時
2019年7月31日から配信され、今年で2周年を迎えたバンダイナムコエンターテインメントのiOS/Android用アプリ『ガンダムブレイカーモバイル』。
本作は、ガンダムのプラモデル“ガンプラ(として製品化されていない機体やオリジナル作品も含む)”のパーツを集め、自分だけのオリジナルガンプラを作れる人気シリーズの最新作です。モバイル版でもプレイヤーの発想しだいで自由なビルドが楽しめる独自のシリーズとして進化を遂げた本作。
今回は、サービスが始まってから2周年までに電撃の攻略wiki主催で行われたコンテストを振り返りつつ、ビルドの魅力に迫っていきたいと思います。
2周年記念特集記事
2020年8月:今までで1番最高の俺ガン
電撃wiki最初のビルドコンテストということで、最初はもっとも自由に作れそうな“今までで1番最高の俺ガン”というお題を提示。漠然としたテーマではありますが、だからこそストレートなカッコ良さを持つものが多く投稿されました。
自分のお気に入りはkskbbさんの“カプレーゼ”。コミカルなイメージになりがちなカプルとSDガンダムのパーツを違和感なく繋ぎ合わせ、魅せる俺ガン(俺カプル)を創り上げています。
最優秀賞はおがまる( ・ὢ・ )さんの“堕天の騎士”。シナンジュ胴をベースに漆黒で仕上げられた機体は、オリジナル作品のライバル機のような見た目です。シナンジュ胴は掘られている文様が美しく、ビルドに組み込みやすく今でもオススメパーツの1つですね。
どんどん新たなパーツが追加されていくゲームですが、最新のパーツではなくても考え方しだいで意外な使い方ができる。ビルドにハマると、パーツ集めがより楽しくなるかもしれません。
2020年9月:俺ガンビルド文化祭
ガンプラビルドコンテスト9月のテーマは“俺ガンビルド文化祭”。このゲームはガンプラをビルドできるだけではなく、フォトスタジオを使ってジオラマのように多彩なシチュエーションを撮影できるのも楽しみの1つです。
とくに季節モノは、ビルドだけではなくシチュエーション作り自体もいろいろと楽しめそう……ということで、9月は文化祭がテーマに。
フォトスタジオの機能を利用した楽しいシチュエーションがたくさん送られてくるなかで、アイデア賞だと思ったのが名無しさんの“文化祭マスコット 背なカンガルー”。
背面のバーニアを顔に見立てて、文化祭マスコットのカンガルーを作るというアイデアに脱帽。反則気味ですが、ちゃんとキュートなマスコットに見えます。こういう変わったアイデアが飛び交うのも、コンテストの良さでしたね。
最優秀賞を取ったモゲモゲさんの“水墨頑駄無”は、文化祭の出し物と言う方向性でカラーリングにこだわった逸品。白い背景に墨絵のようなカラーリングの機体を合わせることで、確かに水墨画っぽく見えます。ただ組んでみるだけではなく、アイデアで可能性が広がるのが『ガンブレ』のビルドならでは。
リアルなガンダムを操作する楽しさは従来のゲームでもありますが、ガンプラだからこそできるカラーリングや構図で、長く楽しめるゲームです。
2020年10月:秋の黄金俺ガン
10月は“秋の黄金俺ガン”。黄金の秋と言えば∀ガンダム。黄金と言えば百式やアカツキや、そういったモビルスーツが思い浮かびますが、みなさんそうした固定されたイメージに留まらず、自由な発想でビルドしていたのが印象的な回でした。
なかでも気に入ったのは、エータ・ザッターカさんの“黄金ノ侍九尾(おうごんのさむらいきゅうび)”。バウンド・ドッグで九美の狐という発想にニヤリとできるガンダムマニア向けの作りと、フルアーマー・ユニコーンガンダムの背中を九つの尾に見立てるセンスに感心しました。
最優秀賞を獲得したユーリさんの“ハイパーモード~光風霽月~”は、黄金に加えて虹色に輝く配色の美しさが決め手となった作品。カラーリング1つで大きく印象が変わる『ガンダムブレイカーモバイル』らしいビルドで、文句なしの最優秀賞でした。
2020年11月:寒さに備える俺ガン
11月のテーマ“寒さに備える俺ガン”はシリアスな寒冷地仕様のモビルスーツと、冬の寒さに備える暖房器具や生き物をイメージした俺ガンを想定したテーマ。実際に送られてきた作品はちょっと違っていて、むしろ寒冷地仕様よりも雪をイメージしたビルドや、雪どころか機体ごと溶けてしまいそうなほどの熱い炎に包まれたものが目立ちました。
そのなかで、そろわんさんの“雪国の白兎”はネタでもシリアスでもなく、ほっとするかわいらしさがあって癒されました。
寒さか炎か、そのどちらかに振った作品が多いなか、最優秀賞に輝いたエクラ・來斗さんの“ガンダム・アルテミスコマンドD”は、寒さと熱さの両方を1つの画面に収めた力作。あえて下半身をいっさい映さない構図の工夫も含めた受賞となりました。
全身ではなく、機体の一部を使って作品を表現しても良いのがビルドコンテスト。ゲーム中で出来る表現の自由さに合わせて、少し変わったものでも受賞できる例となりました。
2020年12月:俺ガンクリスマス
ガンダムでクリスマスと言えば、印象深いエピソードがいろいろと思い浮かぶもの。個人的には『機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争』のクリスマス作戦が印象深いですが、そうしたシリアスなモノよりも楽し気な作品が多く投稿されました。
個人的におもしろかったのは、ちぇなさんの“自宅にチキンをお届けいたします”。チキンみたいなレンチメイスも全体のフォルムも、フォークみたいなスタンプの使い方も何もかもがズルい!
どうしてもコミカルなサンタクロースやお祭りのイメージがつきまとうクリスマスカラーですが、最優秀賞を取ったGarciaさんの“ケンプファーヴェルデロッソ”は、クリスマスらしい紅白と緑のカラーでカッコよく仕上げた作品。
機体を拡大してMGの箱絵のようなシビれる構図を作っています。カラーリングも構図も完璧な機体でした。
2021年1月:ニューイヤー俺ガン
振り返りのラストは、1月の“ニューイヤー俺ガン”。これ以降は不定期開催となりました。ニューイヤーということで、新年に相応しく心機一転の俺ガンを募集したところ、気合いの入った名機が次々に登場。
トールギスⅢ[Endless Waltz版]の頭部と青いカラーリングを上手に組み合わせたgou@Gear'sさんの“蒼騎士アレス”をはじめ、印象深いビルドが多かった回です。
定期開催最後のお題ということで、最優秀賞は自分の好きな『ADVANCE OF Z』と『センチネル』のイメージをうまく両立させたFROGMANさんの“ガンダムTR-010 Ex-ZZ”をチョイス。近い年代のパーツを合わせて、TRシリーズらしさも感じられる名ビルドです。
こうして毎月コンテストを開催しても、まったく違う機体が出てくるのは『ガンダムブレイカーモバイル』の幅広さを感じますね。
シリアスからおふざけまで、無限大ともいえる組み合わせとビルドが楽しめる『ガンダムブレイカーモバイル』。
自分だけで作って楽しむのも良いのですが、公式で開催されているビルドコンテストに向けて作ってみると目標を持ててモチベーションを維持しやすいかもしれません。テーマが絞られているので、漠然としたものを作るよりも組みやすいかも? もちろん、いっさい外見にこだわらず強さだけを追及するのも自由です。
基本無料のスマホゲーではありますが、イベントの内容も緩めで自分のペースで遊べる本作。ガンダムが好きな人もガンプラが好きな人も、一度プレイしてみれば驚くはず。参戦作品もパーツ数も、どんどん拡大を続けていて自由度も年々上がっています。2周年でお得なキャンペーンをやっているのも良いきっかけになるでしょう。ぜひ、この機会に遊んでください!
2周年記念特集記事
©創通・サンライズ
©創通・サンライズ・MBS
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ガンダムブレイカーモバイル
- メーカー: バンダイナムコエンターテインメント
- 対応機種: iOS
- ジャンル: アクション
- 配信日: 2019年7月31日
- 価格: 基本無料/アイテム課金
■iOS『ガンダムブレイカーモバイル』のダウンロードはこちら
ガンダムブレイカーモバイル
- メーカー: バンダイナムコエンターテインメント
- 対応機種: Android
- ジャンル: アクション
- 配信日: 2019年7月31日
- 価格: 基本無料/アイテム課金
■Android『ガンダムブレイカーモバイル』のダウンロードはこちら