【黎の軌跡まとめ・考察コラム】いざ、ネタバレなしレビューで発売日までカウントダウン!

ジュンキ
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 日本ファルコムから9月30日発売予定のPS4ソフト『英雄伝説 黎の軌跡(クロノキセキ)』

 本作について、さまざまな情報(や妄想)をお届けしてきたこの連載企画もいよいよ最終回。時は来た……、それだけだ。そう、レビューです! ここまで来たら、四の五の言わずにさっそくお届けしていきましょう。ストーリーやキャラクターの具体的なネタバレにも極力配慮していますので、そこはどうかご安心を。

【黎の軌跡まとめ・考察コラム】 バックナンバー

本作は『軌跡』史上トップクラスに間口の広い作品である

 これまでの『軌跡』シリーズを追いかけてきたファンが、“次の創(はじまり)を迎えるための”作品が前作『創の軌跡(はじまりのきせき)』であったならば、本作は既存・新規プレイヤーが分け隔てなく、同じスタートラインで楽しめる。そんな転換点として、ある意味で、これこそ真に“黎明(はじまり)”の物語といえるかもしれません。

 シリーズが続いている作品となると、どうしても過去作の知識や、とくに過去キャラの登場は大きく影響してくるもの。それが、本作はというと……?
●シリーズファン⇒過去キャラの絡みに期待してOK!
●新規プレイヤー⇒過去キャラを気にしなくてOK!
 なんとこれが矛盾していない。当然、過去作に登場したキャラも何名かは出てくるものの、本筋に大きく関わるというよりは、絶妙な彩りとして作品を盛り上げてくれます。さらに言うなら、以前の作品とは関係なしに、あくまで本作『黎の軌跡』の1人の登場人物としても、非常に魅力的な存在となっています。

 初めて本作から『軌跡』を始めたというプレイヤーでも「過去作で出てたシリーズキャラみたいだけど、なんかよくわかんない……」ではなく、「うおおお、レン生徒会長サイコー! 超推し!!」となること請け合い。

 もちろん、これまでのシリーズをプレイして来た人だからこそ楽しめる話題などもちゃんと用意されています。ただこれも、それを知っていることによるプラスアルファの加点要素でこそあれ、知らないからマイナスになる減点要素とは自分は思いません。

 知らない立場で見たとしても、そういう魅力的なバックボーンがある1人のキャラとして、すんなり受け止められる描き方がされていると思います。

 むしろ、そういった過去キャラがらみのネタも気になってきたら、本作後に改めて過去作をさかのぼって知ることもできるという。これは長く続くシリーズの弊害ではなく利点でもあるのだなと、そう自然に感じさせてくれる見事なバランス感覚が本作にはあります。

 まあそのためにも、“現行ゲーム機でプレイ可能な『空の軌跡』シリーズも出して!”とファルコムさんにお願いしたくはなりますが(苦笑)。

 ということで、過去作・過去キャラを気にして本作に手を出さないというのは、それはあまりにもったいない判断だと私は思います。『黎の軌跡』は完全新規RPGとして見ても、間違いなく遊ぶ価値アリな作品です。

 ダン隊長を知らないとレオは楽しめないのか? 否。
 ブライトさんを知らないとZは楽しめないのか? 否!
 禁書を知らないとレールガンは楽しめないのか? 断じて、否!!

 つまりはそういうことなのですよ!!

 ちなみにプレイ時間としては、メインストーリーを追いかけるだけでも、たぶん60~70時間超といったところ。なお本作は、細かいやり込み要素などはけっこう簡略化されました。純粋に、本筋の物語に夢中になってクリアまで駆け抜ける『軌跡』という感じ。

 そういう意味でも、『軌跡』世界を直球で楽しむ1作として、非常に入りやすい作品だと思います。

  • ▲今回は戦闘情報も、戦闘するだけで記録。料理システムなどもよりシンプル・便利にわかりやすくなっています。

 ただ、細かいやり込みはなくても、後述の“LGCアライメント“がありますので、気になってさらなる周回プレイに突入する人はけっこう多いかも(笑)。

個性あふれるのにアクを感じさせない、ストレートに気持ちいいキャラクターたち

 本作の主人公であるヴァンは、法にスレスレなグレー領域で客の悩みを解決する《裏解決屋(スプリガン)》。ドライで現実的な性格に思われることもあるが自分なりの筋を通すタイプで面倒見も悪くない。

  • ▲ヴァン・アークライド(声優:小野大輔)。

 と、発売前の情報で公式に判明している主人公像はそのくらいでした。やや地味目なキャラクターに感じている人もけっこういるかもしれません。ところがどっこい、実際にプレイしてみるとこのヴァン、最ッ高に“映える”キャラ! それこそ『空の軌跡』主人公だったエステルのような“生き生きとした個性”が、あふれんばかりに輝いています。

 実際、公式サイトの紹介文が軽く倍以上になりそうなくらいは、いろいろと魅力的な側面を持ったキャラなので、そこは早く実際にプレイして感じてほしいところ!

 24歳というシリーズ主人公のなかでも高め、そしてパーティメンバーの中でも年長格な年齢設定(69歳を除く)がまた、とてもよい味を出してます。シリーズではいそうでいなかった、兄貴分の主人公。それが、これほどまでにプレイヤーの心を掴むものだとは想像以上でした。

  • ▲年齢差のある年長主人公。だがそれがいい!

 過去のシリーズキャラでいうと、やはり兄貴分の『零の軌跡』のランディや『閃の軌跡』のクロウに近い雰囲気はありますが、その2人ともまた異なった、ヴァンだからこそ出せている味がある。

 全く新しい、カルバード共和国を舞台にした『軌跡』の主人公は、もうこのヴァン以外にはありえなかったと、心底そう思えます。

 ぶっちゃけ、かわいい女の子大好きな私としてはどんな作品でも推しキャラは女の子だったものですが、なんとなんと今回の推し第1号は、主人公ヴァンでした!

  • ▲頼れる兄貴分として決めるときはしっかり決める。これまでの主人公キャラとはまた違った魅力をたくさん見せつけてくれます。

 そして、《裏解決屋》の一員として、ヴァンの元に集ってくるアニエス、フェリ、アーロン、リゼット、カトル、ジュディス、ベルガルド。それぞれにほかにはない輝く個性がありながら、変に気になるアクの強さなどは感じられず、見ていてストレートに非常に気持ちのいいキャラクターばかり。

  • ▲非常にキャラが立っているうえに、素直に好感が持てる人物ばかり。キャラ同士のやりとりも、とてもスッキリとした感覚で楽しめます。

 個々の人物像については、これはもう実際にプレイして存分に味わってもらうとしましょう。しかし今回、そんなメインキャラ勢に強く感じられたのは、これ以上ないくらい“仲間”だということ。

 “友情”や“恋愛”に大きく踏み込んでいた『閃の軌跡』の《VII組》、1つの“家族”として強く結ばれていった『零の軌跡』『碧の軌跡』の《特務支援課》。

 それでいうなら本作『黎の軌跡』の面々は、まさに“仲間”。友人とも恋人とも家族とも少し違うけれど、同じ目的に向かって突き進んでいく強い絆で結ばれた仲間たち。そんな関係性は、とてもとてもまぶしく映ります。

 実際、シリーズ全作をプレイしている私ですが、遊撃士協会、特務支援課、トールズ士官学院を抜いて、アークライド解決事務所は個人的に働きたい職場ナンバーワンに躍り出ました! 本作をクリアしても、かなうことならこの仲間たちにまた会いたい、まだ会いたい!

 そういった仲間という雰囲気については、前作までの絆イベント(個々のキャラと仲良くなっていくエピソードシステム)の代わりに、本作で新たに登場した“コネクトイベント”からもうかがえます。

 キャラクターの新たな側面を見つけて、関係性を深めていく部分は同じですが、その距離感が近すぎず遠すぎずといった絶妙な塩梅。……そうね、距離感でいうとだいたい、あのメディアワークスの名作『悠久幻想曲』くらいなイメージかな? というわかる人にしかわからない手前味噌な例え。

  • ▲コネクトイベントで見られる一面は必見。メインキャラだけではなく、一部のサブキャラにもあります。

 さらに、そんなメインキャラとはまた別軸として、人間模様の大きな芯となるのが、ヴァン、エレイン、キンケイドの幼なじみ3人組。これがね! 本当にいい! 物語冒頭から見せ場も多く、《裏解決屋》という縦糸、そして幼なじみ3人という横糸が、『黎の軌跡』という作品を織り上げているといっても過言ではありません。

 男女3人の幼なじみということなども含め、発売前からいろいろ予想している人も多いかと思いますが、その予想がどちらに振れるかはやってみてのお楽しみ(笑)。

  • ▲幼なじみの関係にもいろいろあるけれど……さあ彼らの明日はどっちだ?(笑)

 ちなみに今判明している以外にも、おそらくみなさんの想像以上に、重要どころからサブキャラまでまだまだ多くのキャラクターが登場します。みんながみんな魅力にあふれていて、過去作キャラに全くひけをとらないのも、本作の見事な部分ですね。

 あ、サブキャラでいうなら、FIOいいよFIO。超絶便利かわいいんじゃーー! パテル=マテル以来の俺的メカ萌きたこれ。

  • ▲予想以上にキュートなメカボイスと、親しみの持てる反応が売りのFIO。一家に一台ぜひ。

 ちょっと細いところに話を移しますと、本作では話しかけることはできないモブ住民がかなり増えていたりもします。ほぼすべての住民キャラに会話が用意されていた『軌跡』シリーズとしては、これには賛否両論ありそうなところかと思います。

 ただ、プレイしてみてこれは英断だったなと、個人的には感じました。多くのモブ住民がいることによって大都市の規模感がうまく表現され、多文化多民族によるカルバード共和国という大国の雰囲気作りに一役買っているんです。

 もし、この住民一人一人に会話があったら……シリーズファンならおわかりかと思いますが、プレイ時間が倍の倍のさらに倍しちゃいますよ(苦笑)。また、『閃の軌跡』シリーズでも、もしこの仕様を採用していたら、それはそれで舞台であるエレボニア帝国のすごい雰囲気を味わえたのでは!? とか思っちゃったりもして。

 何より本作を最後までやりきった人はおそらくそのほとんどが、この仕様の“見事さ”を実感するんじゃないかなあ。

  • ▲話しかけることはできなくとも、存在としてしっかり意味がある住民たち。このやり方は絶対正解だと思いました。

劇的に進化を遂げた戦闘はシリーズ随一の快感

 戦闘関連のシステムは、前回アツゴロウがプレイインプレッションをまじえて記事にしてくれたので、詳しくはそちらをご覧いただくということで。

⇒【黎の軌跡まとめ・考察コラム】世界最速! マスター版インプレッションで『黎』のバトルを徹底解析!!

 今回の記事ではさらっと感想ベースで流していきますが、個人的には大好きです本作の戦闘! フィールドバトル、コマンドバトルそれぞれに楽しいものに仕上がっていますが、特筆すべきはその両者の融合。

 アクション性のあるフィールドバトルで有利な状況を作ってから、シームレスにコマンドバトルに移行して敵に攻勢をかけていく感覚が、最高に気持ちよすぎてクセになる。戦闘ってこんなに楽しいものだったのかと、1つ上の次元に至った気がします。

  • ▲アクションでアドバンテージを取ってからクラフトなどで敵を殲滅する流れは、一度味わったら病みつきに。コマンドバトルへの移行の感触がなんともいえない気持ちよさなんです。

 なお、コマンドバトル(ATバトル)のシステムは一新されたこともあり、これにはやや戸惑う人もいるかもしれません。ただ、慣れるまでは行動順と、自分に付いているボーナス(クリティカル確定とか、ゲージ全回復とか、そういったもの)だけ気にして戦っていればOK。

 慣れてくると、敵のボーナスを奪ったり、Hit数を稼いでダメージ倍率を上げたりなど、いろいろな戦術も盛り込めたりするので、バトルマニアなプレイヤーはより奥深い楽しみ方もできますよ。

  • ▲Hit数が多い攻撃をうまく重ねてから、トドメにSクラフト(必殺技)! とか、やろうと思うといろいろできる戦闘です。

 そしてやっぱり、今回の華はグレンデル戦ですよ。ヴァンがグレンデルに変身する状況から、実際の戦闘での性能から、何から何までアドレナリン全開! カタルシス満載!

 初めて登場する変身シーンからして大盛り上がりの演出なんですが、実は、中盤・終盤にさらにさらに超演出の変身シーンがあります。これはヤバイ。男のロマンにあふれすぎてて、年頃の男の子なら真似してしまいそう。この演出やられちゃったらもう、慢心してるような敵は絶対勝てるわけがない。というシーンなので、ぜひともお楽しみに(笑)。

  • ▲変身シチュエーションはどれもアツイ!  これはまさにヒーローバトルの醍醐味。

 ただ1点だけ、あえて戦闘面で意見を言わせてもらうならですよ? 状態変化(状態異常)のアイコンが小さいよう……(泣)。確かに最近のゲームは高解像度・高精細になると同時にUI表示もどんどんコンパクトになってきていて、プレイ環境によっては細かい表示に泣きを見るというのは割とよくある話なのですが(とくに洋ゲー)。

 『軌跡』のこれまでの大きい表示に慣れ切っていたせいもあってか、本作では状態変化アイコンをよく見逃しちゃいまして。Sクラフトを撃とうとしたら、身体がしびれていて動けない! なんてことがけっこうあったり。

 ゲーミングモニタやそれなりの大型テレビなら気にならないのかもですが、37型フルハイビジョンが頑張っている自宅環境ではなかなか、ね? 壊れてないのにテレビを買い替えるとかができない貧乏性でスミマセン……。

LGCアライメントの選択に悩みに悩め若人たちよ

 《裏解決屋》であるヴァンならではの、白(Law)・黒(Chaos)・グレー(Gray)な行動のどれを選ぶかによってアライメント(属性)が変化し、のちのゲーム展開に影響を与える“LGCアライメント”システム。

  • ▲選んだ行動によって、属性値が細かく変動。

 これさあ、のっけのチュートリアル画面で、“特殊なアライメントの上げ方で協力できる勢力も……”みたいなの出るんですよ。しかもすごくわかりやすくて気になるシルエット付きで。こんなの悩ませる気マンマンじゃないですか!

 とはいえ、やっぱりまずは自分のなかにあるヴァン像に忠実に選択していくのが一番いいんじゃないかなと思います。その結果が最終的にどこにたどり着いたとしても、それがきっと一番納得できるはず。

 そのほか、アライメントの傾向によってゲーム展開だけでなく、一部の装備品にも変化が生じます。おっといけない、また1つ選択を悩ませる情報を投下してしまった(苦笑)。

  • ▲冒頭でとてもわかりやすいシルエット付きの解説が登場(笑)。こんなの悩むに決まっておりますぞ、姫。

新たなゲームエンジンによる進化、そして今後への期待

 ここまで取り上げた以外にも、とにかく本作は注目の部分がまだまだ書き切れないほど。なかでも大きいものとしては、やはり開発ゲームエンジンの変更による、全体的なビジュアル面の進化でしょう。

 キャラの細やかな表情やモーション、物体の質感などは、ハッキリ言って前作『創の軌跡』と比較しても比べ物になりません。

 とくにキャラクターやストーリーに重きを置いている本シリーズにおいては、この進化による恩恵は大きい。言うまでもなく、昨今のAAAタイトルにおけるフォトリアルな映像はすでにすさまじい次元にあります。ですが、『軌跡』ならではのキャラクター性が存分にあふれた本作の映像もまた、間違いなくプレイヤーの目には魅力的に映るはずです。

  • ▲過去作では描き切れていなかったような仕草も再現できるように。そこには“キャラが生きている空間”が確かに完成しています。

 そして、物の質感についてもまた然り。具体的な例としては、身体の柔らかい部分とかの感触まで、こちらに伝わってくるくらいのレベル。そう、身体の柔らかい部分とか。

  • ▲冒頭のこのシーンで新ゲームエンジンの恩恵を実感する人が続出のヨカン。ええ、私もその1人ですが何か?

 もうね、『黎の軌跡』の映像表現を実感・体感した今、本作をベースにした過去作品群のリメイクを本気で作ってもらいたくなりました。某大作7みたいに『空の軌跡R』とか、どうですかファルコムさん! もちろん3部作ではなく『FC』~『The 3rd』全部入りで!(無茶振り)

  • ▲本作水準のビジュアルでリメイクした『空の軌跡R』とか、やばい超やりたいぞ。(※写真は『空の軌跡FC Evolution』のものです)

 なお、新ゲームエンジンになっての1作目ということもあってか、まだこれからに期待という部分も。例えばエリアチェンジ間のロード時間なんかは、グラフィック向上やキャラ数の増加なども影響してか、最近の作品に比べると少し待ち時間ありな印象でした(無印PS4環境)。

 このあたりは作品を重ねていくことで、今後どんどん最適化されていくものなのかな? もしかするとパッチなどでもどんどん改善できるのかも。

 まあ、ロード画面ではTIPSが表示されたり、美しい街並みを歩くのが楽しいのでそもそもショートカット移動はあまり使わなかったりもして、場合によっては気にならないことも多いのですが。もし製品版で改善されているようなら少しうれしい。あと、PS5で大きく変わるのかどうかは、発売されたらぜひ試してみたいところです。

醒めることなく見続けていたい夢。そう思わせてくれた作品

 最後に、この作品の結末まで見届けた1人としてひとこと。

 この夢は、まだ醒めずに見続けていたい。そう思わせてくれる作品に出会えることはこの上なく幸せなことである――。そしてエレインさんは俺の嫁。

  • ▲今回はエレインにものの見事に撃墜されたのが、そう私です。次点の女性キャラでは怪盗グリムポンコッツさん(仮称)。初戦闘時の名前でまんま正体出てたのは、さすがに製品版では直されていると信じたい(笑)。ポンコツすぎぃ!

 ヴァンたち《裏解決屋》が織り成す物語を、もっともっと見てみたい! 彼ら彼女らを大好きになってしまったからこそ、この1篇の物語だけでなく、ほかの物語も見たい! いちシリーズファンとして、『黎の軌跡』の大ファンとして、このワガママな願望だけは譲れない!

  • ▲もうあと1週間の辛抱です。さあみんな、素敵な悪夢を纏おうぜ!

※画面は開発中のものです。
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英雄伝説 黎の軌跡

  • メーカー: 日本ファルコム
  • 対応機種: PS4
  • ジャンル: RPG
  • 発売日: 2021年9月30日
  • 希望小売価格: 7,800円+税

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