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2008年4月28日(月)

目指せ、世界撲滅!? ファンタジーRPG『ワールド・デストラクション』今夏発売

文:電撃オンライン

 セガは、DS用ソフト『ワールド・デストラクション』を今夏に発売する。価格は未定。

『ワールド・デストラクション』

 『ワールド・デストラクション』は、人間が獣人に支配されている世界を舞台にしたファンタジーRPG。流されやすい性格の少年“キリエ”のもとに、「世界撲滅委員会入会のご連絡」と記された手紙が届いたことから物語は始まる。ワケもわからず「世界撲滅委員会」の一員となった“キリエ”は、委員会の仲間の少女“モルテ”に導かれて旅立つことになる。

 キャラクター原案に人気イラストレーターの田中久仁彦氏、シナリオに『クロノ・トリガー』や『ゼノギアス』などに参加した加藤正人氏、サウンドに、同じく『クロノ・トリガー』や『ゼノギアス』などを手掛けた光田康典氏が参加。豪華なクリエイターが本作の制作に携わっている。

 ここからは、本作に登場するキャラクターと、スクリーンショットを掲載していく。

■キャラクター紹介

『ワールド・デストラクション』 『ワールド・デストラクション』 『ワールド・デストラクション』
●キリエ・イルニス……物語の主人公。性格は温和で、あまり自己主張しないが、思ったことを素直に口に出す。一度交わした約束は、何があろうともやり遂げようとする。故郷のバルニを出たことがなく世間知らずだが、“モルテ”たちと行動して本当の世界情勢を知ることになる。●モルテ・アーシェラ……物語のヒロイン。性格は大胆で過激、明るくおおらか、さらに何より楽しんだもの勝ちと考えている。「世界を撲滅しなければならない」という使命感を持つが、その理由は「なんかね、ビーンと来たの。だとしたら、やるしかないでしょ?」と答える。色恋沙汰については不得手だが、一度自分の気持ちに気づくと突っ走る。●アガン・マードル……心根はまっすぐだが、青臭い自分を見せたがらず、シニカルなところもあわせ持つ。一見不真面目そうな言動は、本音が半分、カモフラージュが半分。幼なじみの“モルテ”や、知り合った“キリエ”に目をかけるなど、面倒見はいい。“キリエ”にとっては「仲のいい兄貴」的存在。
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●リ・ア=ドラグネール……竜族の最後の1人で、怒ると獣人化して角が出る。外見年齢は15~6歳だが、実際は300年以上生きている。口調は幼い少女風だが、含蓄のある言葉を語ることもある。ただし、基本的に言葉足らずなのでミステリアスな言動に見えてしまう。性格は飽きっぽいものの、竜族の使命でもある「世界の最初と最後にかかわる」という役目だけは守ろうしている。●ナジャ・グレフ……オオカミ族と人間のハーフで、性格は理知的。人間の母親を溺愛していた。「世界を守る」という理想のために努力している。融通の利かないところがあり、自分の考えを常に正しいと信じてしまう面も。●トッピー……流れの凄腕賞金稼ぎ。しかし、外見はかわいらしい黄色のクマのぬいぐるみ。性格はハードボイルドで、馴れ合いはせず自分のみを頼る。“キリエ”に付いて行くことが正しいことだと感じ、その直感に従って行動している。“トッピー”にとっては、撲滅委員会も世界の撲滅もまるで興味はないようだ。

■スクリーンショット

『ワールド・デストラクション』 『ワールド・デストラクション』
▲戦闘システムには、上下2画面を活用して高さの概念を取り入れた「エリアルビートチェインバトル」を採用。ターン制コマンド式で、格闘ゲームの要素も取り入れているという。
『ワールド・デストラクション』 『ワールド・デストラクション』
▲ゲーム画面の背景は3Dで、キャラクターは緻密なドット絵で描かれている。あたたかみのあるグラフィックだ。
『ワールド・デストラクション』 『ワールド・デストラクション』
▲DSのグラフィック性能を最大限活用した、美しいグラフィックも多数用意されている。
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▲イメージイラスト。美しい世界を描いているが、こうした世界も「撲滅」の対象になっているのだろうか?

(C)SEGA

データ

▼『ワールド・デストラクション』
■メーカー:セガ
■対応機種:DS
■ジャンル:RPG
■発売日:2008年夏予定
■価格:未定

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