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2008年8月21日(木)

【電撃乙女部】「S・A」福山潤さん&下野紘さんと青山でスペシャルなお茶会♪

文:電撃オンライン

 最近、まり蔵と探訪に出掛けることが多いカネキングです。今回は、「電撃乙女部」の一員として、TVアニメ「S・A~スペシャル・エー~(以下、S・A)」のイベント「S・A~スペシャル・アフタヌーン~」にお邪魔してきました。

 なぜ男性の僕が乙女部に入っているのか、それは僕もわかりません。深く考えてはいけません。ちなみに僕、「S・A」メンバーでは“芽”と“光”と“明”が好きです。この記事を読んでくださっている乙女の皆さんと、“彗”や“宙”や“純”や“竜”を取りあうようなことはございませんのでご安心ください。やっぱり平和が一番ですよね。

 さて、そんな「S・A」のイベントですが、会場がなんと東京・青山だったのです。しかも建物の名前は「青山エリュシオンハウス」。どうですか、口にしただけでオシャレさんになってしまうようなこの響き。電撃オンライン――少なくとも僕には無縁の世界ですよ! 会場にいらしたファンの方たちもキレイな服を着ていらして、アニメのイベントなんて取材で行き慣れているはずなのに、かなり緊張しました。

 会場に着くと、すでにファンの方たちが4人で1つのテーブルに座り、特製のメニューを召し上がっていました。いつもはあつかましくメニューを用意してもらう乙女部ですが、今回は一般の方の応募が殺到したこともあり自粛。がっつかないことも乙女のたしなみなのですよ。

「S・A~スペシャル・エー~」 「S・A~スペシャル・エー~」
「S・A~スペシャル・エー~」
▲イベントでふるまわれた特別メニュー。とっても美味しそう!

 そうして飢えた狼のようにメニューにかじりつきながら耐えること30分。歓談ムードになっているファンの前に、“滝島彗”役の福山潤さんと“狩野宙”役の下野紘さんが登場しました。この2人を前に、「青山エリュシオンハウス」でお茶会が楽しめるなんて、たぶん一生に1度だと思います。「S・A」の名にふさわしい、スペシャルなイベントといえるでしょう。

「S・A~スペシャル・エー~」 「S・A~スペシャル・エー~」
▲写真中央が福山さん、右が下野さん。進行は、なぜか音響監督の飯田里樹さん(写真左)が担当していました。

 2人は、収録時のエピソードなどを交えながらトークを披露。アニメのイベントではあまり経験できない、素敵な「青山エリュシオンハウス」の空気に戸惑いながらも、“竜”役の堀江一眞さんが「あんなにド天然な人だとは思わなかった」という話題で盛り上がっていました。

「S・A~スペシャル・エー~」 「S・A~スペシャル・エー~」
▲他には、誕生日プレゼントの話も。現場では誕生日に1人1人がプレゼントを贈っていたそうなのですが、下野さんはワンピースとサングラスとサンバイザーを贈られ、挙句着て撮影会までするハメになったと語っていました。

 トークがひと区切りした後は、他のキャストから届いたメッセージが読み上げられました。「あまり下野をいじらないで」という“雑賀八尋”役の谷山紀章さんのメッセージに、下野さんが「よくむちゃぶりをされるんですよ」と反応。「隣に座った時の、よーしついてこいよみたいなオーラがすごいですよね」と話していました。

「S・A~スペシャル・エー~」 「S・A~スペシャル・エー~」
▲2人が、谷山紀章・作のショートコントを披露する一幕も。谷山さんの羞恥プレイな気がするんですが、大丈夫なんですかこれ……。

 その後は、福山さんと下野さんが、“彗”と“宙”として手紙を読み上げるコーナーに。手紙には2人の胸に秘めた思いが書かれていまして、こういったコーナーは乙女のイベントならではだな、やっぱり乙女はストレートな2人の気持ちにキュンときてしまうんだなと勝手に思っていたのですが、いざ下野さん読み始めると会場からはクスクスと静かな笑いがこぼれていました。や、やっぱり気恥ずかしかったのは僕だけじゃなかったんですね! 福山さんも「聞いてる方が恥ずかしい!」とコメントしていました。そうだよね! 1つ乙女心を覚えました。

「S・A~スペシャル・エー~」 「S・A~スペシャル・エー~」 「S・A~スペシャル・エー~」
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▲福山さんが読んだ“彗”の手紙では「ただし――」と話す部分があり、“宙”(ただし)とのミスリードで、微妙な空気が漂ってしまいました。福山さんも「僕もわかってて読んだ」とニヤリ。

 最後は、テーブル対抗「S・A」大喜利が行われました。審査は福山さんと下野さんが行い、一番おもしろかった作品を出したテーブルには、サイン入り台本が贈られます。「青山エリュシオンハウス」で大喜利。いいですね、オシャレです。最初のお題は「“彗”が買った一番高いもの」。福山さんたちも答えていました。下野さんは「“光”のブロマイド集」、福山さんは「高いもの」だけに「東京タワー」と回答。会場でも同じような答えがちらほら見られましたが、最終的には下野さんの心を捕まえた「ドアラ」が選ばれました。「S・A」とまったく関係ない答えが選ばれるあたりで、会場の雰囲気を察していただければ幸いです。

「S・A~スペシャル・エー~」 「S・A~スペシャル・エー~」
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▲福山さんは「透明なマトリョーシカ」を押していたのですが、下野さんと結局じゃんけんで決着をつけることになりました。

 そんなテンションの中、次に出されたお題は「ある朝“芽”が、“宙”にぽつりと書いて見せたひと言」。福山さんは得体の知れない文字を書いて「なんて読む?」、下野さんは「♪カマンベールにスチルトン~」と本編の予告に使われた歌を書いて歌っていました。こちらのお題で選ばれた作品は「・・・」。あえて何も書かない無言なところが、福山さんのツボにハマったようです。

「S・A~スペシャル・エー~」 「S・A~スペシャル・エー~」 「S・A~スペシャル・エー~」
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▲珍回答連発の大喜利。賞品には、台本の他に花束も贈られていました。アニメのイベントで花束がプレゼントされるなんて他にないと思います!

 こうして楽しかったイベントも、残念ながら終了の時間がきてしまいました。最後は福山さんら2人がファンに向けてメッセージを告げて、イベントは無事幕引きとなったのでした。

(C)2008 南マキ・白泉社/白選館学園高校理事会

データ

▼DVD「S・A~スペシャル・エー~」第1巻
■発売元:マーベラスエンターテイメント
■品番:PCBX-51101
■発売日:発売中(2008年8月6日)
■価格:7,140円(税込)
 
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