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2008年8月30日(土)

【キャラホビ】「νガンダムは伊達じゃない!」アムロが叫ぶ『ガンダム無双2』

文:電撃オンライン

 バンダイナムコゲームスは8月30日、千葉・幕張メッセで開催中の「C3×HOBBY 2008」にて、12月4日発売予定のPS3/Xbox 360/PS2用ソフト『ガンダム無双2』お披露目ステージを開催した。

『ガンダム無双2』

 本作は、アニメ「機動戦士ガンダム」シリーズのゲームのノウハウを持つ同社と、人気ACT『無双』シリーズを発売するコーエーがタッグを組んだ『ガンダム無双』シリーズの最新作。前作同様、開発をコーエーが行い、発売元はバンダイナムコゲームスとなる。プレイヤーが1人で多数の敵を倒し戦局を変えられる爽快感はそのままに、今作では「サイコガンダム」や「ビグ・ザム」など大型の敵も登場する。

『ガンダム無双2』 『ガンダム無双2』
『ガンダム無双2』 『ガンダム無双2』
グラフィック、アクションともに大幅なパワーアップを遂げている今作。上記画像からも、装甲が光沢を放つ美しいグラフィックの「サザビー」を確認できる。

 ステージには、バンダイナムコゲームスのプロデューサー・後藤能孝氏、コーエーのプロデューサー・鯉沼久史氏、“アムロ・レイ”役の古谷徹氏が出演。ゲーム紹介や古谷氏による体験プレイを交えたトークが行われた。

 まずは、ステージに現れたプロデューサー両氏に続き、古谷氏が「アムロいきまーす!」とお馴染みのセリフを放って登場。いきなり会場を湧かせていた。「前作が終わった後から実は作っていました」と話す鯉沼氏は、本作には劇場作品「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」までのストーリーが収録されていることを明かし、今作より登場した目玉要素でもある大型MS・MAについても「ビグ・ザムは緑色がテカテカしていて、らしく作ることができたと思います」とこだわりを語ってくれた。

『ガンダム無双2』 『ガンダム無双2』
『三国無双』シリーズ、『戦国無双』シリーズともに好きだと語る古谷氏。『ガンダム無双』については「まさかガンダムが無双になるとは思わなかった」と話していた。

『ガンダム無双2』 『ガンダム無双2』
ゲーム紹介ムービーを見た古谷氏は、「RX-78で、サイコガンダムに挑むのは無謀ですよね」と会場の笑いを誘う。さらに“アムロ”の声で、「ああ、これは本当の戦場じゃなくてよかった」と一言。さらに「ザクがあんなにザクザク出てくるなんて、あんなのニュータイプでも勝てないですよね(笑)」とファン心をくすぐるサービスたっぷりのトークを続け、会場の笑いを絶やすことはなかった。

 ゲーム紹介ムービーを見て、「ビグ・ザムは質感があって、(グラフィックが)ハイクオリティですよね」と古谷氏が食指を動かされたところで、この日のために作られたデモ版による氏の体験プレイが実施された。この際に選択できたMSは「RX-78 ガンダム」、「νガンダム」、「ストライクフリーダム」の3機。しかし古谷氏は迷う様子も見せず、「僕はやっぱりこれですねー」と「νガンダム」を選択してプレイをはじめていた。なおこのデモ版は、多数のザクに囲まれたボス敵「ビグ・ザム」を倒すミッションであった。

『ガンダム無双2』 『ガンダム無双2』
ゲームがスタートすると、開口一番“アムロ”の声で「ザクめ、なぜ出てくる!」と戦いを実況。現れたビグ・ザムに対しても、「なんだコイツは!? バケモノか!」との“アムロ”ボイスでの実況に、会場のファンは大爆笑。ゲームの内容以上のものを楽しんでいた様子だ。

 また、大型のボス相手だと部位破壊ができるなど、ボス戦における新たな演出、空中からもスペシャルアタックが放てたり、前作に登場した「ガンダム」などのMSに新アクションが収録されたりといった新アクションなど、さまざまな新要素が追加されることがプローデューサー両氏より語られ、実際に古谷氏が「ビグ・ザム」の右脚を破壊するシーンを見られた。さらに、「νガンダム」のチャージアタックを受けてビグ・ザムがよろける場面などもあった。

『ガンダム無双2』 『ガンダム無双2』
「メガ粒子砲か……こいつに当たるわけにはいかない!」と言った直後に、「当たっちゃった……」とビグ・ザムから放たれたビームの直撃を受けていた古谷氏、もとい“アムロ”であったが、通常より多くダメージを与えられる「アタックチャンス」の表示箇所に攻撃をしつつなんとかビグ・ザムを撃破。「νガンダムは伊達じゃない!」と勝利の決めセリフもバッチリ!

 プレイを終えた古谷氏は、「いやあ、おもしろいですね。映像のクオリティもすごいし、大型MAと戦えるのもいいですね。フィン・ファンネルが使えるのがうれしかったです」と満足した様子で感想を語った。さらに古谷氏から、「逆襲のシャアまで収録されるということは、使えるパイロットも増えるんですか?」と後藤氏へ質問が直撃。『ガンダム無双2』は前作の倍以上のボリュームで開発されているとのことで、パイロットが増えるはもちろん、“アムロ”が“クワトロ”の百式に乗って「一機当千」を楽しむこともできるとのことだ。

『ガンダム無双2』 『ガンダム無双2』
古谷氏の質問攻めに、後藤氏も鯉沼氏も「今言うと叱られてしまいます(笑)」とタジタジ。ちなみに今作では、アンケートなどをもとに収録MSが決定され、「こんなの出るはずないだろう」と思うような機体まで収録しているそうだ。

 以上でステージは終了となったが、本日の模様は『ガンダム無双2』公式サイトにて9月1日よりムービーが配信されることが決定している。10月23日にはPS3『ガンダム無双』、Xbox 360『ガンダム無双 インターナショナル』、PS2『ガンダム無双 Special』の廉価版も発売されるので、ガンダムファンは本シリーズに注目だ。

『ガンダム無双2』 『ガンダム無双2』 『ガンダム無双2』
※それぞれパッケージは通常版のもの。価格は各3,800円(税込)。

(C)創通・サンライズ
(C)創通・サンライズ・毎日放送

データ

▼『ガンダム無双2』
■メーカー:バンダイナムコゲームス
■対応機種:PS3/Xbox 360/PS2
■ジャンル:ACT
■発売日:2008年12月4日予定
■価格:PS3・Xbox 360版 7,800円(税込)/PS2版 6,800円(税込)

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