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2008年9月5日(金)

収録ミッションを紹介! 『スカイ・クロラ イノセン・テイセス』新情報お届け

文:電撃オンライン

 バンダイナムコゲームスは、10月16日発売予定のWii用ソフト『スカイ・クロラ イノセン・テイセス』において、一部ミッションの内容を明らかにした。

 本作は、原作・森 博嗣氏、監督・押井守氏の劇場用アニメ「スカイ・クロラ The Sky Crawlers」を題材とするドラマチックフライトシューティングゲーム。政府と契約した企業の行う「ショーとしての戦争」が、原作や映画とは異なる切り口で描かれ、ゲームオリジナルの物語が展開する。また戦闘機の操作では、ヌンチャクを操縦桿(かん)に、Wiiリモコンをスロットルに見立てた、Wiiの特徴を生かした空戦を楽しむことが可能だ。

 今回は、一部ミッションの内容と、2Pリモコンでアシストができる「2Pアシスト」、2人の登場キャラクター、新たに判明した機体について情報が明らかとなった。映画から本作に興味を持った人や、フライトシューティング好きの人はチェックしておいてほしい。

■「クーガ隊」に与えられる4つのミッションを紹介!

『スカイ・クロラ イノセン・テイセス』
ミッション前にはブリーフィングで、物語の背景や任務の内容を説明される。事前にできるだけ情報を把握して、ミッションでは適切な行動をとるようにしよう。

 主人公の所属する「クーガ隊」には、ロストック社よりさまざま任務が与えられる。今回はその中でも代表的な、多数の敵機とドッグファイトを行う「大空戦ミッション」、敵軍事施設の情報を得る「偵察ミッション」、敵艦隊に攻撃をしかける「艦隊戦ミッション」、敵要塞に攻撃をしかける「要塞戦ミッション」の4つを紹介する。

【大空戦ミッション】

『スカイ・クロラ イノセン・テイセス』 『スカイ・クロラ イノセン・テイセス』

多数の敵飛行部隊と交戦するミッション。エース部隊である「クーガ隊」は、1機でも多くの敵機を撃墜し、この戦いを勝利へと導くことを目指す。自身の空戦テクニックや「タクティカル・マヌーヴァ・コマンド」を駆使して、より多くの敵機を落とそう。

【偵察ミッション】

『スカイ・クロラ イノセン・テイセス』

敵軍の未確認施設を発見したロストックは、「クーガ隊」に施設の偵察を命じる。施設の全貌がわかるように、写真を撮ってくるのが作戦内容。離れすぎ、不鮮明、全部写ってない、などの写真は認められないので、細心の注意を払って施設を写真に収めよう。敵部隊に発見された場合は、僚機を守りながら全力で退避する必要がある。

【艦隊戦ミッション】

『スカイ・クロラ イノセン・テイセス』 『スカイ・クロラ イノセン・テイセス』

ロストックの管理する海域に集結しつつある敵艦隊を撃破する任務。集結を開始したのは、敵の虎の子「グレイシャ艦隊」であり、厳しい反撃が予想される。敵の砲火をかいくぐりながら、確実に攻撃を当てていこう。

【要塞戦ミッション】

『スカイ・クロラ イノセン・テイセス』 『スカイ・クロラ イノセン・テイセス』 『スカイ・クロラ イノセン・テイセス』

ロストックは海上輸送路確保のため敵要塞の攻略戦を開始、「クーガ隊」に要塞侵攻の命令が降りる。この要塞は火山の中腹に位置しており、巨大砲アミービックを擁する難攻不落の重要な軍事拠点だ。本来ならロストックの最新兵器で攻撃が行われるはずだったが、建造の遅れから作戦に参加できなくなってしまったという。熾烈な戦いが予想されるので、気を引き締めて任務に臨もう。


■物語に深くかかわる2人の大人たち

 新たしく判明した2人のキャラクターは、「クーガ隊」の所属する基地の司令官“萱場(カヤバ)”と、ロストック社情報部の次席情報部長“物集遠近(モズメ・トホチカ)”。“モズメ”は、今回のプロジェクトにおける最高責任者とのことなのだが、果たしてそのプロジェクトとは何なのか、物語のキーを握る人物の1人となりそうだ。

●萱場/CV:大林隆介●

「この戦いを勝利へと導いてほしい。最適の健闘を」

『スカイ・クロラ イノセン・テイセス』 『スカイ・クロラ イノセン・テイセス』

「クーガ隊」の所属する葉離友(ハリユ)基地の司令官で、パイロットたちからの信頼も厚い。度重なる昇進を頑なに固辞し、ヤマサキとともに前線へととどまり続けている。“モズメ”と、彼の進める「プロジェクト」に不穏な動きを感じ取るのだが。


●物集遠近/CV:前田剛●

「実力に見合った働きを期待する。では、最適の健闘を」

『スカイ・クロラ イノセン・テイセス』 『スカイ・クロラ イノセン・テイセス』

ロストックの情報部・次席情報部長。今回の「プロジェクト」における最高責任者でもある。“オリシナ”たち才能ある若手パイロットを「クーガ隊」へと送り込み、実戦の中でその実力を引き上げようとする。だが、それらもすべて、彼にとっては手段の1つでしかなかった。


■家族と、友だちと、恋人と! 一緒に空を飛べる「2Pアシスト」

 本作には、2Pリモコンを使った2人協力プレイ「2Pアシスト」機能が搭載されている。2Pリモコンを使うと、画面左上に「2P-ASSIST PRESS A BUTTON」という文字表示がでる。この状態でAボタンを押せば2つ目の照準が画面に表示されるので、あとはWiiリモコンでポインティングして、再びAボタンを押して機銃を発射すればよい。

『スカイ・クロラ イノセン・テイセス』
2P用の照準は、敵機が射程距離内に入ると青く表示される。それからAボタンを押せば機銃を当てやすい。1Pをフォローしながら一緒にゲームを楽しもう。

■スカイリィの姿も! 新たに判明した機体を公開

 また、本作に収録される機体が、新たに3種類明らかになった。この中には、映画で主人公たちの天敵でもあった“ティーチャー”の搭乗する、「スカイリィ・J2」と同系統の戦闘機と思われる「スカイリィ・D」も確認されている。

●泉流(センリュウ)●

『スカイ・クロラ イノセン・テイセス』 『スカイ・クロラ イノセン・テイセス』
ロストックの多目的機。タンデム(2人乗り)のため、偵察や要人護送などに使用されることが多い。

●スカイリィ・D●

『スカイ・クロラ イノセン・テイセス』 『スカイ・クロラ イノセン・テイセス』
ラウテルンの上級パイロットに与えられる機体。機体重量をものともしない強力なパワーのエンジンを持つこの機体は、軽さを特長とする「散香」とある意味対照的かもしれない。

●バイス●

『スカイ・クロラ イノセン・テイセス』 『スカイ・クロラ イノセン・テイセス』
ラウテルンの重攻撃機。強力な装甲を持ち、積載量の高さから弾頭を豊富に積むことができるので、対地攻撃に特化している。

※画面は開発中のもの。
(C)2008 森 博嗣/「スカイ・クロラ」製作委員会
(C)GeoEye (C)JAPAN SPACE IMAGING CORPORATION
(C)European Space Imaging
(C)2008 NBGI

データ

▼『スカイ・クロラ イノセン・テイセス』
■メーカー:バンダイナムコゲームス
■対応機種:Wii
■ジャンル:STG
■発売日:2008年10月16日予定
■価格:7,140円(税込)
 
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