【3分ランキング】始動！ 先週に引き続き『リズム天国ゴールド』が1位を獲得

文：電撃オンライン

　今週から始まりました「3分ランキング」のコーナー。「3分でわかる今週のゲーム市場」をコンセプトに、ゲームソフトの販売ランキングや、昨今のゲーム業界の動きについてお届けします。

　9月第1週（集計期間：2008年9月1日～7日）は、DS『リズム天国ゴールド』(任天堂)が先週に続いて2週連続3度目の1位を獲得。発売6週目の今週は、推定4.8万本を販売し、累計販売数を67.2万本まで伸ばしました。

　一方新作は、制作総指揮・坂口博信氏、キャラクターデザイン・鳥山明氏、音楽・植松伸夫氏という豪華制作陣によって開発されたDS『ブルードラゴン プラス』（AQインタラクティブ）が3位に初登場。販売実績は推定2.6万本（店頭消化率35％前後）で、前作Xbox 360『ブルードラゴン』の6.2万本（累計12.9万本）を下回る厳しい出足となりました。

　ハードとソフトの月間合計販売額は、昨年12月期以降9カ月連続で前年同月を下回り、2004年度以降拡大を続けてきたゲーム市場も今年に入ってからは縮小傾向。市場縮小の主な原因は、これまで市場を牽引してきたニンテンドーDSのハードが67.0％減の171億円、ソフトが30.2％減の470億円、全体では46.2％減の641憶円と半減したことが挙げられます。

　ニンテンドーDSは、ハードの普及台数がすでに2,300万台を突破し、成熟期に近づいていることから、市場縮小はある程度やむをえない状況といえるでしょう。ソフトに関しては、ミリオンを記録した『ドラゴンクエストV』（スクウェア・エニックス）や『リズム天国ゴールド』のヒットはあったものの、『脳トレ』シリーズをはじめとする知育系ソフトの販売に陰りが見え始めてきたことが市場縮小要因の1つだと思われます。

　明日9月13日には、大人気RPGシリーズの最新作『ポケットモンスター　プラチナ』（ポケモン）が発売されます。2006年9月発売のDS『ポケットモンスター　ダイヤモンド・パール』は、合計580万本を売り上げており、その新バージョンにあたる本作に期待が高まりますね。（アスキー総合研究所）

※カラーが付いているものは、今週の新作タイトル。
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