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2008年9月13日(土)

山本沙代&渡辺信一郎が放つガールズロードムービー「ミチコとハッチン」を紹介

文:電撃オンライン

 アニメスタジオ・マングローブの新作TVアニメ「ミチコとハッチン」が、10月15日よりフジテレビで放送開始となる。


 マングローブは、「サムライチャンプルー」や「Ergo Proxy」といったタイトルを制作してきたアニメスタジオだ。「ミチコとハッチン」では、「ANIMATRIX」、「サムライチャンプルー」などに携わった山本沙代さんが監督を、「カウボーイビバップ」の監督で知られる渡辺信一郎氏が音楽プロデューサーを担当。「オンナ同士の型破りなロードムービー」になるという。

 「カウボーイビバップ」でジャズ、「サムライチャンプルー」でヒップホップを打ち出してきた渡辺氏は、今作の音楽に、ラテンやボサノヴァに代表される「ブラジリアンミュージック」をピックアップ。本場ブラジルで活動するアーティスト・Kassin氏をパートナーに、リミックスでもなくカバーでもない本作だけのブラジル音楽を作り上げていくとのことだ。

 以下に、本作のストーリーとキャラクターを紹介していく。

■「ミチコとハッチン」INTRODUCTION■

 厳しい里親のもとで育ったものの、そこから逃げて自由に生きたいと願う少女“ハナ・モノーレス”――通称“ハッチン”。「でも、そんなことできるわけない」と決めつけて、すぐにあきらめてしまっていた“ハッチン”だったが、彼女の願いは、あるオンナとの出会いを機に思わぬ形でかなってしまうのだった。

 “ハッチン”の望みをかなえたオンナは、“ミチコ・マランドロ”。「絶対自由に生きるセクシー・ディーバ」である彼女は、不可能と言われていた監獄要塞からの脱獄に成功。危険な無法地帯をラティーノ・ビートに乗ってしなやかに生き抜いてきたのだという。

 出会いから紆余曲折を経て、スリルに満ちあふれた逃避行に出るハメになった彼女たち。舞台となる強烈な太陽が降り注ぐ原色の国で、2人を待っているものとは……?



■「ミチコとハッチン」CHARACTER■

“ミチコ・マランドロ”……CV:真木よう子
年齢不詳、住所不定、無職、前科無限大。恐ろしいほどの美貌を誇る、完璧な顔と身体の持ち主。脱獄不可能と噂される刑務所に収監されていた。根拠なき自信に満ち溢れ、いつも元気。決して人に頼らず、すべての行動を覚悟して行う。自分の目標を達成させるなら、それがどんなバカなことでも貫き通してしまう魅力的な女。

“ハナ・モレーノス”……CV:大後寿々花
通称“ハッチン”。“ミチコ”が惚れた男の娘で、本名は“ハナ”。物心がつく前に厳しいスパルタ教育家庭に預けられたためか、マジメな性格で、厳しい里親から逃げたいのだが「育ててくれてるんだし」と思い、自由をあきらめていた。

“ヒロシ・モレーノス”……CV:津田寛治
“ミチコ”のもとを逃げだした恋人で、“ハナ”の父。誰にでもとにかく優しいが、それが原因で問題が起こることもしばしば。また、かなりの楽天家でとんでもない失敗をよくするものの、仲間にはかわいがられていた。バスの爆発事故で死んだことになっているのだが……?

“アツコ・ジャキソン”……CV:坂井真紀
“ミチコ”の幼なじみ、というよりも幼い時からいつもアゴでこき使われていた。いつの日にか“ミチコ”を平伏させてやる! と誓い警察への道を進む。そして“ミチコ”を監獄要塞にブチ込んだものの、あれよあれよと脱獄されてしまう。しまったと思う反面、喜々として“ミチコ”の後を追うことに。

(C)2008 manglobe/Caliente latino

■TVアニメ「ミチコとハッチン」
【放送局】フジテレビ
【放送日時】
 フジテレビ……10月15日より毎週水曜 26:08~

【スタッフ】(※敬称略)
 原作:manglobe
 監督:山本沙代
 脚本:宇治田隆史
 キャラクターデザイン:清水洋
 ミチコバイクデザイン:コヤマシゲト
 キャラクターファッションデザイン:山上真理子、山崎省吾
 色彩設計:広瀬いづみ
 美術監督:田村せいき
 音楽:Kassin
 音響監督:たなかかずや
 音楽プロデューサー:渡辺信一郎
 制作:マングローブ
 製作:Caliente latino
 他

【キャスト】(※敬称略)
 “ミチコ”役:真木よう子
 “ハッチン”役:大後寿々花
 “アツコ”役:坂井真紀
 “ヒロシ”役:津田寛治
 “ペペリマ”役:小日向しえ
 他

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