2008年9月22日(月)
9月20日に、Webラジオ番組「ワールド・デストラクション ~世界放送委員会~」の公開録音が、東京都内の文化放送メディアプラスホールで行われた。
「ワールド・デストラクション ~世界放送委員会~」は、クロスメディアで展開する「ワールド・デストラクション プロジェクト」におけるコンテンツの1つとして、「アニメイトTV WEB」で毎週木曜日に配信されているWebラジオ。パーソナリティは、“トッピー・トプラン(以下“トッピー”)”役の古谷徹氏とアニメ版“リ・ア=ドラグネール(以下“リ・ア”)”役の小林ゆうさんが務めている。以下に、今回行われた公開録音の模様をお届けする。
左から、“トッピー”役の古谷徹氏、“リ・ア”役の小林ゆうさん。小林さんは、番組初の公開録音ということで若干緊張気味とのこと。 |
公開録音は、「お悩み撲滅委員会」と「思い出救済委員会」のコーナーからスタート。リスナーからのお便りにあった「父さん、こんな古いものを……」や「戦闘力が数倍に跳ね上がるぞ」といったセリフを、古谷氏が某ロボットアニメの主人公風にアレンジして読み上げ、早くも会場を盛り上げていた。詳しくは、10月2日配信予定の番組内でぜひ確認してほしい。
次のコーナーは、「ワールド・デストラクション特別勉強会」。ここでなんと、“トッピー”の着ぐるみが、プロデューサーの下里陽一氏に手を引かれて登場。着ぐるみのお披露目を果たした下里氏、この日はゲームの最新情報ではなく、「“トッピー”のカバンには何が入っているか」という秘密を明かしていた。
下里氏が手を引く“トッピー”は、以前の放送でも言われていたように、少し大きめ。着ぐるみの“トッピー”はヒザがなく、ゆっくりした歩みに、会場からはあたたかな笑いがもれていた。 | やっとのことで中心に移動した“トッピー”。「バンザイして!」と言われ、果敢にも手を上げる“トッピー”だが、どうやら90度しか手が上がらないようだ。 |
明かされた“トッピー”のカバンの中身。なんと、カバンの中からは「電撃「マ)王」が飛び出す! 他にも“マフィ”の写真や、どら焼きなどいろいろなものが入っていた。 | カバンから出てきたものが来場者に見えるよう、机の上に置く小林さん。古谷氏のCDが特にお気に入りのご様子。 |
コーナーは「委員会・支部報告」へと移り、下里氏と“トッピー”は惜しまれながらの退場となった。ここでは、DSを壊してしまった小林さんのエピソードや、黒髪になった小林さんについての話、『ワールド・デストラクション』のキャラクターがグッズ化されるとしたら? などの話題で盛り上がっていた。これも詳しくは、10月2日配信の番組をチェック!
なお、公開収録はここで終了となったが、会場に来た人だけのお楽しみタイムとして「世界ジェスチャー委員会」コーナーが行われた。このコーナーは、スクリーンに映し出されたお題をジェスチャーで表現して、もう1人がそのお題を当てるというもの。なお、本日の特別ゲストである“トッピー”の着ぐるみも、盛り上げ役として登場していた。
お題を当てると、1問につき1,000円の賞金が出ると聞いた2人。古谷氏は「刺身が食べたい!」、小林さんは「わたしは豚が食べたい」と、がぜんヤル気を見せていた。最初にチャレンジした古谷氏は非常にうまいジェスチャーを披露して、なんと25問中23問正解という好記録を出す。しかし小林さんは、最初の「宇宙人」というお題で手こずり、問題を消化することなく13問中11問正解という残念な結果に終わってしまった。
後で「僕はジェスチャーの才能があるんですかね」ともらした古谷氏。難しいお題も、その才能でことごとくかわしていく。 | 「野球」というお題では、小林さんが「星飛雄馬!」と答える場面も。また、お題「ラーメン」では「うどん、そば……落語!」という回答も飛び出した。 |
お題「警察官」では、古谷氏が警察手帳を出すジェスチャーで表現。しかし小林さんからは「わたくし、こういうものです」と、その動きに声をあてるアフレコのような珍回答が出ていた。 | お題「“キリエ”(主人公)」が出たとき、会場がどよめき「これは無理だろう」という声も聞こえた。だが古谷氏は、機転を働かせてポスターの“キリエ”を指差し、この無理難題を見事にかわしていた。 |
難題の「宇宙人」では、四つんばいになったり、体を揺らしたりと、小林さんもかなり混乱気味。 | 「カニ」というお題で、「手が……手が足りない」と苦しむ小林さん。この様子に、会場は爆笑に包まれた。 |
コーナー終了後、拍手に包まれて退場する“トッピー”。古谷氏も「さっそうと駆けて帰るぞクマ!」とセリフを叫びつつ、その様子を盛り上げていた。 |
イベント終了後、ファンに向けたメッセージをいただいたので掲載する。
古谷氏:最初、ゲームで“トッピー”に出会い、アニメとWebラジオが始まって、彼はグッズ化や着ぐるみ化などもされました。今日は、自分のキャラクターが愛されているのがわかって、とてもうれしかったです。皆さんの記憶に残るキャラクターになるよう頑張りたいです。ラジオはこれからもまだまだ続きます。楽しいお便り、お待ちしています!
小林さん:古谷さんが演じている“トッピー”は、本当に人気があるキャラクターで、今日もそれをすごく感じました。私はまだまだ駆け出しですが、古谷さんみたいに、記憶に残るキャラクターを残して、記憶に残る役者さんになりたいと思っています。これからも“リ・ア”役を力いっぱい演じていきたいです!
下里氏:今回の収録には、若い人からお年寄りの方までお越しいただき、この作品はすごい幅広い層に愛されていると感じました。ゲームが9月25日に発売され、アニメのDVD第1巻も9月26日に発売されるので、ぜひ手にとっていただきたいです。
小林さんはこの日、緊張のあまり、お弁当を食べられなかったそう。しかし最後には「日本全国で公開収録をしたいです!」と、今回のイベントを楽しんでいたようだ。 |
(C)SEGA
■「ワールド・デストラクション ~世界放送委員会~」公開録音