2008年10月3日(金)
ESP(エンターテインメント・ソフトウェア・パブリッシング)は、DS用ACT『はじめの一歩 THE FIGHTING! DS(以下、はじめの一歩DS)』を12月4日に発売する。価格は5,040円(税込)。
『はじめの一歩DS』は、PS2やPSPで発売されたボクシングゲーム『はじめの一歩』シリーズの最新作。従来のシリーズのテーマは「本格的なボクシングアクション」だったが、今回は「新感覚ボクシングアクション」をテーマにしている。パンチやスウェー、移動など、すべての操作をタッチペンのみで行えるのが特徴だ。
“沢村竜平”にデンプシー・ロールを繰り出す“一歩”。タッチパネルに∞(無限大)を描けばデンプシー・ロールを繰り出すことができる。 | 浪速のロッキー“千堂”との死闘もDSで体験できる。スマッシュを駆使して挑んでくる“千堂”に打ち勝つことができるか? |
“ランディー・ボーイ・ジュニア”に渾身のジョルトを叩き込む“宮田”。“ランディー”は、原作同様にスイッチを繰り返し、いろいろな角度から攻撃してくる。 |
“マルコム・ゲドー”の魔術(マジック)で視覚を奪われ、見えない場所からの攻撃に苦しめられる“一歩”。 | ラウンド間のインターバルではいろいろな行動ができる。体力や視力などを回復できるので、状況に応じて最適な選択をしたい。 |
ゲームモードには、ライバルを次々に倒していく「チャレンジモード」や、チャレンジモードで倒した20人以上のキャラクターを使える「フリー対戦」、原作の特訓をモチーフとした「ミニゲーム」などを収録。またDSの通信機能を使った「対戦」では、パンチ力やディフェンス力、体力などを自分好みに調節して戦うことも可能だ。
『はじめの一歩DS』には、原作で登場した特訓をモチーフとしたミニゲームを収録している。「木の葉つかみ」は“一歩”がボクシングを始めるきっかけとなった特訓。他に、マンガの中でもよく登場する「ミット打ち」などがあるようだ。ミニゲームは「チャレンジモード」の試合前にプレイすることもでき、プレイ内容によって試合中のパラメーターに影響が出る。例えば「テニスボールキャッチ」を成功させればフットワークスピードが上がり、「薪割り」を成功させればパンチ力がアップする。
舞い落ちる木の葉をタッチしてつかもう。何枚つかむことができる? | 会長のミットをめがけてパンチを打ち込むミニゲーム。普段の練習が試合に生きてくる。 |
会長が投げるテニスボールをキャッチしよう。上下左右に素早く反応してフットワークスピードを上げろ。 | 犬の“ワンポ”が投げ入れる薪をうまく割ろう。薪がまっすぐになった瞬間に割ればOKだ! |
また、「チャレンジモード」や「フリー対戦」、「ミニゲーム」など、すべてのゲームモードの戦績や結果などの細かいデータを「データブック」で閲覧可能。自分の現在の強さや、成長度合いをここで確認できる。さらに、ランダムで選ばれたミニゲームをプレイし、結果を数値化した「本日のボクサー度」のデータも年間、月間、週間で閲覧することができる。なお、この「本日のボクサー度」は一日に1回しか計測できない。
データブックでは今までプレイした試合の戦績を閲覧することができる。他に、ミニゲームの結果もデータ&グラフ化されている。 |
マジメな性格で努力家な、右のインファイター。ドジでいじめられっ子、気弱な少年だったが、ボクシングと出会い修練するうちに、精神的にもたくましく成長していく。破壊力抜群の強打を武器に激戦区と呼ばれるフェザー級で頂点を目指す。 |
なお本作は、10月9日~12日に千葉・幕張メッセで開催される「東京ゲームショウ2008」のディースリー・パブリッシャーブースにプレイアブル出展される。また、ステージイベントでは、ゲーム大会も行われるそうなので、期待しておこう。
(C)森川ジョージ/講談社
(C)2008 ESP/講談社
※画面は開発中のもの。