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2008年10月12日(日)

発売前から絶頂? 『VitaminZ』の声優&主題歌が決定したVitamin補給イベント

文:電撃オンライン

 「東京ゲームショウ2008」のディースリー・パブリッシャーブースにおいて、「Vitamin補給イベント」が開催された。

 このイベントは、10月30日に発売されるDS用AVG『VitaminY』の開発者や出演声優をゲストに招いて、開発者トークや、ソフトのプレイ・スペシャルトークが展開するというもの。『Vitamin』シリーズのディレクター・岩崎大介氏と、原画を担当する前田浩孝氏がまず登場し、ユーザーからの質問に答えた。

 制作の苦労話を聞かれた前田氏は、ゲーム中に出てくる水着のシーンの角度を決めるのに時間がかかったと説明。対して岩崎氏は、PS2版の限定版時にイラストの修正依頼がディースリー・パブリッシャーから来て、正月に“一”にワキ毛をつけるお願いをしたことをコメントした。

他にも、「いちばん派手なパンツは誰?」と質問も。2人はすぐさま“瞬”という答えを出した。

 ここでゲストとして、“真壁翼”役の鈴木達央氏、“斑目瑞希”役の菅沼久義氏が姿を見せた。まず最初に鈴木氏が、ミニゲーム「薔薇色ショウタイム」をプレイ。このゲームは、“翼”のアトラクションで、指定された部分をタイミングよくタッチするリズムゲームだ。ゲームが始まるや「これ、無理だろ~!」を連呼する鈴木氏。どうやら、さっきまで控え室で優しいモードで練習していたため、今回は普通の難易度を選択したのだが、それがあだとなっていた。何度も失敗していると画面内にいる“翼”から「よく見ろ!」と突っ込まれ、ブースは大爆笑に包まれた。

ゲーム画面が映し出され、デフォルメキャラが表示されると「カワイイ――!!」と黄色い歓声がこだましたが、鈴木氏の結果は散々なもの。これではゲームのおもしろさを伝えられないと思った鈴木氏は、優しいモードで再びプレイ。なんとか成功して、自身の演じる“翼”にリベンジを果たした。

 次に菅沼氏は、「VitaSpeed!!」に挑戦。これは、出てきたキャラクターにビンタをするというゲーム。今回はなんとゲームショウバージョンということで、特別に“翼”と“瑞希”しか出てこないバージョンだという。さらにキャラクターボイスを抜いてあるということで、2人がその場でアドリブすることに。菅沼氏はタッチペンをこすり、“翼”にビンタをしていく。見事に“翼”をエクスタシーに導くと鈴木氏は「エクセレンー」や「なかなかかいいビンタだ」というセリフを披露。これに対して、自分のキャラクターにビンタをしていた菅沼氏は「先生、大好きっ!」と発言し、会場に集まった先生たちを絶叫させた。

菅沼氏の「先生、大好きっ!」という発言に対して、鈴木氏は「叩かれて「好き」と発言するなんてどんだけMなんだよ!」と突っ込みを。なお、製品版では各キャラクターが登場し、きちんと声が入っているので、安心してほしい。

 ここで、集ったファンの前に「特報」の文字が! スクリーンに注目すると、映像が上映され『VitaminZ』のキャラクターと演じる声優が公開された。以下に画像を掲載するので、チェックしてほしい。

今度の相手は「B6」を上回る? 生徒「A4」と「P2」に、彼らを指導する「GTR」3人に、理事長とその秘書が公開! キャストのイラストが公開されるたびに、客席からは悲鳴にも似た歓声が上がりっぱなしであった。

 さらに、前作に登場した「B6」が、本作にも登場することが明かされた。なお、意外な形でストーリーに絡んでくるとのことなので、続報に期待しておこう。

 ここで特別ゲストとして、「A4」の“成宮天十郎”役のKENN氏と、“不破千聖”役の前野智昭氏が登壇。KENN氏は「かっこよくてスポーツできそうなのに、アホってどうですかね?」と発言したのに対して、前野氏は「3日前にこのことを聞いて驚きました。やる気のない感じのキャラですね(鈴木氏が「お前と一緒じゃん」と突っ込む)。そんな彼をどう演じるか考えたいです」と続けた。

新キャラを演じるKENN氏と前野氏に対して、鈴木氏は「みんなが新キャラに夢中で、ジェラシーを感じる」とコメント。さみしがり屋な一面も見せた。

 さらに『VitaminZ』の主題歌を歌うキャラクターが公開された。スクリーンに映し出されたのは、“成宮天十郎”と“不破千聖”による「天と千」。タイトルは「絶頂HEAVEN-クライマックス ヘブン-」で、これには岩崎氏の「いきなりクライマックスのテンションに持っていきたい」という願いが込められているのだという。

主題歌を歌うキャラクターとタイトルが決定! テーマは「ディープインパクト」ということだ。

 最後に、登壇した6人からファンへのメッセージが贈られて「Vitamin補給イベント」は終了となった。なお、電撃オンラインでは、『VitaminZ』の続報が入り次第、お届けしていくので期待していてほしい。

(C)2008 HuneX (C)2008 D3 PUBLISHER

■「東京ゲームショウ2008」開催概要
【開催期間】
 ・ビジネスデイ……2008年10月9日~10日
 ・一般公開日……2008年10月11日~12日
【開催会場】幕張メッセ(千葉県)
【入場料】
 一般(中学生以上)……前売り 1,000円(税込)/当日1,200円(税込)
 小学生以下……無料
 特別割引入場券……当日券のみ 100円(税込)

データ

▼『VitaminZ』
■メーカー:ディースリー・パブリッシャー
■対応機種:PS2
■ジャンル:AVG
■発売日:2009年春発売
■価格:通常版 7,140円(税込)/限定版 9,240円(税込)
▼『VitaminY』
■メーカー:ディースリー・パブリッシャー
■対応機種:DS
■ジャンル:AVG
■発売日:2008年10月30日
■価格:4,410円(税込)

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