2008年10月31日(金)
本作では、「プレイヤー=神様」という構図を生かしたシステムがいくつも搭載される。戦闘に介入できる「輝蹟」、キャラクターに新たな能力を授ける「祈願」、「神託」、キャラクターの信仰心を上げられる「宣誓」など、その効果を以下に紹介しよう。
「輝蹟」とは、神様が戦闘に介入する力のことで、敵のターン中であっても行使することができる。「輝蹟」を使用すれば、さまざまな恩恵をもたらすことが可能で、使うには「輝力」というポイントが必要となる。
▲敵の攻撃演出に入る前であれば、自ターン、敵ターンを問わず使用できる「輝蹟」。使用するのに必要な「輝力」は、後ほど説明する「宣誓」などで増加させることができる。 |
神様であるプレイヤーは、ユニットキャラクターからの「祈願」に応えて、2つの選択肢から好きな能力を新たに授けることが可能。「神託」では、ユニットごとに5種類ずつ用意された成長パラメータをお告げという形で選択し、自分の好みの育成や効率よく成長するパターンを選ぶこともできる。
▲「神託」は、「輝力」を消費せずにユニットの成長パラメータを変化させることができる。民の悩みを解決する「祈願」は、願いをかなえるのに「輝力」を消費するので、使いすぎると戦闘で「輝蹟」が使えない、という事態にも。 |
本作では、戦闘開始時に、キャラクターが神に誓いを立てる「宣誓」が発生することがある。「宣誓」を行うキャラクターと宣誓内容は戦闘マップごとに定められており、誓いを受け入れて手助けをすれば、そのキャラクターの持つ能力「聖痕解放(ディヴァインブースト)」がユニットのSPの代わりに輝力を消費して発動し、パワーアップ状態が通常より長く続くことになる。
「宣誓」が達成されればキャラクターの信仰心がアップするとともに、神の力を行使するための「輝力」の最大値も増加する。なお、「宣誓」を達成するための条件は戦闘出撃時に確認できるので、できる限り狙っていくといいだろう。
▲上記の画像であれば、“アレクシード”が「戦闘中、一人たりとも戦闘不能者を出さない!」という条件の誓いを立てている。このマップを、戦闘不能者を出さずにクリアすれば“アレクシード”の信仰心がアップするとともに、「輝力」の最大値が増加する。 |
戦闘に出撃するユニットは、初めに述べた通りマスターとサーバントの2種類が存在する。マスターは、物語をつむいでいくキャラクターたちのことであり、サーバントは1マスターにつき1種類存在するユニット。
マスターは物語の進捗によって仲間になるが、サーバントはマスターに対応したキャラクターをプレイヤーが自由に雇って、名前も自由に決めることができる。サーバントの入隊時には、「初心者(Lv1)か「熟練者(適正Lv)」かを選択可能で、属性耐性や外見は数パターンのうちからランダムで決定される。
またマスターは、キャラクターごとにさまざまな効果を持つ「マスターコマンド」をサーバントに対して使うことも可能だ。
▲先ほどのキャラクター紹介にもあったように、マスターとサーバントは主従や制作者など、さまざまな関係で結ばれている。マスターコマンドも、「周囲のサーバントの戦闘能力を引き上げる」といった効果や、「サーバントを召喚する」といった内容のもの、マスターの個性にあったものが存在するとのことだ。 |
なお戦闘では、サーバントの出撃数が多いほどマスターの能力にボーナスが付いていく。逆にサーバントよりレベルの高いマスターであれば、レベル差分のボーナスをサーバントのパラメータに与えることができる。
それ以外にも、マスターが周囲のサーバントに号令をかけることで、2人~7人での協力攻撃を行うことも可能。マスターを含めて4人以上で攻撃すれば、それぞれの組み合わせによる「属性」の付加された攻撃となり、防御力やHPの高い巨大なボス敵などに対して、有効な攻撃手段となる。
▲マスターとサーバントの協力攻撃では、参加ユニットが増えるほどダメージが高くなるものの、次の行動までの待ち時間(WT)が参加ユニット全員に追加されてしまう。ボーナス値が付くなど、一緒に出撃させるメリットは多いが、協力攻撃は使いどころが重要だろう。 |
本作を店頭で予約すると、下記画像のようなオフィシャルビジュアルブックが付いてくる。飯塚武史氏の描いたキャラクターイラストが満載なので、ソフトを購入予定の人は今から予約しておこう。
(C)FLIGHT-PLAN 2009