ドラマチックに物語が変化する伝奇AVG『夢想灯籠』の最新情報をお届け！

文：電撃オンライン

　日本一ソフトウェアは、2009年発売予定のPSP用AVG『夢想灯籠（むそうとうろう）』の最新情報を公開した。

　『夢想灯籠』は、日本一ソフトウェアがフォグやブロッコリーと共同で開発中の伝奇系テキストアドベンチャーゲーム。「輪廻転生」をテーマとしており、現世を生きる剣術に長けた青年“阪守鷲志”と、灯籠が流れる「黄泉の世界」でたたずむ少女“各務”の、悲しく美しい因果の物語がつづられる。

　本作は通常版の他に初回限定版があり、限定版には設定資料集とドラマCDが同梱される。予約した人には特典としてポストカードセットが贈られる。ポストカードは全6枚で、3枚は特殊加工印刷を施したもの、残りの3枚は豪華イラストレーター陣が描く美麗イラストを使用したものとのことだ。

　前回の記事で、ストーリーと主要キャラクターをお届けしたが、今回新たにサブキャラクターとゲームシステム「DDS（ドラマチック・ディレクション・システム）」に関する情報が公開された。それらを、最新の画像とあわせて以下で紹介していく。

【サブキャラクター】

巴（ともえ）		阿部隼人（あべはやと）
“灯”の双子の姉妹。外見は似ているが性格は正反対で、おとなしく慎重派。基本的に無表情の場合が多い。“灯”が気になるものに対して、無警戒に近寄り触ったりするのに対し、彼女は距離をとったままジッと観察して対象を理解しようとする。		旅行で“鷲志”たちが住む村を訪れている青年。一見優男に見えるが、武術に通じているらしく、“鷲志”の剣の腕に初対面で気づく。スマートな物腰や繊細な感性に加えて、アンニュイな雰囲気などがカリスマ性を感じさせる謎多き人物。

▲背景を含むCGの総枚数は、500枚以上という本作。各キャラクターの様子が描かれているイベントCGも、数多く用意されている。

▲会話シーンでのキャラクターの表情変化も、カットインイラストによって表現。表情がころころ変わる“灯”との会話シーンは、特に華やいだ雰囲気になりそうだ。

【DDS（ドラマチック・ディレクション・システム）】

　本作は、6月15日～30日の共通シナリオをプレイした後、7月1日～14日に選んだ選択肢によって7月15日以降のシナリオが変化する。物語が結末に向けて大きく動くのは、7月1日～14日の2週間。この期間にプレイヤーが選択した行動によって各キャラクターの好感度が変動し、物語が分岐していく。この分岐システムが、DDS（ドラマチック・ディレクション・システム）だ。

▲DDSは、攻略キャラクターの好感度はもちろん、“鷲志”たちを縛る運命の鎖を断ち切れるのかどうかという、物語の根幹の部分にも密接に絡んでくる。

【スクリーンショット】

(C)2009 FOG/NIPPON ICHI SOFTWARE INC./BROCCOLI

▼『夢想灯籠(むそうとうろう)』

■メーカー：日本一ソフトウェア

■対応機種：PSP

■ジャンル：AVG

■発売日：2009年予定

■価格：通常版 5,040円(税込）/初回限定版 7,140円(税込)

　

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