2008年12月8日(月)
DVDが早くも発売決定! 先生が集結した『花宵ロマネスク』イベント夜の部レポ
12月7日に東京・新宿にある「東京厚生年金会館大ホール」において、イベント「花宵ロマネスク 君に逢ひし刻2008 さざんかの昼、柊の夜」が開催された。
このイベントは、ケータイやコンシューマで展開中の女性向けゲーム『花宵ロマネスク』のファン感謝イベント。主要キャラクターの声を担当する声優・緑川光氏(“宝生綾芽”役)、鈴村健一氏(“宝生菫”役)、保志総一朗氏(“城崎ともゑ”役)、諏訪部順一氏(“宝生桔梗”役)、遊佐浩二氏(“宝生葵”役)の5名が参加した。イベントは、昼夜2回にわたって行われ、声優陣による朗読劇やトークショーが行われた。今回は夜公演の模様を掲載するので、昼の部とあわせてご覧いただきたい。
▲ステージに姿を見せたのは、左から鈴村氏、遊佐氏、緑川氏、保志氏、諏訪部氏という人気声優の面々。会場に集まった先生にあいさつを行うと、夜の部はスタートした。 |
昼の部でも行われた朗読劇だが、夜の部では違うストーリーが展開。クリスマスに向けて買い物を楽しむ“桔梗”と、彼に連れ回される“葵”をメインに、“綾芽”や“菫”、そして“ともゑ”がからんでくるというオリジナルストーリーとなっていた。鈴の音に導かれる5人は、一体何を目撃するのだろうか……。
▲遊佐氏の演じる“葵”が発言するたびに、諏訪部氏の“桔梗”がテンポよく突っ込むという展開に、会場は幾度となく笑いに包まれた。 |
▲“綾芽”、“菫”、“ともゑ”が登場するや、客席からか黄色い声援が上がる場面も。 |
特報のコーナーで明かされたのは、『花宵ロマネスク』の原作者である加藤千穂美さんが手掛ける「クラノア」のインターネットラジオ「クラノア放送委員会」が、来年1月9日から放送されるということ。パーソナリティは“イチ”役の小野大輔氏と“ナナ”役の下野紘氏という守護霊コンビだ。加藤さんが手掛けるケータイ恋愛シミュレーションが、さらに世界観を広げるということなので、楽しみにしておこう。他にも、加藤さんとドラマCDで主人公“桐原珠美”役を演じた前田愛さんからのビデオメッセージや、“宝生紫陽”役の平田広明氏と“宝生蓮太郎”役の小野大輔氏からの合作ビデオコメントが公開された。
また、当日から配信がスタートしている『花宵ロマネスク2』のPVも上映された。新キャラは、「ロゴスをもたらす転校生」“柾木湊”と、「生徒に人気の音楽教師」“長谷川涼平”の2人。いったいどんな風に、これまでキャラクターと接することになるのだろうか? |
続いて、声優陣による「復刻!ラヂオ花宵ロマネスク」のコーナーに。昼の部とあわせて、この日限りの復活となるこのコーナーでは、「あなたの知らないロゴスな世界」や「心理テスト」などの人気コーナーを再び堪能できた。
ロゴスに呪われているとしか考えられない驚きの体験を紹介する「あなたの知らないロゴスな世界」では、「なぜか自分の後ろに長蛇の列ができる」というロゴスについてや、店に行ってカフェラテなどを頼むと「いつもミルクが切れる」というロゴスについて、出演者一同が熱弁。最終的に、なんの解決にもなっていないものもあったが、お約束の「ロゴス、解放~~☆」でまとめた。
次の「心理テスト」のコーナーでは、「マラソン大会で、ここまであなたと同じペースの人に対して何をする?」という質問に対し、遊佐氏が「転んだフリをして眉間にパンチ!」、諏訪部氏は「ゴールしたら「最高の一言」を言う」、保志氏は「もう限界だ、このレースで引退しよう」、昼の部で過激派になったという緑川氏も「眉間にパンチ」を選択。この選択が「このイベント中に、あなたが考えている行動」ということが鈴村氏の口から明かされると、出演者は「意外と合っている」と納得していたが、保志氏には「引退しないで~」とファンから悲痛とも取れる叫び声が上がった。
また「居酒屋でトイレから戻ってきた際に、他のグループの席に座ってしまったらどうする?」という質問も。これに保志氏と遊佐氏が「とにかく食ってやる」を、緑川氏と諏訪部氏は「持ちネタを披露する」を選択していたのだが、この選択は「間違えて女湯に入った時に、とる行動」を表すというもの。緑川氏は女湯に入ってしまった場合、転んで助けに来た女性の眉間にパンチするという行動に出ると笑いながら話していた。
▲会場で販売されているグッズを紹介するコーナーでは、出演者は「復刻版 おみくじ」に夢中! 大吉に歓声を上げる遊佐氏や、大凶を引き当て落ち込む諏訪部氏、おみくじに書かれていることを“綾芽”の声で読み上げる緑川氏など、終始盛り上がっていた。 |
▲アフレココーナーでは、当日から配信がスタートしている『花宵ロマネスク2』のプロローグ部分を声優陣が演じた。“柾木湊”と“長谷川涼平”という2人の新キャラクターこそ登場しなかったが、彼らと交流した5人の姿を描いたこのプロローグは、他では楽しめない書き下ろしのストーリーとなっていた。 |
最後には、本日のイベントの感想を述べた5人の出演者が、手に持った薔薇を客席に投げ入れるという演出が行われ、イベントは終了となった。
なお、本イベントのDVDが早くも発売決定! 発売日は2009年4月22日予定で、価格は6,930円(税込)。DVD2枚組みで約200分もの映像を楽しめるというので、会場で盛り上がった先生も、残念ながら参加できなかった先生も楽しみにしておこう。
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【開催日】2008年12月7日(※終了)
【開催会場】東京厚生年金会館大ホール
【出演者】(敬称略)
・緑川光(“宝生綾芽”役)
・鈴村健一(“宝生菫”役)
・保志総一朗(“城崎ともゑ”役)
・諏訪部順一(“宝生桔梗”役)
・遊佐浩二(“宝生葵”役)
- ▼「花宵ロマネスク君に逢ひし刻2008~さざんかと柊」
- ■販売元:セルピュータ
- ■品番:通常版 CPBA-10040
- ■発売日:2009年4月22日
- ■価格:通常版 6,930円(税込)