2008年12月13日(土)
バンダイナムコゲームスは、2009年発売予定のPSP用ソフト『とらドラ!(仮)』の新情報を公開した。
本作は、現在TVアニメも放映されている竹宮ゆゆこ先生原作のノベル「とらドラ!」(アスキー・メディアワークス刊)をモチーフにしたAVG。プレイヤーは主人公“高須竜児”となって、ヒロイン“逢坂大河”をはじめとするさまざまなキャラクターとの会話を通じてストーリーを進めていく。今回は、本作の会話システムを紹介していこう。
本作の会話には、「モーションポートレート」というシステムが採用されている。これは、2Dの一枚絵を生きているかのように滑らかに動かす表現方法。口パクや、瞳を潤ませたりするだけでなく、呼吸にあわせた胸の動きまで再現されるという。
▲こちらは、“大河”&“実乃梨”の表情集。モーションポートレートによって、彼女たちの表情は、シームレスに変化を遂げていくのだ。表情豊かな彼女たちとの会話は、見ているだけでも楽しそう。 |
続いて、ゲーム中での実際の会話の流れを紹介していく。本作の会話部分でもっとも重要になってくる要素、それがシンクロ率だ。まずは会話のテーマを決定し、発生する選択肢を選んでいくことで会話は進行していくが、会話を継続していけるかどうかはシンクロ率によって決定する。シンクロ率をしっかり上げていけば会話も続いていくが、逆につまらないと思われてしまうと強制的に会話を終了されたりもするのだ。
▲キャラクターそれぞれに合わせたテーマ選択が、会話を続けるうえで重要な要素となりそうだ。 |
本作ではプレイヤーは、主人公“高須竜児”となって、3Dで描かれた学園や街を舞台に、さまざまなものを探索したり、そこで出会うキャラクターたちと会話したり、一緒にイベントをこなすことになる。それによって、ストーリーは進行していくのだ。3Dで表現されたSDキャラクターたちはじつにキュート。コロコロと表情を変え、コミカルに画面上を動き回る。
▲“高須”家のあるアパートはもちろん、“大河”のマンションも3Dで再現されている。 |
▲フキダシに「!」マークを浮かべる“大河”。よく見ると、SDキャラクターも目をしかめているようだ。果たして彼女の身に何があったのだろうか? |
(C)竹宮ゆゆこ/アスキー・メディアワークス/「とらドラ!」製作委員会
(C)2008 NBGI
※画像は開発中のものです。