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2008年12月19日(金)

進化のカギは食料確保と子孫繁栄!? 『サルさる DS』来年2月発売

文:電撃オンライン

 ディースリー・パブリッシャーは、2009年2月にDS用SLG『サルさる DS』を発売する。価格は3,990円(税込)。


 本作は、モバイル用サイト「mobGame」でリリースされている人気アプリ『サルさる』をDSに移植したもの。石器時代の原始人たちの生活をモチーフにした、サバイバルSLGだ。DS移植に際してさまざまな要素がパワーアップしており、アプリを体験した人でも楽しめる。

 プレイヤーは、原始人部族を指揮する立場として、原始人の行動や、移住先などを決定する。余暇活動が原始人の進化や発明を促進する仕組みになっており、効率的に食料を確保することで、余暇を増やすことができる。生きるため、部族を発展させるため、的確な指示を出して、原始人をできるだけ早く新人に進化させることが、本作の目的だ。

サルを進化させ、ヒトへ導いていく本作。1回の選択で1つの季節が経過し、食料がなくなり餓死したり、ケガ、病気、寿命などで、部族のサルがすべて死んでしまうと、ゲームオーバーとなる。

 ゲーム中、狩猟できる獲物は50種類以上登場する。狩りに成功すると食料以外にも、戦利品を得ることがあるという。戦利品からは衣服やアクセサリーを作成でき、原始人の着せ替えができるようになる。

いろいろな獲物をハンティングできる本作。獲物を狩った時に入手できる戦利品からできる着せ替えをコレクションするのもおもしろそうだ。
獲物を狩猟すると「肉」を獲得できるのだが、サルたちがケガをすることもある。また食料確保の手段として、現在地の「果実」や「貝類」を集める採取が存在。食料がなくなったり、獲物がいなくなったら、次の場所を求めて移住しよう。
石器を作ることで、狩猟を有利に進められる。「肉」確保のためにも積極的に行いたい。余暇を取ると、何かを発明することがあるという。また、この余暇をオスとメスのペアで取ると子孫が増えやすくなる。

 サルには、「赤ちゃん」、「幼児期」、「少年期」、「青年期」、「中年期」、「老年期」があり、それぞれの年齢ごとにグラフィックが変化する。年齢の時期や妊娠中など、サルの状況によっては命令できる行動に制限がかかるので、老若男女のバランスがよい部族を目指したい。

まれに白髪で生まれるサルがいる。彼らは成長すると、いずれかの能力のエキスパートになるというので、大事に育てよう。部族の助けになってくれるだろう。

 生活のためには、果実や貝類だけではなく、やはり肉が必須となる。肉を得るためには、獲物を狩猟する必要があるが、獲物は1匹だけでなく群れの場合もあるという。サルたちよりも弱そうな獲物を選ぶことで、ケガを負うリスクを低くできる。

狩猟では、サルを動かし陣形を変えて闘うことに。サルは近い場所にいる獲物から攻撃するので、1匹を囲んで攻撃するほうが効率がよくなる。しかし近づけすぎると攻撃を受けた時に、近くのサルまで被害を受ける場合があるため、状況に応じて配置を変えるのがコツだ。獲物に近いほど攻撃の命中率は高くなる。円の内側だと近距離攻撃で、外側だと遠距離攻撃になるが、「ダゲキ」、「トウテキ」を選ぶことで、一括変更が可能。ケガを負ってしまうと戦闘を続けられないばかりか、回復にも時間がかかるので、獲物を倒せなさそうなら「モドル」を選択することも、頭に入れておきたい。

(C)2008 mobcast (C)2008 D3 PUBLISHER
※画面は開発中のもの。

データ

▼『サルさる DS』
■メーカー:ディースリー・パブリッシャー
■対応機種:DS
■ジャンル:SLG
■発売日:2009年2月予定
■価格:3,990円(税込)
 
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