2008年12月26日(金)
スクウェア・エニックスより2009年3月28日に発売されるDS用ソフト『ドラゴンクエストIX 星空の守り人(以下、ドラクエIX)』。今年最後の情報は、マルチプレイの要素を中心にお届けする。
▲春休みに発売され、1カ月後にはゴールデンウィークも控える本作。マルチプレイで友だちと遊ぶ機会も増えるはずだ! |
『ドラクエIX』は、堀井雄二氏がシナリオ・ゲームデザイン、鳥山明氏がキャラクターデザイン、すぎやまこういち氏が音楽を手掛ける人気RPGシリーズの最新作。DSで発売される今作では、豊富なカスタマイズ要素で自分だけのキャラクターが作成できるようになった他、ハードを生かしたマルチプレイが特徴だ。
今回はそのマルチプレイを徹底的に紹介。加えて、新たに判明した職業の情報もお伝えする。
友だちを自分の世界に呼び込む本作のマルチプレイでは、世界の状態は1人でゲームを進めている時と何ら変わることはない。普段遊んでいるそのままの世界で、友だちと一緒に冒険ができ、さらにはストーリーを進めていくこともできるのだ。
▲町の中を歩き回っていると、国王が傭兵を募集する張り紙が。何か物語が始まりそうな予感だが、この物語をホストと一緒にゲストも楽しむことができる。 |
【ホストの画面】 | 【ゲストAの画面】 | 【ゲストBの画面】 | 【ゲストCの画面】 | |||
▲みんながバラバラに行動することも可能。ホストが物語を進めている間にダンジョンへ潜ったり、相変わらず町の中を探索したりと、それぞれが自由に動ける。 |
▲それぞれのプレイヤーが自由に動き回れるのが特徴の本作でも、ゲストがホストの大切なアイテムを取ることはできない。そこは安心して、冒険者を自分の世界に呼ぼう。 |
■ホストのピンチに駆けつけろ!それぞれが自由に動けるマルチプレイでは、みんなで戦ったり、1人1人が違う敵と戦ったりするのも自由。さらには、戦っている最中の仲間のバトルに途中参戦できる上、ホストであればいつでも仲間を自分のバトルに呼ぶことが可能だ。レベルの高いゲストが、自由に行動しつつも、臨機応変に仲間を助けるといったプレイも考えられるだろう。
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仲間と一緒に冒険できるマルチプレイは、先日の「ジャンプフェスタ2009」に出展された試遊台でもユーザーの人気を集めた注目要素。『ドラクエIX』には、マルチプレイのためだけの要素もいろいろ用意されている。今回は、その中から2つの要素を紹介する。
まず1つ目が、マルチプレイで一緒に遊んだ友だちを「思い出の仲間たち」として記録しておくことのできる機能。この記録には、自分の足取りが細かく記されている他、友だちと一緒に冒険した時間も見ることが可能だ。
もう1つ愉快な遊び要素が、マップ上でキャラクターが飛び跳ねたり、おじぎをしたりするアクション「しぐさ」。十字ボタンに自分の持つ「しぐさ」の中から好きなものを登録して、Bボタンを押しながら対応する十字ボタンを押すだけで楽しめるアクションだ。「しぐさ」はいろいろな場所に隠されているとのことなので、冒険を進めることでコミュニケーションの幅も広がっていく!
▲コレクション要素としても楽しめ、それを友だちに披露することもできる「しぐさ」。みんなで一緒に飛び跳ねたり、会話に合わせて動きをつければ、顔をつき合わせてのおしゃべりもより盛り上がるだろう。 |
■新職業・旅芸人でつかみはバッチリ!?多彩な芸で旅を盛り上げるパーティのムードメーカー(?)旅芸人の職業が明らかになった。職業特有のスキルは「きょくげい」。ボケで敵を笑わせて動きを止めたり、「火ふき芸」といった攻撃タイプの特技を覚える旅芸人は、見た目に反して攻守のバランスがよく戦闘での活躍も見込める。育て上げれば、マルチプレイに引っ張りだこの人気芸人になれるかも?
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今回は、『ドラクエIX』で初登場となる新モンスターも5体判明。見た目にも強さにも1クセありそうな魔物たちを紹介する。
●モーモン | ●ズッキーニャ | |
▲牛みたいな毛皮の鳥系モンスター。でも攻撃するとコワい、悪魔の赤ちゃんだ。 | ▲キュウリではなくカボチャ類の植物系モンスター。ヤリ攻撃が結構イタい。 |
●タイガーランス | ●ポンポコだぬき | |
▲ルカニの呪文で相手の守備力を下げ、巨大なランスで一気になぎ払う、恐ろしい魔獣。 | ▲華麗なダンスステップが特徴。うっかりその踊りに誘われると動きが封じられてしまう。 |
●アーゴンデビル | ||
▲相手を何度もひっかく攻撃が脅威。スリムな身体で身のこなしも軽い。 |
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