2008年12月25日(木)
2009年1月4日よりチバテレビ他で放送がはじまるTVアニメ「まりあ†ほりっく」。その第1話上映イベントが、東京のアイビーホール青学会館・グローリーチャペルで行われた。
「まりあ†ほりっく」は、月刊コミック誌「コミックアライブ」(メディアファクトリー刊)で連載されている遠藤海成さん原作の同名コミックを映像化した作品。男性が苦手で美少女が大好きな女子高生“宮前かなこ”が、見た目は可憐な美少女だが実は女装したドS少年“祇堂鞠也(しどう まりや)”と一緒に寮で暮らすハメになってしまう、破天荒なラブコメディだ。
イベントは、「まりあ†ほりっく」の世界観にぴったりなチャペルで行われた。「クリスマスなのに他に行くところはなかったのですか?」という“茉莉花”の毒舌アナウンスの後、まずは司会者が登壇。続けて天の妃女学院の制服を着た“かなこ”役の真田アサミさんと、“鞠也”役の小林ゆうさんが司会の女性に紹介されて登場し、ステージは早速第1話の上映に移った。実はこの時点でとあるドッキリが仕掛けられていたのだが、観客は知るよしもない。
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▲第1話は、“かなこ”が天の妃女学院に編入してくるところからはじまる。新房昭之監督とシャフトらしい、ハイテンションな作品に仕上がっていた。明日12月26日からは、アニメイトTVの特設ページで先行配信も行われるので、興味がある人はぜひチェックしてもらいたい。 |
上映後は、真田さんと小林さんを交えてのトークが進行した。2人はすでに第1話を視聴済みとのことだったが、改めて第1話を見て「小さいキャラがリアルなキャラの間に入って動くのがおもしろいですよね(真田さん)」、「最後にある“茉莉花”の日誌がサイドストーリーのようなものになっていて、そちらもすごく楽しいです(小林さん)」と、それぞれ作品の魅力などを語っていた。
トークがひと段落すると、次は小林ゆうさんによるオープニング曲「HANAJI」のライブに移った。だがここで小林さんは衣装を替えるそうで、一旦退場。その間ステージでは、プロモーション映像と“茉莉花”役・井上麻里奈さんからのビデオメッセージが上映された。井上さんは、イベントに駆けつけられなかったことをしきりに悔しがっており、最後は「ぜひイベントの感想を教えてください!」と念を押すように締めくくった。
そしていよいよ、“茉莉花”のベビードールを意識した白い衣装を着た小林さんがステージに登場。ノリノリのテンションで「HANAJI」を熱く歌い上げた。
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▲OP曲「HANAJI」(左・画像は初回限定盤のジャケット)と、“鞠也”ら3人が歌うED曲「君に、胸キュン」(右)。どちらも2009年2月11日に発売される。 |
その後、真田さんと小林さんの直筆クリスマスカードが抽選で贈られ、イベントは早くも終了の時間に。真田さんは「1話の先行配信も明日から行われますし、Webラジオもやっています。たくさん応援していただけたらうれしいです」、小林さんは「今日はとても緊張していたのですが、皆さんのおかげでリハーサルの時よりもうまく歌えました。「まりあ†ほりっく」の世界を愛してください」と、駆けつけたファンたちにメッセージを贈り、イベントは無事終了――となるはずだった。
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▲真田さん(左)と小林さん(右)。2人が着ているのは、作品の舞台となる天の妃女学院の制服だ。 |
真田さんと小林さんを見送り、ほっと一息ついた観客に向け、司会者がここで衝撃の自己紹介を行った。「司会は、原作者・遠藤海成でした」。一瞬の間の後、会場は「えええええええええええええええええええ!?」と大混乱。「え、原作者?」、「何で原作者が司会やってるの!?」。拍手と歓声の中、名司会を務めた遠藤さんが退場し、今度こそイベントは幕を下ろしたのだった。
(C)2009 遠藤海成・メディアファクトリー/まりあ†ほりっく製作委員会
■TVアニメ「まりあ†ほりっく」