2009年2月13日(金)

全裸の少年、拳銃、82億円――謎深き物語が展開するTVアニメ『東のエデン』

文:電撃オンライン

 2009年4月からフジテレビのノイタミナ他で放送予定のTVアニメ『東のエデン』。その続報が届いた。

『東のエデン』

 『東のエデン』は、『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』や『精霊の守り人』で、ハイクオリティな映像とともに深遠な人間ドラマを展開してきた神山健治さんが監督を務める、完全オリジナルのアニメ作品だ。キャラクター原案は、『ハチミツとクローバー』や『3月のライオン』で知られるマンガ家の羽海野チカが担当している。TVアニメの放送終了後には、その先を描いた劇場映画の公開が予定されているという。

 本作の物語は、卒業旅行でアメリカに出掛けた少女・森美 咲(もりみ さき)が、ホワイトハウスの前でトラブルに巻き込まれ、謎の少年・滝沢 朗(たきざわ あきら)に救われるところからはじまる。少年は記憶を失っており、一糸まとわぬ全裸の姿で、拳銃と、82億円もの電子マネーがチャージされた携帯電話を握りしめていた……。滝沢は何者なのか? 謎の携帯電話の正体は? 失われた滝沢の記憶とは何だったのか……? 謎に包まれた物語が展開する。

 今回、キャラクターの線画や美術設定などが届いたので掲載する。詳しいストーリーは2008年12月8日のニュース記事で紹介しているので、そちらもあわせて参照してほしい。


■ 登場キャラクター ■

滝沢 朗
『東のエデン』
▲昭和64年1月7日生まれの22歳。ホワイトハウスの前で記憶を失い、全裸のまま目覚めた。9番目のセレソンとして、ノブレス携帯を持っていた。

『東のエデン』 『東のエデン』 『東のエデン』
『東のエデン』 『東のエデン』 『東のエデン』

森美 咲
『東のエデン』
▲昭和64年1月6日生まれの22歳。就職を直前に控えた大学4年生。両親を事故で亡くしてからは、実家のパン屋を継いだ姉夫婦と暮らしている。卒業旅行で訪れたホワイトハウスの前で滝沢に出会う。

『東のエデン』 『東のエデン』 『東のエデン』
『東のエデン』 『東のエデン』

■ 『東のエデン』キーワード ■

 ・“迂闊な月曜日”……2010年11月22日(月)、日本の主要都市に10発のミサイルが落ち、各地に大きな穴を開けた。事故なのか事件なのか、テロ攻撃なのか軍事攻撃なのか? 何もわからないまま3カ月が経過している。

 ・“ノブレス携帯”……滝沢 朗が持っていた謎の携帯電話。“セレソン”と呼ばれる12人の日本代表だけが持っている。100億円の電子マネーがチャージされていて、その残高と引き換えにセレソンの願いを叶えてくれる。このノブレス携帯を使って、セレソンは日本を救わなければならない。

 ・“セレソン”……ある日突然、Mr.OUTSIDEなる人物によって選ばれた12人の日本代表。セレソンは“何でも願いが叶う”ノブレス携帯を与えられる。“この国を正しき方向へ導く”という任務を強制的に与えられ、義務を果たさないセレソンはサポーターによって消滅させられる。

 ・“サポーター”……ノブレス携帯を正しく使っていない者を消滅させる役割を持つセレソン。12人の中に1人だけ紛れているらしい。セレソンたちは誰がサポーターなのかを知らない。

 ・“ジュイス”……各セレソン専属のコンシェルジュ(総合世話係)。ジュイスはセレソンの依頼を現実のものとすべく手配する。ジュイスが受け付けた依頼内容と残高は各セレソンに通知される。

『東のエデン』 『東のエデン』 『東のエデン』
▲セレソンマーク ▲ジュイスマーク ▲ノブレス オブリージュマーク

■ 美術設定 ■

『東のエデン』 『東のエデン』 『東のエデン』
▲本作の美術設定。画像左は、“グラウンド・ゼロ”と呼ばれるクレーターだ。
■TVアニメ『東のエデン』
【放送開始時期】2009年4月

【スタッフ】(※敬称略)
 原作・脚本・監督:神山健治
 キャラクター原案:羽海野チカ
 音楽:川井憲次
 キャラクターデザイン:森川聡子
 副監督:吉原正行
 総作画監督:中村悟
 美術監督:竹田悠介
 色彩設計:片山由美子
 CGI監督:遠藤誠
 撮影監督:田中宏侍
 アニメーション制作:プロダクション I.G
 他

【キャスト】
 未定


関連サイト