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2009年2月20日(金)

10vs10のロボットACT『ボーダーブレイク』がプレイ可能! AOU2009をレポ

文:電撃オンライン

 千葉・幕張メッセにおいて本日2月20日より、“AOU2009 アミューズメント・エキスポ”が開催されている。


 このイベントは、全日本アミューズメント施設営業者協会連合会が毎年開催しているもの。今回も、セガやKONAMIなど多数のメーカーが業務用ゲームなどを出展しており、中でも新基盤を使用したセガのロボットアクションゲーム『ボーダーブレイク』に注目が集まっていた。本記事では、ビデオゲームを中心に主だったメーカーのブースを紹介していく。本日は関係者向けのビジネスデーとなっていたが、明日21日は一般公開日になっているので、興味があるタイトルがあったらぜひ会場に足を運んでみてほしい。

■セガ

 セガブースでは、10vs10のネットワーク対戦ができる『BORDER BREAK(ボーダーブレイク)』や、リアルなブロックを積んでいく『ぶろっくぴーぽー』、2D格闘ゲーム『プロジェクト ケルベルス』などが出展されていた。

初公開となった『ボーダーブレイク』に人気が集中。プレイするために抽選会が行われるほどの盛況ぶりであった。
ボタンやスティックを使わず、画面の前にブロックを置く新感覚ゲーム『ぶろっくぴーぽー』。時間切れとなると、画面の前に積み上げられたブロックが崩れる演出があり、スリルを味わえる。全キャラクターに性能が異なる2種類のモードが用意されている『プロジェクト ケルベルス』(2009年稼働予定)。本作をプレイした人には、特製ブックレットに入ったDVDが配られていた。
2005年に稼働が開始した『ラジルギ』の続編『ラジルギ ノア』も出展されていた。2人同時プレイが可能となっている他、グラフィックもパワーアップしている。本日公開された業務用ゲームの汎用基板『RINGEDGE(リングエッジ)』と『RINGWIDE(リングワイド)』のモックがこちら。『ボーダーブレイク』は、『RINGEDGE』を採用した第1弾タイトルとなる。

 ここからは、会場で人気を集めていた『ボーダーブレイク』について、紹介していく。


 『ボーターブレイク』は、2009年稼働予定のアーケード用アクションゲーム。ネットワークサービス・ALL.Netを使用して、最大で20人対戦を実現している。プレイヤーは人型戦闘機械“ブラスト・ランナー”を操作し、攻める、援護する、守る、修復するなど、連係プレイでチームを勝利に導いていく。

スティックとマウスによる専用コントロールパネルで、ロボットを操作していく本作。ゲーム中はタッチパネルを使用したチャット機能で、仲間と対話して戦略的な攻撃をすることができる。

 バトルの目的は、敵ベースの“コア”を破壊すること。ブラスト・ランナーには、強襲兵装、重火力兵装、狙撃兵装、支援兵装の4種の兵装が存在するので、自分のプレイスタイルや戦況に応じて変更しよう。兵装の変更は機体が破壊され、再出撃時に選択できる仕組みだ。

強襲兵装:強力な剣と爆発的な移動力で敵地に攻め入る。重火力兵装:強力な破壊力の武器と砲撃で敵を一気に制圧する。
狙撃兵装:最大威力の銃で遠方から敵を狙撃し、一撃で敵を破壊!支援兵装:味方のダメージを修復したり、敵を探し出して攻撃支援できる。

 ブラスト・ランナーのパーツや武器、搭乗キャラクターはカスタマイズすることが可能。専用ICカードを使用することでそれらが可能となり、よりゲームを楽しむことができる。

ロボットを自分好みにカスタマイズできるのも本作の魅力の1つ。見た目で選ぶか、性能で選ぶか。幅広いカスタマイズを楽しめそうだ。

 本作では、これまでのゲームには見られなかったゲームポイント(GP)制を採用している。プレイヤーは、ゲームスタート時にGPを購入。バトルはライフ制ではなく、1秒で1GP消費というシステムになっており、自機を撃破されてもGPがなくなるまで何度でも再出撃が可能だ。

 なお、2月27日~29日の期間に都内3店舗(クラブセガ新宿西口、秋葉原GiGO、池袋GiGO)で、本作のロケテストが開催。ロケテでは、ICカードが無料配布される。本作にいち早くさわってみたい人は、足を運んでみては?

セガブース内のステージでは、アイドルの川奈 栞(かわな しおり)さんが登場し、『ボーダーブレイク』を実際にプレイするというデモンストレーションが行われた。強襲兵装で激しく銃撃し合うだけでなく、小高い丘から狙撃するなどのプレイを披露し、本作のおもしろさをアピールしていた。

■KONAMI


 『クイズマジックアカデミー』シリーズの最新作『クイズマジックアカデミーVI』や『麻雀格闘倶楽部7.77』、『ザ・ビシバシ』などがプレイアブル出展されていた。この他、『ポップンミュージック17 ザ・ムービー』、『ドラムマニアV6 BLAZING!!!!』、『ギターフリークスV6 BLAZING!!!!』といった音楽ゲームの最新作も“BEMANIコーナー”にまとめて出展されており、多くのファンが新作をひと足早くプレイしていた。

■バンダイナムコゲームス


 3月中旬稼動予定のシリーズ最新作『機動戦士ガンダム ガンダムVS.ガンダムNEXT』がプレイアブル出展。多くのプレイヤーが、ガンダムエピオンなど新たなモビルスーツの感触を確かめていた様子だった。また本作の公式決勝大会が11月21日に行われることも発表された。予選は夏ごろから順次対象店舗で実施されていくという。『機動戦士ガンダム 戦場の絆』も、3月に実装予定の最新バージョンのREV.2.03を遊ぶことができ、大会の情報もあわせて公開されていた。

■AMI


 『THE KING OF FIGHTERS(ザ・キング・オブ・ファイターズ) XII(以下、KOF XII)』と『デモンブライド』の格闘ゲーム2作品に人が集っていたAMIブース。『KOF XII』は、全20人をプレイできるバージョンが出展されていた。一方の『デモンブライド』は、『アルカナハート』シリーズでおなじみのエクサムが放つ完全オリジナルの格闘ゲームだ。ブースでは、大勢のファンがプレイしていた。

■ケイブ


 ケイブブースに詰め掛けた来場者の目的は、新作STG『デススマイルズII 魔界のメリークリスマス』。今回出展されたバージョンでは、2キャラを使って遊ぶことができた。プレイした人には、限定グッズを配布していた。

■アトラス


 ブースでは、先日お伝えした2D対戦格闘ゲーム『豪血寺一族~先祖供養~』を楽しめた。おなじみのテーマ曲がブースで流れると、足を止めてモニターに釘付けになる人も多数見受けられた。なお、画面比率を16:9に合わせて引き伸ばしているが、デフォルトは4:3とのこと。

■AQインタラクティブ


 今夏稼働予定のTBL『ひぐらしの哭く頃に 雀』がプレイアブル出展されていたAQインタラクティブブース。ゲーム中には、クオリティの高いアニメーションと豪華声優陣による音声による演出が盛り込まれていた。ブースでは、ゲームだけでなくTシャツやタペストリー、プレミアムフィギュアも参考出展されていたので、会場に行く人はチェックしておこう。

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(C)2009 Konami Digital Entertainment
(C)創通・サンライズ
(C)創通・サンライズ・毎日放送
(C)SNK PLAYMORE
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(C)2009 CAVE CO., LTD.
(C)ATLUS CO., LTD. 1993.2009
(C)竜騎士07 /07th Expansion/ (C)2009 AQ INTERACTIVE INC.
※画面は開発中のものです。

■AOU2009 アミューズメント・エキスポ 概要
【開催日】2009年2月20日~21日(※20日は一般入場不可)
【開催時間】10:00~17:00
【場所】幕張メッセ 4~6ホール
【入場料】大人・中高生1,000円(小学生以下と60歳以上は無料)
 ※公式サイトで印刷できる特別割引券持参の場合は大人・中高生700円


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