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2009年3月23日(月)

【春の日本一祭り】ヒッチハイクにこんなポーズが必要!? 『全力ヒッチハイク』レポ

文:電撃オンライン

 最近仕事が忙しくて、どこでもいいから遠くに行ってしまいたい村田(仮)です。こんにちは。お金も時間もないんですけどね! せめてゲームの中でだけでも旅行に行きたいです。そんな村田(仮)のもとに、今回の企画で使ってくれと、日本一ソフトウェアより3月31日配信予定のWiiウェア『Let’s 全力ヒッチハイク!!!!!!!!!』のデータが!! 早速プレイしてみることにしました。ヒッチハイクなら旅費がかからないので、貧乏な村田(仮)にも安心です。「ゲームの中なら旅費がかからないし、そもそもヒッチハイクする必要はない」ですって? ……ああ、言われてみればその通りだ!

■とりあえず、ストーリーから紹介してみますが……

 いきなり出鼻をくじかれた気がしますが、それはさておき本作のストーリーを紹介します。

 ある日、主人公が焼肉屋で食事をしていたところ、突然UFOが現れたり、恐竜が復活して街は大混乱! とりあえず逃げ出ようとする主人公でしたが、その主人公を食い逃げだと思った肉屋のオヤジが包丁を持って追いかけてきます。恐竜だ何だと言いましたが、本作の目的は、この肉屋のオヤジから逃げること。

 何を言っているのかわからないかもしれませんが、説明している村田(仮)もよくわかっていません。とりあえず、全編通してこんなおバカなテイストなので、納得してください。

■ウル○ラマンって乗り物なんですか!?

 そんなわけで、肉屋のオヤジから逃げることになるのですが、逃走の手段はヒッチハイク! 通りすがりの自動車に乗せてもらって移動するアレです。もうね、「なんでヒッチハイク!?」とか「他に手段はないのかよ!?」とか突っ込んだら負けです。そういうテイストのゲームなんですよ!

 さて、ヒッチハイクをするためには、画面に表示されるキャラクターが行うポーズのマネをし、道行く乗り物にアピールする必要があります。そして、うまくポーズを決めることができれば乗り物に乗せてもらうことができ、マネできたポーズの数だけ、スゴロク状のマップを進むことができます。ただ、登場する乗り物というのが……。

『Let’s 全力ヒッチハイク!!!!!!!!!』
▲こちらが本作のマップ。肉屋のオヤジに追いつかれる前にゴールにたどり着ければクリアとなります。

『Let’s 全力ヒッチハイク!!!!!!!!!』 『Let’s 全力ヒッチハイク!!!!!!!!!』
『Let’s 全力ヒッチハイク!!!!!!!!!』 『Let’s 全力ヒッチハイク!!!!!!!!!』
『Let’s 全力ヒッチハイク!!!!!!!!!』 『Let’s 全力ヒッチハイク!!!!!!!!!』
▲本作に登場する乗り物(?)。普通の乗用車やタクシー、トラクターだけならともかく、恐竜や某ヒーローに似ている人なんかにも乗ることができます。……もう、突っ込まなくてもいいですかね? というか突っ込みようがありません!

 上で紹介した乗り物(?)はほんの一部に過ぎません。隠しキャラクターとして、さらにありえない物が用意されているとか。現在掲載中の『Let’s 全力ヒッチハイク!!!!!!!!!』プレイ動画には、その中の1つが登場しているので、ぜひ見てみてください。ありえない物をヒッチハイクしちゃいます!

■無茶振りにもほどがある!

 さて、本作で一番重要なのが乗り物を止めるためのポーズ。普通、ヒッチハイクといったら、道路わきで親指を立てるポーズを頭に思い浮かべるかもしれませんが、これまでの流れからもわかるように、本作にそんな一般的なポーズはありません。以下にプレイヤーがやらされる、わりと恥ずかしいポーズの画像を用意したので、まずはそちらを見てみてください。

『Let’s 全力ヒッチハイク!!!!!!!!!』 『Let’s 全力ヒッチハイク!!!!!!!!!』
『Let’s 全力ヒッチハイク!!!!!!!!!』 『Let’s 全力ヒッチハイク!!!!!!!!!』
『Let’s 全力ヒッチハイク!!!!!!!!!』 『Let’s 全力ヒッチハイク!!!!!!!!!』
▲こちらが乗り物を止めるために要求されるポーズの一部。どう考えても、ヒッチハイクとは関係ないポーズばっかりですよ!

 ご覧の通り、ヒッチハイクのポーズじゃないどころか、「そもそも普通できないだろう!」と言いたくなるようなポーズも。“ヘッドスピン(逆立ちして頭で回転するブレイクダンスの技の1つ)”なんて誰ができるんですか!? ……まぁ、できる人間がいるから技として成立しているわけですがね。ポーズをマネさせようという気がないとしか思えませんよ。「さぁ、おもしろいリアクションを取ってみな」という日本一ソフトウェアの声が聞こえてきそうです。

■バカ騒ぎ用のパーティゲームです

 全編通しておバカなテイストあふれる本作。基本的には、パーティゲームと考えた方がいいでしょう。もちろん1人でも遊ぶことはできますが、ひどくさびしい気持ちになります。というか、今回1人でプレイした村田(仮)がそんな気持ちになりました。

 本作のおもしろさは“要求されたポーズをいかに上手にマネるか”よりも、“無茶なポーズに対してどれだけおもしろいリアクションができるか”にあるので、やはり大勢のギャラリーがいた方が盛り上がります。ぜひ友達と一緒にプレイしてみてほしいところです。お酒なんかが入ると、より一層盛り上がることでしょう。……すごい勢いで酔いが回りそうですが、それはそれで楽しいんじゃないかと思いますよ(このゲームをプレイしてヒッチハイクでの旅行はムリだと思った村田(仮))。

(C)2009 NIPPON ICHI SOFTWARE INC./Drop Wave inc.
※画面は開発中のもの。

データ

▼『Let’s 全力ヒッチハイク!!!!!!!!!』
■メーカー:日本一ソフトウェア
■対応機種:Wii(ダウンロード専用)
■ジャンル:ETC
■発売日:2009年3月31日
■価格:1,000Wiiポイント

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