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2009年3月4日(水)

小西さんの華麗なるゲーマーライフが明らかに!? 『ティアクライス』SP対談最終回

文:電撃オンライン

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■声優名でキャラを覚えてしまうこともある

小西:担当した声優さんを一覧で見ると、この人こんなに声やっているのかって驚きました。意外とメイン役の方も複数やっていたりしますよね。同じ声の人でパーティを組ませたりはできるんですか?

小牟田:できますよ。

小西:『スーパーロボット対戦』の、声が全部神谷明さん状態だ(笑)。

小牟田:そんな感じです(笑)。たしか稲田さんが結構兼ねていましたね。収録時に「稲田さんのキャラ3人でパーティを組めますね」みたいな話をしていた覚えが(笑)。

小西:そういうのも楽しいですね。

小牟田:あとは皇帝のダナシュ役の藤原啓治さんにも、兼役でホツバを演じていただいています。

小西:そうだそうだ。たしかダナシュは藤原さんだったよなと思いながら、ホツバを連れて確認しましたから。ホツバはわりと前半しゃべりますからね。あとジャナムがらみだと、折笠愛さんは皇太子のシャムスと、王妃のシャイラ役もやっていましたっけ?

小牟田:ええ。両方を演じていただいていますね。

小西:遊んでいてやけに近い関係のキャラをやっているなと。「あれ? さっき折笠さんしゃべっていたよな?」と笑っちゃいました。

小牟田:2人同時にしゃべるところもあったりしますからね。あそこはあえて狙ってやっていただいています。

小西:なるほど。狙っているのかなと思いながら遊んでましたよ。

小牟田:折笠さんといえばこれだろうと。

小西:その後、帝国から離脱した後に帝国に行くと、シャイラに「この、裏切り者が」と罵倒されて。それはそうだけど「キッついなあ」と。でも、おもしろかったです。

小牟田:街の人のセリフや本拠地にいる人のセリフもしょっちゅう変わりますよ。

小西:セリフといえば松岡由貴さんというかモアナ、彼女はめちゃくちゃしゃべりますよね。しかも、いろいろなパターンがあるし。

小牟田:モアナはかなりしゃべります。ふたを開けてみたら、結局一番しゃべるキャラになっていたという(笑)。プレイヤーが一番耳にする声かもしれませんね。

小西:メッチャ聞いています(笑)。

小牟田:そういえば小西さんは、プレイしながら誰がどのキャラを演じているかって気にしながら遊ばれるんですか?

小西:いえ、キャラクターが多いのでメインで使うキャラは覚えていくんですけど、それ以外はモアナだったら松岡さんが演じていたな、ダイアルフは稲田さんだったなとかと覚えていたりします。だから、フューリーロアの王というよりも、稲田さんがってな感じで……。本当に申し訳ないんですけど(笑)。でも、アスアドとかはわりとパーティを組むから名前を覚えていたりしますよ。

小牟田:なかなか108人は覚えられないですよね(笑)。開発チームでも全員の名前を覚えている人はほとんどいないと思います。キャラのエピソードでお気に入りってあります?

小西:雪女のスフィールを連れてきたとき、ドガじいさんが「アイツを連れてきたのか。でも覚えていないからいいか」的なセリフが気になりましたね。2人の間に何があったんだろうって。あとは石版の前にいるゼノアに会いに行くと、いつも説教されます(笑)。

小牟田:ホーパス族はどうです?

小西:ヌムヌはなんかいい感じです。裏表が激しくて(笑)。「人間さんだーいすき」って。

小牟田:そういえば、今プレイ時間ってどれぐらいですか?

小西:(プレイデータを見ながら)今28時間ぐらいですね。

小牟田:ファラモンにこれから行くところでその時間ですよね。クリアしているころには、60時間ぐらいになりそうな。交易とかもやるともっと増えそうだし、ってコニー(主人公)は神獣の剣を装備しているじゃないですか!!

小西:あ、だからコニー(主人公)は強いのか。

小牟田:アトリのクエストの報酬ですけど、これまでクリアしているのか(笑)。ちなみに、協力攻撃のWリーダー攻撃が使える唯一のクエストだったりします。

小西:あ、でも僕は使えなかったんですよ。

小牟田:主人公が別の攻撃をしていると、協力攻撃は選べないですね。

小西:「なんだ使えないんだ、残念」と思ってそのままでした。悔やまれます(笑)。

小牟田:すごいレベル上がっていますね。

小西:僕、幻獣部屋ができるまでは、チオルイ山の地下の青いスライムをやっていましたね。経験値をたくさんくれて、レベル30ぐらいまではすぐ上がります。クエストは「フューリーロアからの仕入れ」は時間がかかるのでやってなくて、「畑よもう一度」は1回失敗したから止めているんです。

小牟田:いまファラモン前でどれぐらい仲間にされています?

小西:えーと、54人ですね。

小牟田:ファラモンクリア後だと66人が仲間になるので、かなり集めていますね。

『幻想水滸伝ティアクライス』


■ウワサ以上のハードゲーマーな小西さん

小牟田:年末年始はお忙しいのに、かなり遊んでくださってありがとうございます。

小西:年明けは1日から4日までは休みがとれたので、そこでガッツリ『ティアクライス』をプレイしましたね。あとは結構積みゲーがたくさんあったので、それをやったりしていました。目標はディルクが敵になって主人公たちの前に出てくるところまでだったんですが、かなりボリュームがあってたどり着けないんじゃないかと、ちょっと焦りました(笑)。

小牟田:小西さんはどんな形でゲームを遊ばれるんですか?

小西:昔は電車の移動の合間に携帯ゲームとかプレイしていたんですが、今は車でほとんど移動しているのでなかなか遊べないですね。だから、家に帰ってやるぐらいしかなくて。でも、オンラインゲームの『FFXI』をやっているので(笑)。

小牟田:まだ遊ばれているんですか? 僕も2年ぐらいはやっていましたけど、仕事と両立できなくてやめちゃいました。

小西:ええ、あれは永遠に遊べるゲームです。僕は結構時間を自由に使える職業なので、まだ遊べているほうですかね。

小牟田:ゲーム機はすべてお持ちなんですか?

小西:今発売されているのは、携帯ゲーム機も含めてほぼあります。ただセガサターンと、PC-FXはなかったかな(笑)。GCはパナソニックのDVDプレイヤーが付いているQだったりしますよ。

小牟田:よく買いましたね(笑)。

小西:PS2でもよかったんですけど、DVDソフトを読み込まないことがありまして。で、普通のプレイヤーを買うのがイヤだったから「そうだGCのQを買おう」と(笑)。

小牟田:TVもHD対応のやつで?

小西:それにPS3とWiiとXbox 360がつないであって、寝室にPS2とGCがあります。

小牟田:どこいってもゲームができますね。

小西:ええ、寝室にはPCもあったりもしますし。あ、でもいまTVを移動してPS3しかつながってないですね。TVを買い換えようか迷っているんですよ。どうせならもっとキレイな環境で見たいじゃないですか。

小牟田:どういったジャンルのゲームが好きなんですか?

小西:シミュレーションRPGとかが一番好きかもしれませんね。基本的に自分が出ていないゲームは、あまりプレイしないんですよ。同じ声優の子安武人さんも「オレもそうだよ」って言っていましたし。ただ、自分が出ているゲームは基本すべて遊びますね。

小牟田:だから『幻想水滸伝III』までは遊ばれていたんですね。で、『ラプソディア』で演じていただいて、また戻ってきてくださったと(笑)。

小西:はい(笑)。昔はRPGやシミュレーションRPGばかりでしたが、今は本当に何でもやりますよ。レースゲームやアクションとかも。ジャンルは問わずに遊びますね。

小牟田:最近ジャンルが不明なものもありますからね。

小西:携帯ゲーム機もDSもPSPも両方やります。

小牟田:最近は“狩り”もされているとか。

小西:ええ、やっていますね。

小牟田:周りにはゲームをされる方は多いんですか?

小西:小野坂昌也さんとか、子安さんとか、緑川光さんがすごくやりますね。3人ともすごいゲーム好きなので。たまに「あれやった?」とか話しますね。中でも小野坂さんは『FFXI』を一緒に遊んでいますから。

小牟田:小野坂さんと仲がいいんですね。

小西:なんだかわからないんですけど、よく一緒に遊んでますね。やっぱり趣味が一緒なのが一番大きいかもしれません。一番最初に『ファンタシースターオンライン』を一緒にやりはじめたのが、きっかけだったと思います。今は小野坂さんのトークライブが2~3カ月に1回ぐらいあって、ずっとレギュラーゲストで出させていただいています。

小牟田:オンラインゲームは結構遊ばれているんですね。本当にゲームが好きなんですね。

小西:ええ、好きですね。なにせゲームを作りたいと思っているぐらいですから(笑)。

 全3回にわたってお届けした、小牟田ディレクターと小西さんの対談も今回が最終回。来週は、小牟田ディレクターのインタビューを掲載する。以前読者参加企画で募集した質問に小牟田ディレクターが答えてくれるので、楽しみにしていてほしい。

『幻想水滸伝ティアクライス』

【対談補足】

『幻想水滸伝ティアクライス』 『幻想水滸伝ティアクライス』
※1:ゼノアが仲間になると、本拠地に108星の名前が刻まれる石版が出現する。※2:ディアドラ役は榊原良子さん。知的でお姉様系といえば榊原さんで決まりだろう。

(C)2008 Konami Digital Entertainment

データ

▼『幻想水滸伝ティアクライス』
■メーカー:KONAMI
■対応機種:DS
■ジャンル:RPG
■発売日:2008年12月18日
■価格:5,500円(税込)
 
■『幻想水滸伝ティアクライス』の購入はこちら
Amazon コナミスタイル
▼『幻想水滸伝ティアクライス』コナミスタイル特別版
■メーカー:KONAMI
■対応機種:DS
■ジャンル:RPG
■発売日:2008年12月18日
■価格:10,550円(税込)
 
■『幻想水滸伝ティアクライス』コナミスタイル特別版の購入はこちら
コナミスタイル
▼『幻想水滸伝ティアクライス』12月18日発売スペシャルセット
■メーカー:KONAMI
■対応機種:DS
■ジャンル:RPG
■発売日:2008年12月18日
■価格:19,200円(税込)
 
■『幻想水滸伝ティアクライス』12月18日発売スペシャルセットの購入はこちら
コナミスタイル

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