日本ファルコムは、PSP用ソフト『Ys I&II Chronicles(イース I&II クロニクルズ)』を7月に発売する。価格は5,040円(税込)。
『イース I&II クロニクルズ』は、同社の人気アクションRPG『イース』シリーズの『I』と『II』をリファインしたタイトル。『I』と『II』はさまざまなプラットフォームでリリースされているが、本作の移植ベースは2001年に発売されたPC用ソフト『イースI・II完全版』で、PSP版ではさらなる新要素が加えられている。今回はそうした新要素も交えながら、本作を紹介していく。
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■ PROLOGUE ■
はるか昔、2人の女神のもとに繁栄を極めたと伝えられる古代王国“イース”。かつて王国だった地は、エステリアと名を変え、今やイースの歴史を伝え知るのは、女神に仕えていたとされる神官の子孫のみとなっていた。
ある時、エステリアの人々が“銀”と呼ばれる鉱石を掘り出したことをきっかけに、街は発展を遂げ、人々の暮らしは潤っていったのだが……。
いつの日からか、エステリアに魔物が現れるようになったのだ。大陸全土を包み込む魔の瘴気(しょうき)に、人々は恐れ、ただ身を潜めるしかなかった。
-呪われた国、エステリア-
人々のうわさを耳にしたのは、1人の若き少年だった。“冒険”に魅入られた彼の名は、アドル=クリスティン。アドルは自らの危険も省みず、エステリアへと船を漕ぎ出した。彼が古代王国イースの運命を左右することになるとも知らずに……。
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▲物語は、アドルがエステリアの浜辺に漂着するところからスタートする。『イース』ファンにはおなじみのシーンだ。 |
■ CHARACTER ■
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▲【アドル=クリスティン】赤毛と黒い瞳が特徴的で、情熱と誠実さを兼ね備えた若き冒険家。エレシア大陸の西端、エウロペ地方の北東にある小さな山村に生まれた。エステリアでの体験は、アドルにとって初めての本格的な冒険だ。
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▲【フィーナ】エステリアの神殿地下に捕らわれていた謎の少女。記憶喪失で、自分の名前以外は何も思い出せない。
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▲【リリア】天空に翔ばされ、廃墟に倒れていたアドルを助けた少女。本人は知らないが、実は重い病気にかかっている。
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■ SCREENSHOT ■
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▲左が、過去にリリースされたPC版のグラフィック。右が『イース I&II クロニクルズ』で追加されたグラフィックだ。大きく変更されているのがよくわかる。本作では、両バージョンのグラフィックを好みに応じて切り替えられる。 |
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▲ゲームの難易度は“easy(イージー)”~“nightmare(ナイトメア)”の4種類あり、自由に選択可能。またBGMは、PC-8801のオリジナル版、Windows版、そして新録されたPSPアレンジ版の3つを、ゲーム中にいつでも切り替えられる。 |
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▲アドルを操ってボスキャラクターとの激戦を楽しめる“ボスラッシュモード”を搭載。最速でのクリアを目指すモードになるとのことだ。 |
■ ILLUSTRATION ■
ここからは、本作に関するイメージイラストをまとめて掲載する。エステリアの風景やダームの塔、サルモンの神殿など、『I』や『II』をプレイしたことのある人であればおなじみの場所が描かれている。
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