マイクロソフトは、4月16日に発売するXbox 360用ソフト『ユアー イン ザ ムービーズ：めざせ！ムービースター』のメディア向け完成記念イベントを、東京・代田橋にあるマイクロソフト 代田橋オフィスで本日開催した。

　『ユアー イン ザ ムービーズ：めざせ！ムービースター』は、Xbox LIVE ビジョンカメラを使ってプレイヤーの動きを撮影し、それを映画のように仕上げていく新感覚の“ムービーアクション”ゲーム。撮った映像を編集しながら“映画”を完成させることになる。作った映像はXbox LIVEを通じてアップロードでき、知人に見せたり動画サイトに投稿したりできる。

Xbox LIVE ビジョンカメラと、ヘッドセットもしくはワイヤレスヘッドセットを使って、映像を撮影。その動画を編集して映画を完成させる『ユアー イン ザ ムービーズ：めざせ！ムービースター』。昨年開催された“The 2008 E3 Media ＆ Business Summit”では、大勢の外国人がスターになりきって本作をプレイしていた。

　今回の完成記念イベントには、サンドウィッチマン、フォーリンラブという今をトキめく2組のお笑いタレントが登場し、本作を体験したのでその様子をレポートする。

　まず最初に登場したのは、フォーリンラブの2人。「カップル遊び」というネタを披露して、報道陣を笑わせた。続いて、サンドウィッチマンの2人が登場。フォーリンラブに対抗意識を燃やしたのか、「取り立て」というコントを披露。こちらもつかみは上々で、会場は再び笑いで包まれた。

コントの最後に「イエス、フォーリンラブ」というお約束の締めを披露したフォーリンラブのハジメさん（左）とバービーさん（右）。フォーリンラブの2人は、ドラマへの出演経験があるという。		コントを終えると、フォーリンラブの持ちネタをパクって「ハイ、イエス、フォーリンラブ」で締めたサンドウィッチマンの伊達みきおさん（左）と富澤たけしさん（右）。ところがフォーリンラブからは、「“ハイ”は必要ないですね」と突っ込まれていた。ちなみに、サンドウィッチマンもドラマと映画へ出演したことがあるとか。

　ということで、早速本作をプレイをしてみることに。まずフォーリンラブの2人がマラソンを撮影することに。カメラの前に立ち、走っていく2人。もちろん、演技をするのが本来の目的だが、プレイする以上は負けたくないようで、必死で走っていた。

　続いて、サンドウィッチマンの2人が挑戦したのは、ならず者を倒していくというもの。ところが緊張していたのか、倒してはいけないはずの女性も倒してしまう。後半はなれてきたのか、女性が出ると抱きつくようなしぐさを見せ、アクションスター気分を満喫していた。

必死で走るフォーリンラブと、華麗なアクションを披露したサンドウィッチマン。

他にも、バルブをひねったり、竜巻から逃げたり、工事をしたり、ボトルを開けた4人。結構動くため、額にうっすら汗を浮かべている人も。

　ここで、録った映像を使って制作した、映画の予告編を見てみることに。泥棒として美術館に忍び込んだサンドウィッチマンを、探偵とその助手であるフォーリンラブが捕まえるという内容になっていた。でき上がった映像を見た4人は、「完成度が高い！（バービーさん）」、「ゲームとは思えないですね！（ハジメさん）」、「あの映像をここで使うんだ！っていう驚きがありました（伊達さん）」、「これで、出演オファーが殺到しちゃいますね（富澤さん）」と興奮気味にコメントしていた。

工事するシーンがバイクに乗っているシーンに使われていたり、竜巻から逃げるシーンが美術館からの脱出になっているなど、プレイしていた本人も驚くような場面で使われていることもあるようだ。

出来上がった映像を見て、大興奮で感想を話す4人。プレイ中は演技に応じてポイントが入るのだが、「ランキングが表示されるのが、盛り上がりを加熱して楽しい」と伊達さんは熱弁した。

　ゲームの体験を終えた4人に、プレイした感想や映画に関する質問をしてみた。

――プレイを終えて、どうでしたか？

ハジメさん：新しい感覚のゲームで楽しかったです。家族でプレイしたら、お父さんの普段とは違った一面が見れるかもしれませんね。

バービーさん：ゲームをあまりしないんですが、動いて笑いながらやれて楽しかったです。

伊達さん：ゲームじゃなくてオーディションみたいでした。久々に現場に入ったみたいな気になりました。ゲーム中は監督がほめてくれるのもいいですね。このソフトを見習って、現場の監督もほめてほしいですよ（笑）。

富澤さん：このゲームは結構動くのでダイエットにもいいですね。メタボなおじさんやおばさんにも向いています。

――本作をプレイするなら、誰と共演したいですか？

ハジメさん：日本から海外まで、色々な女優さんを考えたんですが、最終的にバービーですね（伊達さんが「もう叶ったやん！」と突っ込む）。

バービーさん：そうですね……ゆずの北川さんです（伊達さんが「好きなだけやん！」と突っ込む）。

伊達さん：僕は、哀川翔さんや竹内力さん、白竜さんなどと共演したいですね。哀川さんが「やってらんねーよ（物まねをする）」と言いながら、バルブを回すのか見てみたいです。

富澤さん：やっぱり、ブラッド・ピットくんだったり、ジョニー・デップくんなどとやってみたいです（伊達さんが「くん付けかよ！」と突っ込む）。

――もし好きな映画に出られるとしたら、どんなジャンルの作品に出たいですか？

ハジメさん：コメディがいいですね。『ザ・マジックアワー』のようなものか、もしくはVシネマにあこがれているので、出たいですね。

バービーさん：サスペンスものです。犯人役をやって、崖から落ちてみたいです（一同爆笑）。

伊達さん：武さん（北野武監督）の作品が大好きなので、ぜひ出てみたいですね。

富澤さん：僕はホラーですね。『霊幻道士』や『幽幻道士』とかキョンシーが出てくる作品がいいです。キョンシーは、一番怖いですからね！。

　プレイヤーが役者となって、ホラーや恋愛、アクションのショートムービーに出演できる『ユアー イン ザ ムービーズ：めざせ！ムービースター』は、4月16日に発売される。役者経験を積んでみたい人や、メガホンを持って監督気分を味わいたい人は体験してみては？

完成記念イベントに出演したフォーリンラブとサンドウィッチマン。なお、4人が本作を楽しんでいる映像や出演している作品は、本作の公式サイトで確認できる。現在3本アップされているが、最終的には5本になるとのことだ。

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▼『ユアー イン ザ ムービーズ：めざせ！ムービースター』

■メーカー：マイクロソフト

■対応機種：Xbox 360

■ジャンル：ETC

■発売日：2009年4月16日

■価格：6,090円（税込）

　

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