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2009年4月2日(木)

【今週の1本】爽快アクションがガッチリ楽しめる『朧村正』をレポート!

文:電撃オンライン

 どうも! ヨースケです。いや~、もう春まっさかりですね~! この原稿がアップされる頃は、ちょうど桜が一番キレイな時期なんじゃないでしょうか(編注:まだ寒いよ)。日本の桜、そして自然の美しさ、いいですよね!! 今回レポートをお届けするのは、マーベラスエンターテイメントから4月9日に発売されるWii用A・RPG『朧村正』。舞台が元禄時代の日本で、緻密に描き込まれた純和風調の美麗グラフィックが魅力的な作品です。

【今週の1本】爽快アクションがガッチリ楽しめる『朧村正』をレポート!

■まずは難易度と主人公を選択

 ゲームを始めると、まず始めに流儀(難易度)を、“無双”と“修羅”の2つから選びます。“無双”は手軽に気持ちよく大暴れするための流儀で、アクションの苦手な人向け。対して“修羅”は、豊富なアクションをすべて使いこなさないと先に進めない、上級者向けの流儀。わざわざ“心の折れない人向け”と、最近どこかで聞いた説明があるあたり、相当マゾい難易度であることが予想されます。アクション大好きだけど腕前はヘボい、ヘタの横好きを地で行く僕は、もちろん“無双”を選択。しょ、しょうがないじゃない! 心が折れたらイヤだもの! 続いて主人公を、“百姫”と“鬼助”の2人から選択します。基本的な操作は同じながらも、物語や進んでいくステージなどが異なる模様。ちょっと悩みましたが、“百姫”に決定! 特に理由はないです。百姫の太ももに心を奪われたとか、そういう不埒な理由ではないです、たぶん。

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▲鬼助 : 抜け忍として追われている少年。過去の記憶を失っており、抜け忍になった経緯も覚えていない。▲百姫 : 美濃国鳴神藩の姫。ある日悪霊に取り憑かれてしまい、その後、間もなく行方不明になる。

■爽快爽快! バンバン斬っちゃいましょう!

 主人公を決定すると、さっそく本編が開始。始めにチュートリアルが挿入され(スキップも可能)、アクションをひとつひとつ丁寧に教えてくれます。アクションがとにかく豊富で、攻撃だけでも、連続斬り、上攻撃、下段斬り、ダッシュ攻撃、溜め攻撃、奥義……などなど、いっぱいあって覚えきれるかちょっと不安。はたして、僕はうまく使いこなすことができるのだろうか……。

 チュートリアル後は、いよいよ本編の始まり! うす暗い森の中を進んで行くんですが、いや~グラフィックがキレイなことキレイなこと。キャラクターや背景のいたるところにコダワリを感じます。景色を堪能しつつ進んでいると、突如敵が出現!! いきなり5,6体出てきたうえに、はさみ撃ちの状態に。とはいえ、しょせん初心者向けの難易度を選択した僕の敵ではありません。刀のサビにしてくれる……って、あ、あれ!? いきなりメッタ斬りにされたよ!? 無我夢中でAボタンを連打して、斬っては斬られを繰り返し、ハァハァ言いながらなんとか敵を全滅させました。ちょ、ちょっとナメすぎてました(汗)。初心者向けの難易度とはいえ、ボーッてしてたら、そりゃ斬られもしますよね。次のザコ戦では、敵が出てきた瞬間から速攻で切りまくってたところ、無傷で勝利! よし、つかんできたぞー! 攻撃は最大の防御、とにかく攻めるが吉ですね!! 

 その後もザクザクと出現する敵を、バシバシ斬りながら撃破に成功。操作に慣れてきたころには、「早く次の敵出てきやがれ! かたっぱしから斬ってやらぁ!!」みたいなハイテンション状態になってましたよ(笑)。いろんな種類の攻撃をうまいこと繋げて、コンボを決められるようになると、爽快感がハンパないです!

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▲連続斬りのあとにダッシュ攻撃で浮かせて、そこからさらに上攻撃で追撃して……などなど、いろいろ試行錯誤しながら戦うのが楽しいです。

 さらに進むと、初めてのボスが登場! ってかデケぇ! おそるおそる戦い始めましたが、あれ、そんなに強くない……? 難易度が低いというのもあるのでしょうが、戦闘中でも回復アイテムをガンガン使っていけるので、危なげなく倒すことに成功しました。とにかくデカいので攻撃が当てやすく、しかもドンドン連続攻撃が繋がっていくので、これはこれでザコ戦とはまったく違う爽快感がありますよ! 

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▲巨大な妖怪・青坊主。他にもデカい妖怪がたくさん登場します。

 さて、ここまで来れば、もう僕の腕前はかなり上達したハズ! 次は“心が折れない人向け”の修羅モードで、最初から遊んでみようと思います。せっかくなので主人公も鬼助にチェンジして、いざ修羅の世界へ!!

■修羅の道は険しき道……

 さてさて始まりましたよ、修羅モード。最初のザコ敵は、百姫のときと同じくはさみ撃ちの状態で戦闘開始! とりあえず攻めあるのみでバシバシ斬っていたら、わりとあっさり勝利。おお、僕うまくなってるんじゃないですか、コレは! 確かに敵の攻撃力は上がっていましたが、それも当たらなければどうということはありません。続いて出てきた小鬼たちも、それほど苦戦せず倒すことに成功! しかし、やはりいつまでもこんなに簡単じゃないですよね。次に登場したザコ敵は、お侍さんが2人。この侍は、百姫でプレイした時も登場していて、こちらの攻撃を刀でガードする厄介なお方です。溜め攻撃で刀を折り、そこから次の攻撃を開始するのがセオリーなのですが、溜め攻撃をするヒマもなく、あっという間にやられちゃいました……。この人の攻撃を1回くらうと、鬼助の体力が一気に3割~4割くらいもってかれちゃうんですよ! そんな凶悪な侍が、左右に1人ずついるので、かなり大変です。ってかムリじゃないのか、コレは……。

 しかし本作は、やられてもその敵が登場するエリアから、すぐにリトライできる親切設計。何度もリトライを繰り返し、4回目のチャレンジでようやく勝ちました! ふぅ……。しかし最初のステージでこれだけ苦戦するのなら、先に進めば進むほど地獄のような状況が待ち受けていそうです……。“心が折れない人向け”という意味が、言葉ではなく心で理解できました。ちなみに僕はこの後のボス戦で、心が折れかけました。“無双”モードの時のように、何も考えずに攻撃しているだけでは絶対勝てません! 敵の攻撃のパターンを把握し、回避や防御で的確に対応し、スキができた時にすかさず攻撃を当てていく、そういう戦術が必要みたいです。

■とにかく遊んでみるべし!

 といった感じで、今回も楽しく遊ばせていただきました。とにかくグラフィックがキレイなので、ぼんやりステージを眺めているだけで楽しかったです。バトルも爽快で言うことナシ! 操作も、慣れればキャラを思い通りに動かせるようになったし。あ~、なんかほめてばっかですね今回。でも、それだけストレートに面白かったんで、しょうがないっす。アクション好きな人、このレポートを読んで興味を持った人は、ぜひプレイしてみてください!(ヨースケ)

(C)2009 Marvelous Entertainment Inc.

データ

▼『朧村正』
■メーカー:マーベラスエンターテイメント
■対応機種:Wii
■ジャンル:A・RPG
■発売日:2009年4月9日
■価格:7,140円(税込)
 
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