2009年8月3日(月)
スクウェア・エニックスは、今冬発売予定のWii用ソフト『ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル クリスタルベアラー(以下、FFCC クリスタルベアラー)』のモニター会を実施した。
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『FFCC クリスタルベアラー』は、『ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル』シリーズの最新作でありながら、これまでとは一線を画した独自の世界観が魅力の作品。プレイヤーは、引力を自在に操る特殊能力の持ち主・レイルを操作し、物語を進めていく。この能力はストーリーだけでなく、ゲームシステムにも大きくかかわってくるという。
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魔法を操る異端の能力者・クリスタルベアラー。彼らは、力に溺れることが多かったため、人々から恐れられ、敬遠されている。 |
モニター会は、スクウェア・エニックス メンバーズ会員の希望者から抽選で選ばれた人を対象に、同社本社で行われた。イベントには、河津秋敏プロデューサーや板鼻利幸ディレクターが参加し、モニター参加者にアドバイスを送ったり、リサーチをするなどしてコミュニケーションを取っていた。
今回、モニター会の最初に、Wiiリモコンとヌンチャクの操作についてのみ説明があったが、ゲームシステムや細かいアナウンスについては行われなかった。河津プロデューサーが「逆にどこで詰まったかを見てみたい」と話したことから、開発スタッフとして、ユーザーがどこに手ごたえを感じるかを楽しみにしているようであった。
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集ったスクウェア・エニックス メンバーズ会員を前に、簡単な操作方法について説明する河津プロデューサー。参加者の中には、Wiiをこれまで触ったことがないという人もいたが、大きな混乱は見られず、スムーズにプレイしていた。 |
先ほど述べたように、プレイヤーはレイルの持つ能力を使い、フィールド探索やバトルを行う。目の前にあるものを能力で動かしたり、時には目的物にぶつけたり、魔物同士をぶつけてダメージを与えたりと、その用途はさまざまだ。
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いくつかの場面で、とまどうユーザーの姿も見られた。しかし、周りの人やスタッフからアドバイスをもらったり、2度、3度と挑戦し、乗り越えていた様子。何度も挑戦して、やっとクリアした際には「やった~~!」という歓声が上がると同時に、スタッフから拍手が巻き起こっていた。 |
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アクションして、そのリアクションを楽しむという印象を受けた本作。たとえば、キラーハウンズという魔物は、普段はプレイヤーに攻撃をしかけてくるが、ある物体を持っている間は、攻撃してこない。それどころか、なついてくるので、それを利用すれば無傷で先に進めるのだ。というように、その場にあるものを活用したり、仕掛けを解いていくおもしろさを体感できるようなゲームに仕上がっているようであった。 |
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最後は、参加者と河津プロデューサーと板鼻ディレクターを交えて記念撮影も。ユーザーから集った意見をまとめ、今冬発売に向けて、より作品をブラッシュアップしていくとのことだ。 |
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Character Design : Toshiyuki Itahana