2009年9月3日(木)
フロム・ソフトウェアより11月19日発売のPSP用ソフト『アーマード・コア サイレントライン ポータブル(以下、ACSL)』のゲーム概要をお伝えする。
『ACSL』は、PS2で発売された『アーマード・コア3 サイレントライン』をベースとしたリメイク移植作品であり、同様にPSPへリメイク移植された『アーマード・コア3 ポータブル』の続編にあたる。人気パーツの追加復刻実装などのPSP向け各種要素追加の他に、今作ではロード時間を短縮するデータインストールシステムも搭載される。
上でも触れた通り、自らの好みやプレイスタイルにあわせてオリジナル機体が作れるのは『ACSL』最大の魅力の1つ。そこで気になるのはパーツの数だが、『ACSL』ではその総数450以上となる。これは『アーマード・コア3 ポータブル』の2倍近くにあたる。
▲パーツは、ミッションで得た報酬を元手にショップで購入するか、ミッションの特別報酬、マップ上で直接拾うなどをして増やしていく。重装甲、大火力を求めるか、軽量、高機動を求めるかなど、プレイヤーの好みによっていろいろな機体が生まれるはず。 |
▲カラーリングや、機体の肩にはり付けるエンブレムにもこだわれば、機体への愛着もさらに高まる。 |
過去シリーズの人気パーツを復刻する“復刻パーツ”も、追加で収録される。前作『アーマード・コア3 ポータブル』の復刻パーツはそのまま登場するので、20以上の復刻パーツが収録されることに。
▲追加パーツを用いれば、『アーマード・コア3 サイレントライン』では組めなかった機体もアセンブリ可能だろう。 |
また、PS2版には登場しなかった新たなACが登場し、その機体の装備するパーツが新規パーツとして収録されることも決定している。
今作では、メモリースティック デュオにゲームデータの一部をインストールすることで、ロード時間を短縮できる。
▲このシステムの導入は、ユーザーにとって非常にうれしい追加要素だろう。 |
かねてよりアナウンスされていたが、『ACSL』と『アーマード・コア ラストレイヴン ポータブル(以下、ACLR)』(2010年3月発売予定)には、『アーマード・コア3 ポータブル』からのセーブデータ引き継ぎ機能が搭載される。引き継げるのは、所持パーツとクレジット(元の1/10の額)となる。なお、『ACSL』のセーブデータを『ACLR』に引き継ぐことも可能。
『ACSL』では、武器破壊の要素が導入される。武器の耐久値がなくなると、警告が出て武器が使用不可になってしまう。対戦では、武器破壊のON/OFFを選択可能だ。
▲武器破壊の導入によって、戦いにさらなる緊張感と駆け引きが。対戦では好みにあわせてON/OFFを切り替えよう。 |
自動で戦うAI機体の育成が可能に。育成した機体は僚機としてともに出撃できる他、アドホック通信で対戦させることもできる。
▲やり込み要素としても十分なAIの育成。自分のプレイスタイルをAIに覚えこませよう。 |
※画面は開発中のものです。
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