2009年9月14日(月)
上映を終えての舞台あいさつでは、この日招待されたブロガーからの質問に、樋口さんや鳥海さんが答えていった。ゲーム本編より過去を描いた劇場版では、ユーリがエステルやリタたちと出会う前ということもあり、「(まだ見ぬ仲間たちとの)人間模様を描くのに苦労したのでは?」という質問が出ると、樋口さんも、「ゲームよりもちょっと前であることのさじ加減が大変だったのではないかと思います」と答えながらも、ゲームとの矛盾が出ないように気を使って作ってもらったという感想を話していた。
また、完成した映画をこの日初めて見た鳥海さんは、「普段あまり映画館には行かないのですが、やはり大画面で見るのはいいですね」と感想を語った。またゲームでは、大人としてある程度人格の完成していたユーリも、映画ではその成長が描かれる物語であったとして、映画ではフレンよりユーリの方がひと足早く成長したのではないかとも、鳥海さんは述べていた。
最後に、「ナイレンとメルゾム、上司にするならどっち?」という鳥海さんへの質問が。ユーリに多大な影響を与える上官ナイレンと、彼と旧知であるメルゾムだが、ここはユーリの役柄と鳥海さんの個人的な好みの双方の理由から、ナイレンという答えが挙がった。ナイレンとのくだりは、鳥海さん自身が気合を入れて演技をしたと語っているので、気になる人は劇場に足を運んでみてほしい。
▲舞台あいさつの終わりに鳥海さんは、「我々も一所懸命作り上げたことが形になりました。実は1回(見た)だけでは気付いてないという可能性もなきにしもあらずなので、1度といわず2度、3度見てください」とファンへのメッセージを述べた。 |
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