2009年9月23日(水)
バンダイナムコゲームスから12月10日に発売されるPSP用ACT『NARUTO-ナルト- 疾風伝 ナルティメットアクセル3』。そのTV-CMの収録が、都内のスタジオで行われた。
こちらがTV-CMの収録風景。 |
本作は、人気作品『NARUTO-ナルト-』の世界とバトルを徹底的に再現した『ナルティメット』シリーズ最新作。個性的な忍たちと奥義が画面狭しと展開し、究極の忍バトルを体験できる。ユーザーから要望の高かった4人対戦を実現しており、今までになかった忍道対戦アクションを目指しているという。ゲーム概要については9月3日の記事を参照してほしい。
先日、都内のスタジオで本作のTV-CMの撮影が行われた。コマーシャルは、主人公のナルトを演じる声優の竹内順子さんとカカシ役の井上和彦さんが、録音スタジオで本作の対戦を楽しむという内容。今回、撮影に臨んだ2人にインタビューを敢行したので、以下に掲載する。(インタビュー中は敬称略)
――今回、TV-CMに出演した感想をお願いします。
竹内:CMの撮影を初めて体験させていただき楽しかったんですが、それがこれから電波に乗ってお茶の間の皆さんが見ることまでは考えていません。まだ2人で楽しくゲームをやったというところまでなんです。後々、いろいろなことがささやかれるのでしょうが「今の気持ちを忘れたくない!」という状況です。
井上:後々には、いろいろ言われるのかもしれませんが、撮影は楽しかったですね。1カットに時間をかけて、こだわって作っている。それがオンエアーになると15秒になってしまう。楽しみでもあり、一方で街を歩いていて指さされたらどうしようという怖さもあり。「あ~~、あいつカカシだ~!」とか言われるのかな?(笑)
――合成で、写輪眼や影分身を使うというのはどんな気分ですか?
竹内:写輪眼いいなあ。カッコいいもん! ピキーン!って。
井上:目がアップになるんだよ(笑)。僕は影分身がいいな。分身させたヤツに仕事させて、自分は遊ぶ。
竹内:それは夢の使い方ですよね。でも自分が3人いると思うと不思議な気持ちになると思いますよ。
井上:そうかあ……。
――TV-CMの見どころは?
井上:目をつぶって見てください! ……ウソです。見どころは順ちゃんが増えるところです。
竹内:そういうことを言わないの! 特典が“イチャメモ3冊セット”なんですが、それをカカシ先生役の和彦さんが紹介しているところです。
井上:いやいや、その後に順ちゃんが1人でゲームを遊んでいるところです!
竹内:和彦さんの写輪眼のアップが見どころです! ……お互いを売るのはやめよう。
井上:アップのシーンは目をそらしてください。今から怖いですね。「なに、夢中でゲームをしてるんだ!」って親せきから言われそう(笑)。
――なるほど。ゲームの話になるのですが、プレイする時にどのキャラを最初に選びますか?
竹内:もちろんナルトです。サスケは使いません!
井上:やっぱりカカシですね。他のキャラは技がわからないので、知ったキャラから増やしていこうかなと。
――本作の売りの1つとして、チームバトルを楽しめる点があると思うのですが、2人が自由にチームを組むとしたらどんなチームでのバトルを体験してみたいですか?
竹内:私は、自来也、綱手、大蛇丸対“暁”というのをやってみたいです。誰を操作するかは考えてないんですが。
井上:……カカシ3人対ナルトかな。今回のCMはカカシ1人にナルト3人というシチュエーションで、それだと絶対に勝てないと思うので、逆に3人でナルトに挑みます。
竹内:ん!? さっきの私の意見はなしで(笑)。
――(笑)。ボイスを収録した時に印象深かったセリフやシチュエーションなどはありますか?
井上:ストーリー的に前作よりも進んでいるので、その部分を収録しました。TVアニメの収録よりも先に少年時代のカカシを演じたので、多少とまどいながらやった覚えがあります。
竹内:「忍道を曲げない!」っていう言葉が印象に残ってます。あとゲームの収録は1人で行うので、相手がいて話すのと1人で思い出しながらやるのでは違うんですよ。「やっぱり皆とやりたいな」と思いつつも、人のセリフを思い返している自分もまた楽しかったりしますね。
――最後に、読者の方々へメッセージをお願いします。
竹内:『ナルティメット』シリーズにハズレなし! 間違いなく楽しめると思うのでぜひ遊んでください。
井上:予約特典で“イチャメモ”が付きます! しかも3冊セットです。メモなんで、自分で“イチャイチャ”シリーズをつづっていただきたいです。あと4人で遊べるので、友だちをなくさないように楽しんでください。
“イチャメモ”……作中に登場する文庫本『イチャイチャ』シリーズをモチーフにしたメモ帳。ゲームと関連したマル秘暗号が掲載される予定。なお、数には限りがあり、なくなり次第終了となる。 |
終始笑顔でインタビューに応対してくれた竹内さん(左)と井上さん(右)。井上さんが「これ、『NARUTO -ナルト-』の収録現場でやったら大変だよね」と話すと、竹内さんは「杉山くん(※サスケ役の杉山紀彰さん)は嫌いになる。ゲームうまいから! そして増川くん(※ロック・リー役の増川洋一さん)も嫌いになる! 変に力抜くから」と笑いながらコメントしていた。 |
そして、この時に収録されたTV-CMが到着したので、お届けする。『NARUTO-ナルト-』らしさが盛り込まれた映像になっているので、ソフト発売を楽しみにしている人や『NARUTO-ナルト-』ファンはぜひご覧いただきたい。
(C)岸本斉史スコット/集英社・テレビ東京・ぴえろ
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※画面は開発中のもの。