SCEカンファレンス開催！ PSP値下げに『FF XIII』同梱パックの詳報など

文：電撃オンライン

　本日9月24日、幕張メッセで開催中の東京ゲームショウ2009において、SCEのプレスカンファレンスが開催された。

▲写真はSCEJプレジデントのショーン・レーデン氏。

　このカンファレンスにはSCEJプレジデントのショーン・レーデン氏が登壇。2010年までのプレイステーションフォーマットのロードマップを明らかにした。以下に、それぞれお伝えしていく。

　まず触れられたのは、PSPについて。10月1日よりPSP-3000の価格が16,800円（税込）となり、『グランツーリスモ RACING PACK』が10月1日に22,800円（税込）で発売されることが明らかになった。またバンドルパックとしては、『ウイニングイレブン× UEFA CHAMPIONS LEAGUE』の同梱パックが2009年冬（価格未定）に発売されることもアナウンスされた。

▲ポリフォニー・デジタルの山内一典氏。

　続いて明らかになったのは『グランツーリスモ』シリーズについて。ここでは、ポリフォニー・デジタルの山内一典氏が壇上に現れ、「お伝えしたい2つのことがあります」と発言した。まず1つ目は、『グランツーリスモ PSP』のゲームデザインがまったく新しいものになったということ。これは、ハードの特性を鑑みてとのことで、アドホックモードやトレード＆シェア、パーティレース、AIドライバーモードなどが搭載される。

　2つ目にPS3『グランツーリスモ5』が2010年3月に発売予定であることが判明。『GT PSP』との連動要素（クルマの持ちこしが可能など）があることも明らかになった。また『GT5』については、物理シミュレーションが新しくなったこと、動画サイト“You Tube”へのアップが可能になったことなどが告知された。

▲スクウェア・エニックスの北瀬佳範氏。

　山内氏の次に壇上へ現れたのは、スクウェア・エニックスの北瀬佳範氏。氏は、先日発売日が12月17日に決定した『ファイナルファンタジー XIII』について、PS3本体との同梱パック『プレイステーション3 FINAL FANTASY XIII LIGHTNING EDITION』を発売すると発表した。同梱パックのPS3はデザインが施された新型で、カラーはセラミック・ホワイト。ハードディスク容量は250GBで、パックの価格は41,600円（税込）になるとのことだ。最後に北瀬氏は、本日より『ファイナルファンタジー VIII』がゲームアーカイブスにて1,500円（税込）で配信開始となることを告げ、ステージを後にした。

▲新たなデザインでお目見えとなる同梱版PS3。ハードディスク容量が増えたのも大きなポイントだ。

▲カプコンの竹内潤氏。

　ここでショーン氏が2010年春に発売予定の『モーションコントローラ（仮）』を手に再び登壇。さらにカプコン・竹内潤氏がモーションコントローラ（仮）の対応ソフトとして、2010年春に発売予定の『バイオハザード5 オルタナティブエディション』のデモプレイを披露した。

▲『バイオハザード5 オルタナティブエディション』のデモプレイ。ナイフでの攻撃や、もがくなどでモーションコントローラ（仮）を激しく振っていた。

▲続いて『リトルビッグプラネット』のデモプレイも。こちらもモーションコントローラ（仮）対応タイトルとなる。この他に8本の対応タイトルが発売される。また、現在発売中のタイトルの中にもアップデートによって対応するタイトルもあるという。

▲カンファレンスの最後の情報は、プレイステーションネットワークについて。ここでは、11月より『まいにちいっしょ』が毎日配信から週刊配信となり、名称が『週刊トロステーション』になることや、PSP向けに“ROOM”という新サービスが開始すること、国内限定でPSP向けに電子コミックの配信が12月より開始予定であることなども明かされた。

■東京ゲームショウ2009 開催概要
【開催期間】2009年9月24日～27日（ビジネスデイ：24～25日、一般公開：26～27日）
【開催時間】各日10：00～17：00（一般公開日は開場時間が前倒しになる可能性がある）
【会場】幕張メッセ（千葉県）
【入場料】前売1,000円/当日1,200円、小学生以下は無料
【主催】社団法人コンピュータエンターテインメント協会（CESA）

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