2009年9月25日(金)
ユービーアイソフトから、12月3日にPS3/Xbox 360用ソフトとして発売されるACT『アサシン クリードII』。そのクリエイティブディレクターであるパトリス・デジレ氏にゲームのプレゼンを受けたので、その模様をお届けする。
▲クリエイティブディレクターのデジレ氏。爽快なプレイを披露しつつ、ゲームの解説をしてくれた。 |
『アサシン クリードII』は、2007年に発売され、全世界で800万本以上を売り上げた『アサシン クリード』の後継作。15世紀末のイタリア・ベネツィアが舞台となっており、主人公であり元貴族のエツィオ・アウディトーレは、自らの一族を没落させた裏社会に復讐をするため暗殺を重ねていく。アクション性、ミッションの種類、そしてソーシャルステルスも格段にアップし、群衆に紛れるだけではなく、彼らを使って敵を翻弄(ほんろう)することも可能になっている。
本作にはデータベースの機能が搭載されている。ここではキャラクターに関する情報や外見などを見ることが可能。デジレ氏は笑いながら「ウィキペディアだと思ってください」とコメントした。またここでは、ゲームプレイのヒントが見られることもあるようだ。
街にいる人の横をぶつかりつつ走り抜けることで、彼らからお金を取ることができる。このお金を使えば、投げナイフや薬を買うことができるので、有効に活用したい。ここでデジレ氏は、主人公の衣装を購入。ワインレッドの服に着替えたが、これに関しては見た目のみで、特に影響はないという。なお、防具はステータスに影響する。
さまざまな場所に自由によじ登れるのが、このシリーズの特徴。本作では登るスピードも速くなっており、さらに快適に街中を歩きまわれる。また、新システムとして、ジャンプしながら壁をつかむことも可能に。これを使えば、これまでには行けなかったような高い場所にもよじ登れる。
ここでデジレ氏は、屋根にいた盗賊にお金を渡す。盗賊を雇うことで自分の周りにつき、護衛をしてくれる。今回は盗賊を雇ったが、街にいる娼婦を雇うこともでき、彼女たちは護衛の目をそらしてくれるとか。また彼らを雇うことで、アビリティを覚えることができるのもポイントだ。それぞれ、いくつかのアビリティを持っているということなので、本編をプレイする際に意識してみてはどうだろう。
最後にデジレ氏から、TGS会場で本作を体験する人たちに向けて、「このミッションは100あるうちの1つにすぎないので、本編を期待してください。会場では、このミッションを自由に楽しんでもらえれば幸いです」とのメッセージをいただいた。続けて、発売を楽しみにするファンへ「今年一番安く、イタリア旅行を楽しめます。12月3日、すばらしい旅を!」と笑顔でコメントし、ゲームプレゼンは終了となった。
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※画像は開発中のもの。