2009年9月28日(月)
東京ゲームショウ2009のKONAMIブースステージで『メタルギア ソリッド』シリーズ最新作、2010年発売予定のPSP用ソフト『メタルギア ソリッド ピースウォーカー(以下、MGS PW)』の紹介イベントが、9月24日に行われた。
本作は、さまざまなプラットフォームで発売されている、“敵に見つからないように潜入する”ステルスアクション『MGS』シリーズの最新作。PSP版としては初めて、シリーズの生みの親である小島秀夫監督自らが、監督・脚本・ゲームデザインを手掛けている。
本日行われたステージイベントでは、『MGS4』でBB部隊のレイジング・レイブン役を務めた菊地由美さんが司会を担当。小島監督とゲストのトークを交えつつ、『MGS PW』のストーリーや時代背景、登場キャラクターについてのさまざまな情報が飛び出した。
まずはじめに、本作のストーリーにかかわる重要シーンやセリフが盛りだくさんな、TGS2009初公開のトレーラーがスクリーンに映し出された。
▲9分20秒もあるという、小島監督イチオシのトレーラー。さまざまな人物のセリフとともに、今作の舞台となる戦場の様子がうかがえる。後半はガラリと絵柄が変わり、これまで明らかにされていなかったキャラクターたちが一挙に登場した。 |
続いて、本作の舞台が1974年の中米コスタリカということが明かされた。軍隊を持たない国であるコスタリカに、突如現れた謎の武装集団。“軍なき国家”を守るため、“国境なき軍隊”を指揮するネイキッド・スネークが動き出す、というストーリーが展開する。
ネイキッド・スネークが物語の中心となる本作では、舞台設定が1974年の10年前・1964年となっている『MGS3』と根幹的な部分でストーリーがかかわっていて、驚くべき事実が描かれると話す小島監督。もちろん、『MGS3』をプレイしていなくても楽しめる作品だが、『MGS3』をプレイした人にはぜひともプレイしてほしいと語っていた。
▲本作の登場人物とキャストも一挙に紹介された。菊地さんが演じる謎の女性・ストレンジラブや、平和を愛するヒロイン・パスなど、気になる人物ばかりが登場する。一体彼らは、スネークにどのようにかかわってくるのだろうか……? |