2009年10月19日(月)
フロム・ソフトウェアは、PS3用ソフト『3Dドットゲームヒーローズ』を使った先行体験会を、10月17日に同社社屋において開催した。
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会場には、過去のイベントに姿を見せた主人公のドットオブジェも。訪れた人々を、出迎えていた。 |
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11月5日にソフトが、11月25日にはアニプレックスからサウンドトラックが発売される。初回限定盤はピクチャーレーベル仕様で、キャラクターステッカーを封入している。 |
『3Dドットゲームヒーローズ』は、“2DドットグラフィックをPS3の最新技術で完全3D化”することをコンセプトに、懐かしいテイストと奥深いゲーム性を追求したRPG。先行体験会には、公式サイトから申し込みをして選ばれたメンバーが参加。発売前の本作を、2時間にわたって楽しんでいた。
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多くのゲームのオマージュやパロディを盛り込んでいる本作。プレイした人の中には、キャラクターを選択した際に表示されるデフォルトの名前を見た段階で吹き出す人も。 |
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音楽もどこかで聞いたようなフレーズで、耳に残るものが多い。誰かと一緒に、ゲームや曲の元ネタを話しながらプレイするのも楽しいかもしれない。 |
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プレイした人の多くが驚いていたのは、その美麗なグラフィック。画面からはわかりにくいかもしれないが、水のリアルさや、画面の奥まで映し出された背景など、とにかく細かく作りこまれている。 |
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ダッシュレースは、ダッシュするキャラクターを操作してコースを走り、そのタイムを競うミニゲーム。こう聞くと簡単そうなのだが、走る速度はコーナーを曲がるたびに速くなっていく。連続して曲がる部分ではタイミングを取れず、壁に激突するプレイヤーが続出した。 |
最初の1時間で“草原の神殿”や街の探索を体験し、その後キャラクターのエディットに入る人が多かった先行体験会。後半1時間ほどの時間であったにもかかわらず、キャラクターを制作し、そのキャラを動かす楽しみを味わっていた。フロム・ソフトウェアの広報・O氏いわく、「前から見た状態と、横から見た状態を制作し、その後、肉付けしていくのがオススメ」とのこと。また、カメラがやや上から見下ろした状態になるので、目は1ドットではなく、2ドットにしたほうがいいようだ。
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オリジナルキャラクターから、どこかで見たようなキャラクターも作れるエディット。制作する際は、首を作ることと実際に動く際は体を振りながら動くことを意識すると、うまくいくかもしれない。なお、作ったキャラクターは、メモリー管理内のエディットデータに保存されるので、自身のブログやホームページなどで公開して、配布することができる。 |
参加者に実施したアンケートによると、「パロディネタが楽しいだけでなく、今風のグラフィックもイイ!」や「20代後半~30代のユーザーを意識した作りが熱い」という意見の他に、「エディットが楽しい」や「実際に発売されてから、エディットを楽しみたい」など、かなり高いレベルで満足している様子を確認できた。記者も取材をしながら、「早く自分で遊びたい」、「自分の作ったキャラクターを操作したい!」と思ったものだ。なお、本作に興味を持ったユーザーのために、動画2本を掲載する。動いている画面を見ることで、イメージも変わるかもしれないので、ぜひご覧いただきたい。
※画面は開発中のもの。
(C)2009 FromSoftware, Inc.