2009年11月16日(月)

大盛況だった『グランツーリスモ』対戦レースイベント“Akiba Grand Prix”

文:電撃オンライン

 11月14日、PSP版『グランツーリスモ』を使用した対戦レースイベント“Akiba Grand Prix”が、ベルサール秋葉原で開催された。

 “Akiba Grand Prix”は、その名を冠した対戦レースイベントをメインとして、PSP版『グランツーリスモ』の試遊やフリー対戦などが楽しめた無料のユーザーイベント。当日はあいにくの天気ではあったが、PSPとソフトを持参すれば誰でも参加できるということで、多数の参加者が来場した。

“Akiba Grand Prix” “Akiba Grand Prix”
▲イベント開始直後の様子。開始前からエントリ待ちの行列ができ、この後も続々と参加者が会場を訪れていた。
“Akiba Grand Prix” “Akiba Grand Prix” “Akiba Grand Prix”
▲午後になると再び行列ができていた。試遊やフリー対戦などを楽しむ人も増え、対戦レースイベントの参加者がメイン会場を出払っている間も、メイン会場はにぎわっていたようだ。

 対戦レースイベントでは、まず5カ所のサテライト会場でヘルメットを被った謎のレーサーとの対戦。そのレーサーに全勝することでメイン会場でのタイムトライアルに参加でき、そこでの上位12名がステージで行われるファイナルラウンドへ参戦した。さらにファイナルラウンドで優勝すると、2010年3月発売予定のPS3『グランツーリスモ5』のスタッフクレジットにその名が刻まれる。なお、謎のレーサーとの勝利成績によって、最大435台(229車種)のクルマデータをもらうこともできた。

“Akiba Grand Prix”
▲電撃PlayStationの“教えて! PlayStation 3+PSP”でおなじみ、ネル山本さんも同誌の担当ライターと一緒にAkiba Grand Prixへ参加! 結果は……というと、2人とも5勝ならず。
“Akiba Grand Prix” “Akiba Grand Prix” “Akiba Grand Prix”
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▲5カ所のサテライト会場はどこも盛況で、長い時は40~50分待ちの行列ができていた。ネルさんたちも列に並んでレーサーに挑む。
“Akiba Grand Prix” “Akiba Grand Prix” “Akiba Grand Prix”
▲真剣な表情、楽しげな表情で白熱のレースを展開するも……5勝ならず。でも勝った分のクルマデータはホクホク顔で交換だ。この時の模様は、電撃PlayStation Vol.460に掲載される。

 ファイナルラウンドでは、2009 AUTOBACS SUPER GTチャンピオンの脇阪寿一選手と、GTとゆかりの深いタレントの川村ゆきえさんの2名がゲストで出演。さらにアナウンサーのピエール北川さんが、本物のサーキットと同様に白熱の対戦レース実況を行った。

“Akiba Grand Prix” “Akiba Grand Prix”
▲ステージでは、川村さんから脇阪さんに花束贈呈。会場を訪れた脇阪さんのファンとともに、チャンピオンになったことを祝った。

 ファイナルラウンド最終戦では、勝ち残った3名の参加者とともに、脇阪さんが決勝を走るということで、ファイナルラウンド前に軽く走行を披露したのだが……スタッフのお姉さんにも惨敗するという有様。それでも脇阪さんは、「これから戦うライバルに手の内を明かすわけにはいかない」と持ち前のトークで会場を盛り上げていた。

“Akiba Grand Prix” “Akiba Grand Prix”
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▲脇阪さんの負けが確実、という展開になると、北川さんからも「今言い訳を一生懸命考えていると思います」とトークのハードルを上げられた脇阪さん。TV番組などで見せる饒舌ぶりをいかんなく発揮し、最後まで観客を楽しませていた。

“Akiba Grand Prix” “Akiba Grand Prix”
▲以上の結果を踏まえて、脇阪さんが最終戦で何位になるかという川村さんの予想は、「中途半端に3位だと思います!」。脇阪さんも半ば同意を見せて、観客からは2人のやり取りに笑いが起きた。

 ステージでの対戦を経て、ファイナルラウンド最終戦へと駒を進めたのは、ジーティーアールさん、クラウドさん、サイさんの3名。タイムトライアルでは、12位、11位、10位という結果だったものの、本番での強さを見せたようだ。

 最終戦のコースは、富士スピードウェイ。脇阪さんにとってもなじみのあるコース……なのは現実でのことなので、手も足も出ずといった様子の展開に。他3名の熾烈な争いは、普段通りの走りができたというクラウドさんが勝利した。見事1位をとったクラウドさんの名前が、『グランツーリスモ5』のスタッフクレジットに名前を刻むこととなるのだろう。

“Akiba Grand Prix” “Akiba Grand Prix” “Akiba Grand Prix”
▲参加者たちの走りを、トークの時とは違う顔で見ていた脇阪さん。「勝負事ってゲームでもレースでも、この真剣な表情がいい」と真剣な顔つきで対戦する参加者たちを絶賛した。最後のあいさつでも「(負けたけど)真剣な顔を見られたのが何より」と満足気だった。
“Akiba Grand Prix” “Akiba Grand Prix”
▲川村さんも、「ここがサーキットかと思えるほど」と白熱したレースぶりを楽しんだ様子。またイベントで、みんなを応援したいと話していた。

データ

▼『グランツーリスモ』
■メーカー:SCE
■対応機種:PSP
■ジャンル:RCG
■発売日:2009年10月1日
■価格:UMD版 5,480円(税込)/ダウンロード版 4,400円(税込)
 
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▼『グランツーリスモ5』
■メーカー:SCE
■対応機種:PS3
■ジャンル:RCG
■発売日:2010年3月予定
■価格:未定

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