2009年11月25日(水)
タイトーは、明日11月26日に発売するDS用ソフト『クッキングママ3』の完成発表会を、本日11月25日に都内で行った。
本作は、全世界でシリーズ累計700万本以上を販売している料理アクションゲーム『クッキングママ』のシリーズ第3弾。タッチペンを使って食材を切ったり、フライパンを使って材料を炒(いた)めたり、料理をキレイに盛りつけたりと、“ママ”と一緒に料理を作る楽しさを体験することができる。
本日行われた完成発表会では、まずタイトーの神村武プロデューサーが登壇し、『クッキングママ3』の魅力や新要素などについて、画像を使いながら説明した。
▲本作のプロデューサーを務める神村氏。「『クッキングママ3』はシリーズ最高の『クッキングママ』を目指しました」と話していた。 |
▲新たなゲームモードは、用意された食材から2種類を選び料理を作る“組み合わせてみよう”と、ママから頼まれてお使いをする横スクロールのアクションゲーム“おかいものをしよう”の2つ。“おかいものをしよう”では、試食品をすすめてくるスーパーのおじさんなど、お邪魔キャラクターがプレイヤーの行く手を阻む。 |
▲DS用ソフト『ガーデニングママ』との連動要素も。『ガーデニングママ』で育てた野菜や果物を『クッキングママ3』に送ると、新たなミニゲームを遊べるようになる。 |
▲クッキングママリミテッドのCEO・長嶋氏。「海外の子どもたちが『クッキングママ3』をプレイしている姿を見てどうですか」と司会者に聞かれると「ありがたいことですね」と感慨深そうに述べていた。 |
その後は、『クッキングママ』シリーズの生みの親であるクッキングママリミテッドのCEO・長嶋健氏が登壇。本作の開発エピソードなどを語った。早速、司会者から開発のキッカケについて尋ねられた長嶋氏は、「(自分の)2人の娘がおままごとをしているのを見たのがキッカケ」だと明かし、実際に開発段階の試作品を自分の娘やその友だちに遊んでもらったと話していた。「料理はお好きですか?」という質問には、「好きですね」と答え、「バイトで学んだ料理の知識が役に立ちました」と、学生時代のエピソードも披露していた。
また、本作が全世界で累計700万本という大ヒットを記録していることについては、「いろいろな方に支えられ、ここまでこられました。感謝の気持ちでいっぱいです」と、関係者やゲームをプレイしたユーザーに向けてうれしそうに話していた。このヒットについて長嶋氏は、「海外でも人気の高い日本食に助けられたのかもしれません」と述べ、「日本人に生まれてよかった」とコメント。最後に司会者から「ゲームへのこだわりは?」と聞かれると、「自分がおもしろいと思えるものを作ろうと頑張っています」と話し、「(『クッキングママ3』は)明日発売になりますが、1ユーザーとして新たな気持ちでもう一度プレイしてみようと思っています」と答えていた。
▲本日の完成発表会に登壇した神村氏と長嶋氏(画像左)。会場には、本作の試遊台も出展されていた(画像右)。 |
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