2009年12月4日(金)
USERJOY JAPANが運営するPC用オンラインMMORPG『Le Ciel Bleu ~ル・シエル・ブルー~(以下シエル)』のクローズドベータテスト(CβT)が、11月18日15:00~11月24日20:00の約1週間、行われました。このCβTの様子をスクリーンショット集に引き続き、新人”とちおとめ”がババンとレポートをお届けしますっ! 『シエル』自体の完成度の高さもあって、仕事であることも忘れて真剣に楽しんでプレイをしていました。その雰囲気が少しでも伝われば幸いです♪
【とちおとめの気になるキーワード5段階評価】 キャラのかわいさ:★★★☆ |
まずは、『シエル』が初めてという方にざざっと概要を紹介。滅亡を余儀なくされた王国を救えと予言された”運命の子”であるプレイヤーは、力をつけるためにパートナーの精霊(運命の書)とともに冒険に旅立つ……。プロローグからで冒険心をくすぐるドラマティックな始まりです。プレイヤーは、大陸の2大勢力である2つの連盟「クリムゾンルビー」と「アルカディアブルー」のどちらかに所属し、冒険者としてレベルを上げながら、やがては故郷の王国を救うという展開……になるのかな!?
システム的には上から見下ろし視点の2Dタイプで、視点の回転はできません。基本操作はマウスのみで行え、一部ショートカットとしてキーボードを使用。多少アクション要素もありますが、基本的にマウスクリック主体のゲームなので、PC用のMMORPGをプレイしたことのある人ならば、すんなりプレイできるかと思います。
と、予習・復習も終わったところで、めくるめく『シエル』の世界を5つのキーワードをもとに紹介してくことにしましょうっ!!
▲チュートリアルもかねたプロローグ。最近はMMOでもストーリー重視のものが増えましたよね~。いったい、この大陸に何人の”運命の子”がいることになるのやら(笑)。 |
▲2つの連盟は、拠点となる町が異なるだけで、不利・有利はCβTのときには感じられませんでした。もうNPCの見た目とかで選んでしまっていいかも♪ |
MMORPGと言うと、どことなく硬派なイメージがありましたが、最近ではいろいろなメーカーさんもこぞってカジュアル路線を前面に押し出しています。『シエル』も、その辺はすごく意識しているようで、公式サイトやレポート前編のSSを見てもらってもわかるようにギャルゲーか乙女ゲーかってくらいの美形NPCがたくさん登場します。コミックやアニメっぽいデザインなので、電撃オンラインの読者さんには好まれるのではないでしょうか。
そのかわいらしさはプレイヤーキャラにも反映されていて、画面上に表示されるキャラクターのもいい感じにデフォルメされてます。プレイヤーキャラクターの種族は人間(?)のみですが、髪色・肌色を自由に選べたり、髪型も男女14種類ずつ用意されていたので、けっこう個性的なキャラメイクが可能。モーションなどのぎごちなさは感じなく、攻撃をしたり受けたりしたときの表情まで変わるので、見ているだけでも癒される感じです♪ とても惜しいのは、着せ替えのバリエーションが少なく感じたこと。使用武器と盾はキャラに反映されるのですが、防具は基本的にクラス依存のグラフィックになってしまいます。見た目が変わる「スーツ」というオシャレ装備もあったのですが、CβTではあまり種類がなかったようなので、これは今後に期待。というよりも超期待!
▲キャラクター作成画面。男の子の髪型は変化がわかりにくいものが多いかな? 自分のステータスバーに表示されるイラストも10数種類のなかから選べるのもウレシイですね。 |
モンスターも基本的にかわいくてコミカルな路線なものが多いので、リアル路線がお好みの方にはちょっとキビしいかも。「見た目なんかどうでもいい、ゲームの内容が面白ければ!」という言葉はよく聞きますが、それは言い訳です(キッパリ)。特にMMORPGのように長く続けるゲームの場合、モチベーション維持のために見た目というのはすごい重要! それに内容がついていけばいいだけの話ですっ! と力説してみます。その点、『シエル』の場合は第一段階としてビジュアル面から「おもしろそう!」と、興味をひける点は大きな強みになるのでは♪
▲白目で必死に攻撃したり、スキルを使ったときの“してやったり”な表情など、キャラのモーションが生き生きしていて、見ているだけで楽しいです。キャラクターは3Dですが、画面は2Dなので回転できないのが残念。 |
▲確認できた数少ないオシャレ装備のスクール水着♪ ゲームを開発した韓国でもスク水はニーズがあるんですかね!? それとも日本向けの需要なのかしら(笑)。 |
プレイヤーの冒険のお供である“運命の書(画面左下の本)”のヘルプ機能が、とにかく充実しています。操作のヘルプはあたりまえのこと、クエストで倒すモンスターの居場所、必要なアイテムを落とすモンスターの種類まで、すべて参照することができます。しかも! クエストで訪れるNPCや、討伐すべきモンスターの出現場所へナビゲーション(自動で移動)してくれちゃう親切っぷり♪ あとは現地で会話するなり、モンスターを狩りまくればOK(クエストの終了報告なども当然オート移動できちゃいます)。なんかもう、親切すぎて怖い感じですが(笑)。とかくオンラインゲームにありがちな、“次は何すればいいの?”は回避できます。もっとも、その辺も含めた他プレイヤーとの情報を交換するといった交流の機会が減るのもしれませんが。
ほかにも移動時に、ズームボタンをクリックすると画面が広範囲マップに切り替わります(ズームアウト、ですね)。エリアの全体像やモンスターの分布(赤色で表示)NPCの位置(名前表示)などがわかりやすく、移動しやすくなります。また、スキルやアイテムの使用もできるので、その気になれば戦闘もできなくはないです。ちょっと無茶ですけれども(笑)。
▲楽ちんすぎてオート移動に頼りっぱなし。当然、アクティブなモンスターは襲ってきますので、ご利用は計画的に! クリアに必要なアイテムなど、クエスト内容をメモしたり、覚える必要がないので、便利ですね。ものぐさオンラインゲーマーの一丁あがり!?(笑)。 |
▲マップ機能もすごく充実しており、フィールドのつながりはもちろんのこと、マップ上から各町にある施設の確認もできます。攻略本いらないな~これは、ホントに。ちなみに2大連盟の拠点を含めて9つの町が大陸にあるようですね。CβTの時点ではけっこう多いかと。 |
クエストは、レベルに応じて町の人から依頼される数が増えていき、その数は非常にたくさんありました。……が、少なくとも私が体験した限りでは、討伐系(〇〇を何匹倒してこい、〇〇を倒して××を集めろ)と運搬系(どこどこの誰々にアイテムを渡す)がほとんどだったため、クエスト自体をクリアする楽しみはあまり感じられなかったのが残念。CβTですし、たまたま私が受けたクエストがそういうのばっかりだった可能性もありますけれど。もっともクリアすれば経験値やお金がもらえるため、前述のナビゲーション機能と合わせればサクサク進められますので、レベル上げの手段としては活用できそうです。
もっともレベル上げに最適なのが連盟クエストです! これはレベル15以上になると所属している連盟本部で受けられるクエストで、内容的は主に討伐系のクエストですが、クリア時の報酬が通常のクエストよりも多く、さらにくり返し受けることが可能! しかも、クエスト1回の所要時間が短く、インスタンスダンジョンで行われるので、対象モンスターを取り合うといった問題もまったくなし♪ ……が(また否定か!)、クエストを行うには最低でも2人以上のパーティを組んでいる必要があったり、難易度が高いものもあるようです。私はテスト最終日に滑り込みで体験しましたが、一度やっちゃうと、ちまちま外で敵を倒すのが「めんどくさ~」って思えちゃうほど(笑)。オープンβ以降に参加する予定の人は、ぜひやってみてくださいね♪
▲クエストによっては、ボス格のモンスターを討伐するものもあります。パーティーメンバーが強かったので、調子にのって一緒に突っ込んだらごらんのありさま……。ちなみにパーティは最大で11人まで組めます。なんという大所帯っ。 |
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