2009年12月14日(月)
12月13日、東京の恵比寿ガーデンプレイス内ザ・ガーデンホールにおいて、劇場アニメ『映画 レイトン教授と永遠の歌姫(以下、永遠の歌姫)』のプレミア試写会が開催された。
この試写会は、11月25日に行われたDS『レイトン教授と魔神の笛(以下、魔神の笛)』の完成披露会において、会場に入場できなかった一部の招待ユーザーを対象に開かれたプレミアム試写会。あいさつに立ったレベルファイブ代表取締役社長・日野晃博氏は、完成披露会での不手際について謝罪し、本日の試写会にスケジュールが合わなかったユーザーに対しては個別で対応していく意向を明らかにした。
▲レベルファイブ代表取締役社長・日野晃博氏 |
続いて完成披露会でも行われた、日野社長による『レイトン教授』シリーズの今後の展開に関するプレゼンテーションに移行。いよいよ公開が12月19日に迫った『永遠の歌姫』について、日野社長はゲームの制作スタッフがさまざまな面でかかわっていると話し、「ゲームの魅力を失うことなく、非常に泣ける魅力的な作品になった」と力強くアピールした。また、『レイトン教授』シリーズセカンドシーズンの展開についても触れ、ゲーム第1弾『魔神の笛』、映画第1弾『永遠の歌姫』に続いて2010年秋にゲーム第2弾『レイトン教授と奇跡の仮面』を発売、さらに劇場版第2弾、ゲーム第3弾と続けていきたいと抱負を語った。
▲フリーアナウンサーの荘口彰久さん。 |
その後は、荘口彰久アナウンサーの司会進行によるトークコーナーがスタート。ここでは、『永遠の歌姫』で歌姫のジェニス・カトレーンを演じる声優・水樹奈々さんと、『レイトン教授』シリーズの大ファンというタレントの眞鍋かをりさんがゲストとして登場した。
もともと『レイトン教授』シリーズのファンだったという水樹さんは、今回映画に出演することになり「すごくうれしかった」とのこと。「ナゾを解くのが苦手で、ひらめきコインやピカラットがどんどん減っていってしまう」と笑いながら語る水樹さんだったが、「友だちに聞いたり、頑張ったりするとなんとか解けるところがおもしろい」とゲームの魅力について語っていた。
水樹さんが演じるジェニスは、レイトン教授の元教え子で、オペラ歌手として活躍する女性。非常に友だち思いで、大切な友人のためにレイトン教授に助けを求めることになる。劇中ではオペラ歌手として歌うシーンもあるようだが、これまで歌ってきた歌とは異なるオペラ調の歌だったため、非常に歌うのが難しかったと話す水樹さん。「でもとてもいい曲で、一度聞くと頭から離れなくて、アフレコ中もずっと頭の中を回っていた」とも話していた。
そんな水樹さんに「ずっと会いたかった」という眞鍋さんは、『レイトン教授』シリーズは1作目からすべてプレイしており、11月に発売されたばかりの『魔神の笛』もすでにクリア。現在は、100時間遊べるオマケの『レイトン教授のロンドンライフ』を楽しんでいるという。一方の水樹さんは、『魔神の笛』の初期段階でつまずいており、なんとルークにまだ会えていないそう。「パズルでずーっと止まっていて、早くルークに会いたい!」という水樹さんを、眞鍋さんは「ぜひクリアして、一緒にすれ違い通信や『ロンドンライフ』をやりましょう!」と励ましていた。
▲年末に放送されるNHK紅白歌合戦への出場が決定した水樹さん。宗口アナウンサーからは「紅白出場おめでとうございます」というエールが、会場からは大きな拍手が贈られていた。 | ▲眞鍋さんはすでに『魔神の笛』をクリアし、ロンドンライフを満喫しているという。この日も、会場にいる2人ほどと“すれ違い通信”をしたことを明かしていた。 |
▲トークコーナーでは、『レイトン教授』シリーズに関するクイズが楽しめる『レイトン検定』に水樹さんと眞鍋さんが挑戦する場面も。2人とも1問目はなんなくクリアするものの2問目に苦戦し、正解を会場の観客から教えてもらっていた。 |
最後はこれから映画を見る人に向けて「私も映画はまだ見ていないんですが、どのようにしてナゾが映画に絡むのか、楽しみにしています(眞鍋さん)」、「映画では、私みたいにナゾが解けなくても、エンディングまでちゃんと見ることができます。まさかの展開がいっぱい見られますので、ぜひ見ていただければと思います(水樹さん)」と、2人からメッセージが贈られた。
▲招かれたユーザーには、レイトン教授の顔があしらわれたクオカードと、レイトン教授とルークのクリアファイルが贈られていた。 |
(C)LEVEL-5/Team Layton 2009
■劇場アニメ『映画 レイトン教授と永遠の歌姫』