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2010年1月29日(金)

アイテム調合RPG『ユーディーのアトリエ』PSP移植決定! 恒例の座談会やるか!

文:長雨

■グラムナートってどこですか?

ごえ:気になっていたんですけど、サブタイトルの“グラムナートの錬金術士”ってなんですか? 1作目の『マリーのアトリエ』とかは、“ザールブルグの錬金術士”だった気がするんですけど。

長雨:『アトリエ』シリーズは、作品によっては舞台も変化しているんです。今回の舞台になる“グラムナート”は、“ザールブルグ”と同じ世界に存在する地域の1つ。

あひる:同じ世界ってことは、文化的に交流もあったりするのか? 

長雨:もちろんです。“ウニ”や“クラフト”など、シリーズお馴染みの素材やアイテムが多数出てきます。さらに、『エリーのアトリエ』と『リリーのアトリエ~ザールブルグの錬金術士3~(以下、リリーのアトリエ)』に登場したキャラクター・ヘルミーナが『ユーディーのアトリエ』で仲間にできるんですよ!! こういう他作品とのリンクは、シリーズファンにはうれしいですよね~。

ごえ:ヘルミーナって、あのちょっと怪しい雰囲気の先生ですよね……。どうせなら、もっとカワイイ子がよかったような。ギャルゲー番長としては。

長雨:あ、そんなこと言っていいんですか? 『ユーディーのアトリエ』の時間軸は、1番古い時代をモチーフにした『リリーのアトリエ』ともう少し後の時代の『マリーのアトリエ』の中間。つまり、若かりし頃のヘルミーナが登場するんです。はっきりいって、美少女です。怪しさは、変わっていませんけど……。

ごえ:おっ、それはちょっと気になりますね。でも、怪しい雰囲気はそのままなんですか。

あひる:なんだよ、怪しいって!? 見た目? 言動? それとも行動なのか??

長雨:そこは、実際に会った時のお楽しみということで。会えばわかりますよ。ふふふ。

『ユーディーのアトリエ~グラムナートの錬金術士~囚われの守人』 『ユーディーのアトリエ~グラムナートの錬金術士~囚われの守人』
▲“ウニ”や“とんかち”など、お馴染みのアイテムが満載。しかも、調合では新たなアイテムもたくさん作れるようになっている。▲グラムナートは、海あり、山あり、平地ありと豊かな地域。ここを自由に冒険をしながら、素材集めをしていくことに!

ごえ:ワールドマップ、ずいぶんと広いですね。ここを冒険するのは、かなり時間がかかるんじゃないですか? 

長雨:それが、問題ナシなんですよ。『ユーディーのアトリエ』では物語が進むと、なんと“工房のお引っ越し”ができるようになるんです!!

あひる:おぅ、じゃあ海辺のリゾート地に工房を建てて、日々バカンスなんてことも!

ごえ:ちょっと、あひるさん。錬金術に関係ない場所に工房を建てられるはずないでしょう。

長雨:ごえモンさんの言うとおり、当然ながらリゾート地は無理です。残念。でも、5つの街から住む場所を選べるんですよ。

ごえ:それぞれの街に、特徴があるみたいですね。

長雨:そうなんです。農業の街“リサ”なら植物系素材、鍛冶の街“プロスターク”なら鉱物素材の良質なものが揃っています。つまり、自分のプレイスタイルに合わせて工房の位置を決定できるわけですね~!

あひる:ほー、それは便利だな。目的に合わせて、ガンガン引っ越しすればいいわけか。そうすれば、冒険もラクになるな!

長雨:モチロンそれも悪くないですが、当然お引っ越しにはお金が掛かるので、ご注意を。借金もありますし。

『ユーディーのアトリエ~グラムナートの錬金術士~囚われの守人』 『ユーディーのアトリエ~グラムナートの錬金術士~囚われの守人』
▲学者の街ヴェルンなら図書館など、各街特有の施設がある。▲家賃は10000コール!! 無期限でこれは、お得なような気も……。

■キャラが魅力的なのもウリの1つ

長雨:さて、システムについてはひと通り説明させていただきました。でも私からすると、『ユーディーのアトリエ』を含め『アトリエ』シリーズの魅力は、やっぱりキャラクターですよ。

ごえ:確かに、個性的なキャラたちと楽しめる魅力的なイベントはいいですね。

あひる:イラストもカワイイ感じだもんな~。ユーディーかわいいよ、ユーディー。

長雨:あひるさんはユーディー派ですか。でも『ユーディーのアトリエ』では、主人公の親友になる女の子・ラステルが超カワイイんですよ! 冒険者として雇うと、支援効果のある歌を歌わせることができるんです。それが本当にキュートなので、毎回毎回パーティに入れてました。

ごえ:あの、お嬢様っぽい雰囲気はいいですよね。でも、彼女まで冒険者にできるのはちょっと意外だな。

長雨:『アトリエ』シリーズのお嬢様は、結構冒険者になりますよ。『マリーのアトリエ』に登場したお嬢様は、ある意味最強キャラクターになってましたし……。でも『ユーディーのアトリエ』の最強キャラは、パメラさんですけどね。なんとパメラさんは幽霊なので、ぶっちゃけHPが減りません。

あひる:おぅ? 幽霊が仲間になんの!? つーか、HP減らないって卑怯じゃね?

長雨:仲間なんですし、頼もしくていいじゃないですか。細かいことは、気にしない。

ごえ:他にも、いろんなキャラクターが登場するんですよね。

長雨:もちろん。大盗賊の娘さんとか、マジメな女剣士さんとか、不幸体質な冒険者さんとか……。あとユーディーに借金させる高利貸しも、冒険者として雇えるんですよ。

あひる:意外にいい奴なのか、高利貸し!?

長雨:悪い人ではない……ってところでしょうか。でも面倒見はいいし、何かとユーディーのことを気にかけてくれる人ではありますよ。あと、時折メガネをかけるのは卑怯だと思うんです。常時メガネじゃなく、作業の時にかける。そのギャップには、正直萌えます。狙っているとわかっても、萌えざるをえない。悔しい。

『ユーディーのアトリエ~グラムナートの錬金術士~囚われの守人』 『ユーディーのアトリエ~グラムナートの錬金術士~囚われの守人』
ラステル・ビハウゼン:何かと夢見がちなお嬢様で、ユーディーの親友。タイムスリップしたというユーディーの発言を誰も本気にしないなか、彼女だけは信じてくれる。高利貸しのヴィトス:ユーディーが200年後の世界で初めて会った人物。この出会いは、彼女にとって幸運だったのか不幸だったのか……。

ごえ:僕もたまにメガネかけたり外したりしようかな……。あ、そういえば、PSP版には新キャラクターが出るんですよね。とってもカワイイ感じの小さい女の子。

長雨:『ユーディーのアトリエ』には、これまで子どもキャラクターっていませんでしたしね。ユーディーや、他のキャラクターとどう絡んでいくのかが、気になるところです。

あひる:しかも、記憶喪失らしいぞ!! ちびっこで、記憶喪失。まだ情報が少ししか出ていないのに、気になる要素多すぎだよな。

ごえ:まだ名前すら明かされていませんしね。服装の雰囲気も、他の登場人物たちと違いますし……。ミステリアスな部分が、またいいじゃないですか。

長雨:ガストさんからいただいた資料の中に、ユーディーのパーティに同行している画像もありましたよ。どうやら、冒険者として仲間になるようです。杖を持っているし、もしかして彼女も錬金術士?

あひる:その辺は、続報を待つしかないな。

ごえ:とりあえず彼女とは“ファクトア神殿”の新ダンジョンで出会えるらしいですよ。

『ユーディーのアトリエ~グラムナートの錬金術士~囚われの守人』
???:PSP版に登場する新キャラクター。現在は記憶喪失であること以外、ほとんど謎に包まれている。はたして、彼女の正体は?
『ユーディーのアトリエ~グラムナートの錬金術士~囚われの守人』
▲暗い遺跡の中で、謎の新キャラクターと出会うユーディー。そこで、彼女が記憶喪失であることも判明する。▲ユーディーのいう強い敵とは? 2人で戦うことになるのか!?

→とりあえず、疑問はガストさんに聞いてみよう!(3ページ目へ)

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Illustration:双羽 純

データ

▼『ユーディーのアトリエ~グラムナートの錬金術士~囚われの守人』
■メーカー:ガスト
■対応機種:PSP
■ジャンル:RPG
■発売日:2010年4月8日
■価格:5,040円(税込)
 
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