2010年2月4日(木)
スクウェア・エニックスが、本日2月4日に発売したPS3用ソフト『スターオーシャン4 -THE LAST HOPE- INTERNATIONAL(以下、SO4I)』についての、読者参加インタビューを掲載する。
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本作は、2009年2月19日に発売されたXbox 360用ソフト『スターオーシャン4 -THE LAST HOPE-(以下、SO4)』のインターナショナル版。1つのディスクで日本語、英語、フランス語、イタリア語、ドイツ語、スペイン語の6カ国語に対応している他、日本語と英語のキャラクターボイスを収録している。また、『SO4』の海外版にも搭載されていた、CGキャラクターをモチーフとしたインターフェースの追加なども行われている。
この記事では、電撃オンラインの読者から寄せられたさまざまな質問に対する、本作を手がけたスクウェア・エニックスの山岸功典プロデューサーと小島創アシスタントプロデューサーのコメントをお届け! 『SO4』開発の経緯や、オススメコンボ、本作が本当にシリーズ最終作なのかなど、ユーザーの生の声に対するコメントをいただいたので、『スターオーシャン』ファンや、これから『SO4I』をプレイする方は、ぜひチェックしてほしい。(インタビュー中は敬称略)
――PS2『スターオーシャン Till the End of Time』の結末を考えると、『SO4』は開発されないだろうと思っていました。されるとしても、今までのシリーズと関連のない新作として出るだろうと。なぜ、シリーズとの関連性を残しつつ、『SO4』を開発することになったのでしょうか。(黒月千夜さん)
山岸:開発元であるトライエースから、シリーズの最後として、どの様にしてこの『スターオーシャン』の世界ができたのか、惑星保護条約とはいったいなんだったのかという問いかけに答える物語……『スターオーシャン』の真の“始まりの物語”を作りたいという要望があったからです。
――『SO4I』はシリーズ最終作とのことですが、本当にもう新作は開発されないのでしょうか?(ぺぺさん)
山岸:新作が制作されるかどうかは正直わかりません。トライエースから制作の要望が出れば作られるかも知れませんね。ただ、少なくとも僕が『スターオーシャン』シリーズを手がけることはないと思います。(なんせ“卒業”ですから)
――PS3版を開発するにあたって、苦労した点はありますか?(光の勇者さん)
山岸:やはりハードウェアの違いがありましたので、それぞれのハードの違いをソフト側で対応させるのが大変でした。
――戦闘部分のバランスについて、Xbox 360版から変更されている点などはありますか?(ルシオとトライさん)
小島:一部、 敵のパラメータを調整したり、強すぎた&弱すぎた必殺技を調整したりしています。その結果、以前よりもシビア……というか、スリルあるバトルが楽しめるようになりました。
――今作でも“容量などの関係で泣く泣く削った”部分はあるのでしょうか。(みかくさん)
山岸:今作=PS3版という意味でなら、削ったところはありません。
――PS2『スターオーシャン Till the End of Time ディレクターズカット』のように、『SO4』のディレクターズカット版は開発されないのでしょうか?(トミーさん)
山岸:開発の予定は、まったくありません。
――開発スタッフの中で、人気のあるキャラクターは誰ですか?(通りすがりの『SO4』ファンさん)
小島:人気があるのは、バッカスだったような。なんとも言えない天然なセリフが人気ですね。(トイレに入っていたりとか)
――戦闘でのオススメコンボ、または必殺技はなんでしょうか? 威力が強力というより、演出がお気に入りのものや決まるとすっきりするというものを知りたいです。『SO4』の戦闘は楽しすぎて最高です!(riricaさん)
小島:エッジは“フェアリースター”を覚えさせて最強の回復薬として使うのが強いですね。レイミであれば“満月(ミツツキ)”が敵の動きを止めてくれて強いです。他には……バッカスのアクションアビリティ“緊急修復”なんかも即時発動の上、大幅に体力を回復するので使っていないならぜひ。
また、使っていて気持ちいいコンボとしては、メリクルの“スクリュースパイク”を連発すると、画面がぐるぐるまわって爽快です(笑)。エッジの“グランザッパー”で吹き飛ばした敵の起き上がりに、光魔法を重ねるのもちょっとテクニカルで気に入っています。
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