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2010年3月8日(月)

“若さ”ってなんなの!? 発売中のCDについて藤原啓治さんが語る

文:電撃オンライン

 マリン・エンタテインメントから、本日2月24日に発売されたミニドラマ+メッセージCD『Voice Colors Series 06.~約束~』。このCDに出演した藤原啓治さんから、コメントが到着した。

 『Voice Colors Series』は、1人の声優が、さまざまなシチュエーションでさまざまなキャラクターを演じるミニドラマとメッセージを収録した、新感覚の“つまみ喰い”CDシリーズ。第6弾には藤原さんが出演している。今回、藤原さんからCDに関するコメントが届いたので、以下に掲載する。

藤原啓治

――収録を終えられた感想をお願いします。

 ホッとしてますね。キャラクターの数も多かったので……。ぜいたくを言えば、4人くらいだとやりやすかったんですが(笑)。キャラクター年齢も、20代、30代、40代、50代とまんべんなくいるので、演じ分けが結構大変でした(笑)。

――収録で、特に気をつけて演じられたことはありますか?

 (シナリオを読んだ時)なんとなく難しいな、と思いましたね。お話がシリアスな部分があったりするので、キャラクターの演じ分けとして、あんまり変なキャラクターを作って差異をつけようとは思わなかった。“演技”でキャラクターを演じ分けていく、ということに気をつけましたね。自分に無理のないところで。変にアニメチックにならないように。そういうことを考えながら、演じました。

――印象に残ったキャラクターやエピソードなどありましたら、教えてください。または、初めて演じられた傾向のキャラクターはいますか?

 若いころから若くないキャラクターばかりをやってきたので、やはり若いキャラクターが印象が強いですね。大丈夫かな、と(笑)。……そうなんだよな。若いころのほうが30代40代の役が多かったんだよ。“若い”って何? “若さ”ってなんなの!? そこが難しいな、と思いました。特に“さわやかな人”はやったことがないので、今回出てくる若くてさわやかな“四条”というキャラクターは、新鮮でしたね。……いつも演じるのは、どこか少しひねた人が多いような気がするので。こういうキャラクターは、あまり得意ではないな。ちょっと意地悪なシナリオだよね。少し恨んでいます(笑)。これ、脚本家さんに言っておいてください!

――ドラマCDで1人のキャラクターを演じることと、今回のように1人で複数のキャラクターを演じることの違いがありましたか?

 掛け合いの間、ですかね。たとえば会話のやりとりで、間をおかずにパッと切り替えしたほうがおもしろいなと思うところがあっても、台詞が被らないようにとか、次のキャラクターへの演じ分けの必要でどうしても間ができる。そこを考えながら調整して演じたので、CDになった時にどういう風に聞こえるのか気になりますね。そういうところが、演じ方を考えている時に難しいなと思ったところかな。ドラマCDを演じることと比べて、そんなに違和感はないんだけど。

――最後に、ファンの方にひと言お願いします。

 なかなか他にはない体験ができたCDです。特にここまで多くのキャラクターを一度にやるということは初めてだったので、新鮮な気持ちで僕も演じました。なので、ちょいと興味をお持ちのあなたは、聞いてみてもいいんじゃないだろうか(笑)。よろしく!

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 なお、このCDの発売を記念して藤原さんの直筆サイン色紙をプレゼント。欲しい人は、以下の応募フォームから奮って応募してほしい。なお当選者は1名で、応募受付の締切は3月10日24:00。



 また、『Voice Colors Series』シリーズ第4巻~第6巻を購入した人へ贈られる特典も明らかになった。特典は小野大輔さん、鈴村健一さん、藤原啓治さんのコメントなどを収録した特製CDで、各CD同封の応募券3枚を集めて期間内に応募した人へ贈られる。CDには3人の本音トークが聞けるだけでなく、録り下ろしのミニドラマや、本編とはまるっきり無関係(!?)な告知CMなども収録しているとのこと。3巻すべて購入した人は、ぜひ応募してお宝CDをゲットしよう。

藤原啓治 藤原啓治 藤原啓治

(C)MARINE ENTERTAINMENT

データ

▼『Voice Colors Series 06.~約束~』
■発売元:マリン・エンタテインメント
■販売協力:ジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメント
■品番:MMCL-0018
■発売日:2010年2月24日
■価格:1,575円(税込)
 
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