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2010年8月25日(水)

『レッド・デッド・リデンプション』の世界に住む動物たちを紹介

文:電撃オンライン

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『レッド・デッド・リデンプション』には、暴力シーンやグロテスクな表現が含まれます。
CERO:Z(18歳以上のみ対象)
※18歳未満の方は購入できません。
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 Take-Two Interactive Japanより10月7日に発売されるPS3/Xbox 360用ソフト『レッド・デッド・リデンプション』の新情報が公開された。

 『レッド・デッド・リデンプション』は、『グランド・セフト・オート』シリーズを手掛けたことで知られるロックスター・ゲームスが開発した作品。20世紀初頭のアメリカ西部地方を舞台に、元義賊の無法者ジョン・マーストンが、連邦当局に捕らえられた家族を救うために戦う物語が描かれる。

 今回の記事では、ロックスター・ゲームスが西部開拓時代の要素を取り込み、大自然あふれるオープンワールドの世界を構築した本作の世界観について紹介する。

『レッド・デッド・リデンプション』 『レッド・デッド・リデンプション』
本作の世界は数マイル四方に及び、渓谷や砂漠、山岳や河川、国境すら越えていくことができる。アメリカ西部が古い風習から近代化する激動の時代に入る中、開拓地における日常の一部であった生存競争が描かれている。物語は、開拓地方にあるニュー・オースティンで始まる。生き残るために戦い合う、危険な場所だ。主人公のマーストンはギャング団を結成し、街の住人を恐怖に陥れているかつての親友ビル・ウィリアムソンを探し出す必要がある。
『レッド・デッド・リデンプション』 『レッド・デッド・リデンプション』
広大な世界には、農場の家畜として飼い慣らされたペットからどう猛な野獣まで、30種類を超える動物たちによる複雑な生態系が存在する。銃撃戦後に死体に群がるハゲワシを狙い撃てば、射撃系チャレンジが開始される。辺境の地を移動するオオカミの群れ。平原の多いニュー・オースティンの開拓地からヌエーヴォ・パライソ一帯の炎天にさらされたメキシコの砂漠、ウェスト・エリザベスの緑あふれる高山地帯まで、各地域にはそれぞれ固有の動物たちが住みついている。
『レッド・デッド・リデンプション』 『レッド・デッド・リデンプション』 『レッド・デッド・リデンプション』
西部における狩りは日常生活に欠かせない行為の1つ。ゲーム中の動物たちは互いに捕食し合い、時にプレイヤーやその馬が狙われることすらある。信頼できる武器や道具で身を守るか、あるいは攻撃に転じて、純粋にスポーツとして、もしくは金稼ぎのために狩りをしてもいいだろう。狩りの役に立つ特殊な道具を買っておくことで、より珍しい獲物をおびき出せる。獲物を仕留めたら、皮や羽根をはいで地元の商人に売りさばけるという。動物たちには、独自のAIが備わっている。犬は馬車を追いかけたり、敵だと思えば吠えかけたりする。農場の家畜たちは群れをなし、大きな音には驚く。ハゲワシは死体をついばみ、クマやオオカミなどの大型肉食動物はけん制してきたり、人間を怖がることなく襲いかかってきたりする。

 『レッド・デッド・リデンプション』では、すべての問題を銃で解決できるわけではない。銃の他に、投げ縄という武器もある。投げ縄を使えば、人や動物を生け捕りにすることができる。

 この投げ縄をリアルに、かつ楽しく扱えるようにするのは、開発チームにとって大きなチャレンジだったという。要素としては、壮大な作品の一部に過ぎないが、これらのディテールがあってこそ、20世紀初頭のアメリカ西部を再現できたといえるだろう。

『レッド・デッド・リデンプション』 『レッド・デッド・リデンプション』
各地で野生の馬が走りまわっている。動きだけでなく、アルゴリズムもリアルに作られている。
『レッド・デッド・リデンプション』 『レッド・デッド・リデンプション』
投げ縄を使えば、襲ってくる犯罪者を生け捕りにすることができる。
『レッド・デッド・リデンプション』
敵に投げ縄をかけて、泥の中を引きずりまわし、悪党に開拓地の正義を思い知らせるジョン・マーストン。やられた側はひとたまりもないだろう。

(C) 2005-2010 Rockstar Games, Inc.

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