本編までの軌跡を描いた『英雄伝説 零の軌跡』ドラマCD！ キャストコメント掲載

文：電撃オンライン

　ここからは、ドラマCDの収録現場で伺ったキャストのコメントを掲載する。なお、話を伺ったのは、柿原徹也さん、遠藤綾さん、三木眞一郎さん、皆川純子さん、滝下毅さん、生天目仁美さんの6名だ。

▲キャストの集合写真。1列目左から、生天目仁美さん、石塚運昇さん、遠藤綾さん、柿原徹也さん、皆川純子さん、滝下毅さん、有島モユさん。2列目左から、河本啓佑さん、松村幸洋さん、三木眞一郎さん、佐藤智恵さん、日比愛子さん、宮坂俊蔵さん。

――ドラマCD収録に臨んでの感想、ご自分のキャラクターの印象をお聞かせください。

柿原：世界観が表れている濃い内容になっていて、楽しい収録でした。ロイドは、正当派タイプの男の子の主人公で、正義感あふれる熱血系ですね。でも心はやさしいというか、おだやかというか。そういった役を演じるのは、いつも楽しいのですけれど、その中でも大人な考え方をする男の子でした。

遠藤：エリィは、見た目も正当派で優等生な感じですけれど、一緒に戦うこともするので、思ったより活発だったなという印象です。でも、子どもをあやすシーンは、エリィの女性らしさが出ているのでいいなと思いました。

　ゲーム（のボイス）を録った時は、1人での収録だったので、自分のキャラクターのことしか多くはわかりませんでした。でも今回、ドラマCDの収録をして、「ロイドやランディやティオがどういうキャラクターで、エリィとこんな風に会話をするんだ」というのがわかったので、ゲームだけじゃない部分を補えたのでよかったなと思います。

三木：こうしてみんなで収録できるのはうれしいことですし、立体的に世界観を感じられるのは、幸せなことだと思っています。ランディ君の印象に関しては、聞いてくださった方にまかせようかなと思っています。普通に聞いてみてください。

皆川：こうして皆さんとお会いして、それぞれのキャラクターを1人の人間として感じられました。それによって、自分の立ち位置もしっかりわかるようになったので、すごく楽しかったです。

　あと、ワジ君は不良チームのヘッドなんですけれども、不良とは思えないキレイでクールな男の子だったので、演じられてうれしかったです。たぶん、ヴァルドさんよりワジチームの方が強いはずです（笑）。

滝下：ヴァルドに関しては、ゲームでもCDでもまだ出番が少ないので、自分でも十分に役をつかみきれていないところありますが、たぶんいい奴です。“ネコが好き”みたいな、いい人っぽいところがあったらいいなと思っています。

　収録自体は、申し訳ないくらいに自分の番のところだけパッと録って、パッと終わってしまったので、他の方の演技を聞く時間が十分にありませんでした。なので、このドラマCDを聞くのを皆さんと同じように楽しみにしています。

生天目：グレイスはやり手の女性記者ということだったので「ロイドたちと、どうかかわるのかな？」というのを台本を読んだ時にも思ったのですが、とてもサバサバして、いいお姉さんキャラクターじゃないかなと思いました。また出てきたらいいなと思っています。

――ご自分が演じているキャラクター以外で、気になるキャラクターはいますか？

遠藤：エリィが一緒にいるロイド、ランディ、ティオは気になります。一緒に会話をすると、他のキャラクターがより気になってくるので、今後もドラマCDが続いていただけたら、自分のキャラクターも他のキャラクターも、よりわかってくると思うので楽しみです。

　あと、こうしてお芝居を聞いてみたら、ロイドは熱血なだけじゃなくて、意外とちゃんとしている子でした。いろいろ人間味のある少年なんだなって。

柿原：僕は、皆川さんの話を聞いていたらワジかな（笑）。彼の心の奥底に眠る部分……彼のキレイなところや、心の闇を見てみたいと思います。

皆川：私は……ワジと関係の深そうなヴァルドさんです。ケンカしつつも認め合うといった感じで、本当は親友なんだろうなと思っているので！

滝下：今回のドラマCDではワジとの絡みが一番多いので、やはりワジが気になります。

生天目：アリオスさんが気になっています。アリオスさんは、名前も出てきて確実にそこに存在するのですが、セリフがないので（笑）。どんな人か気になりますし、ドラマCDでは彼がどう表現されているのか楽しみですね。

――『英雄伝説』シリーズは歴史のある作品ですが、今作に参加するにあたってどんなことを考えましたか？

柿原：期待されている作品だと思いますし、その中で主人公という役をいただいたのも光栄に思っています。たくさんの方々が応援してくださったから、作品がここまで続いていると思います。1つ1つ頑張って、これからもいい作品を作っていきたいです。

遠藤：収録の時はシリーズ作品なのを知らず、“これはこの作品”ということで演じました。なので、プレッシャーを感じるようなことはありませんでしたが、前の作品以上に、たくさんの皆さんがプレイしてくださる作品になるといいなと思っています。

三木：僕も、シリーズ作品だというのを知らなかったんですよね。ただ、それを知っていたからといって、役に向き合う時の向き合い方が変わるかというと、まったく変わらないので。ただ、シリーズを応援してくださっている方たちを裏切りたくないとは思いました。

皆川：出演するにあたってこの作品のことを調べたら、たくさん続いているシリーズだと知りました。人気作品の続編ということで、シリーズのファンの方は厳しい目で見ていて、期待感もすごく高いと思いますし、それに応えられる作品になればと思っています。前作までと同じように、この作品も愛してもらえればうれしいです。

滝下：僕もシリーズ作品であることは知らなかったのですが、それまでのこと、これからのことをあまり気負わずに、目の前の自分のキャラクターに集中して演じたいと思っています。その結果、つながってくれればとは思いますが。

生天目：ドラマCDもすごく長く続いていると聞いているので、もしかしたら、これからまだ展開があればうれしいです。願わくば、ゲームにも出たいです！（笑）

――ユーザーの皆さんにメッセージをお願いします。

生天目：初参加だったので、これからどうなっていくかが楽しみです。これからも応援してください、ありがとうございます。

滝下：ヴァルドと『零の軌跡』をかわいがってあげてください。よろしくお願いします。

皆川：前作までのファンの方も、この『零の軌跡』をかわいがってくれればうれしいです。よろしくお願いします。

三木：ゲームもドラマCDもいい作品になっていると思いますので、楽しんでくださればそれが一番です。楽しかったら、お友だちにも広めてくださるとうれしいです。

遠藤：このドラマCDは、ゲームで補いきれなかったものを含めた作品になっています。ドラマCDを聞いてからゲームをするもよし、ゲームをしてからドラマCDを聞くもよしだと思いますので、楽しんでいただけたらと思います。

柿原：今回、ゲームに同梱されるドラマCDの収録ということで、ゲームとはまた違うメディアで皆さんの耳に届くのをうれしく思っています。こんなにボリュームが多いのは珍しく、きっと楽しんでいただける内容になっていると思います。今後も、皆さんの期待にそえるよう頑張っていきます。ありがとうございました。

→次のページでティオ役・水橋さんのコメントも！（3ページ目へ）

(C)2010 Nihon Falcom Corporation. All Rights Reserved. (C)2010 Chara-ani

• 『英雄伝説 零の軌跡』公式サイト