2010年9月16日(木)
続いてゲームシステムについても本山氏たちは言及。例えば『1』では戦記を読み進めていくような形を取っていたが、『3』では「公式な記録が残っていないという設定ですので、一部の資料や記録映像が残っていて、それを読み進めていく感じで進行していきます」とのこと。具体的には彼らが使っていたであろう作戦地図をもとに、章立てで進行していくようだ。
さらに本シリーズの戦闘のキモにして、戦略性とアクション性を両立させたシステム“BLiTZ”も進化しているとのこと。印象的だったのは、小澤氏の「例えば仲間を引き連れて戦ったりすることもできます」というコメント。これまでのシリーズ作品では1度に動かせるキャラクターは1人だけだったのだが、仲間とともに動かすことで、どういう効果が生まれるのかなど気になるところだ。さらに戦闘中にイベントが発生するなど、演出面での強化も図られている。そして、ユーザーの要望が多かった「ヴァルキュリアを実際に自分で動かして戦う」という要素も『3』には盛り込まれる模様。これらの要素は、TGSで出展中の試遊台ですべて実際に体験できるとのことだ。
▲TGSで本作の試遊をした人には、クリアファイルがプレゼントされる。なお、体験版は11月をめどに配信されるとのこと。TGSバージョンでは入っていなかった要素なども盛り込む予定だという。 |
▲さらに予約特典情報や18日&19日のステージ情報も明らかにされていた。 |
さまざまな情報が飛び出した発表会も、ここで終了の時間に。18日や19日には、声優陣をゲストに迎えてのトークショーも行われるとのこと。「このステージでしか言えないことも言うと思います」と、本山氏から気になる発言も飛び出していたので、18日や19日に会場に遊びに行くという人は、試遊やステージイベントで新たな『戦場のヴァルキュリア』の魅力を確認してもらいたい!
▲こちらは、本日公開されたゲームのスクリーンショット。 |
さらに、『3』の発表にともない、本日より『戦場のヴァルキュリア』シリーズ公式サイトの公式ブログ・陣中日誌が場所を移してリニューアル! 新しい陣中日誌は、本日オープンした『戦場のヴァルキュリア3』公式サイトのニュースページ内にある陣中日誌カテゴリーから楽しめる。最近、日誌に返り咲いたイーディさん&ホーマーに代わって、ホーマーの姉であるドS女王様、レイラ・ピエローニと、ちょっぴりキザな印象の青年、アルフォンス・オークレールが新たな進行役として登場しているので、ぜひお楽しみいただきたい。また、はからずも“旧”の冠を付けられてしまった陣中日誌のほうでも、不穏な動きを見せるイーディさんと不安な表情を見せるホーマーの気になるやり取りが掲載されているので、こちらもご覧あれ。
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■東京ゲームショウ2010 開催概要
【開催期間】
ビジネスデイ……2010年9月16日~17日 各日10:00~17:00
一般公開日……2010年9月18日~19日 各日10:00~17:00
【会場】幕張メッセ
【入場料】一般(中学生以上)1,200円(税込)/前売り1,000円(税込) ※小学生以下は無料