2010年9月29日(水)
バンダイナムコゲームスは、11月25日に発売するDS用ソフト『スーパーロボット大戦L』の新情報を明らかにした。
『スーパーロボット大戦』シリーズは、作品の枠を超えて多数のロボットたちが集う人気S・RPG。その最新作『スーパーロボット大戦L』では、シリーズ初参戦となる『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』、『マクロスF』、『鉄のラインバレル』、『獣装機攻 ダンクーガ ノヴァ』、『戦え!!イクサー1』、『冒険!イクサー3』の6作品を含む、全17作品からキャラクターとロボットたちが登場する。詳しい参戦作品は、第1報を参照してほしい。今回は、オリジナルキャラクターと、戦闘のカギとなるパートナーバトルシステムを紹介しよう。
『スーパーロボット大戦L』にもオリジナルキャラクターが登場し、彼らがストーリーの中核にかかわる存在となるようだ。今回は、主人公とそのパートナーのアンドロイド、アンドロイドを作った博士と主人公機を紹介する。なお、以下のキャラクターデザインはChiyokoさんが、メカニックデザインは山根理宏さんが担当している。
ラッシュバード |
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▲グライフ博士が造ったスーパーロボットで、一鷹とアリスが搭乗する。飛行はできないが、左腕に装備されたエネルギー吸収機構“ラプラスウォール”の存在により、エネルギー兵器に対して無類の強さを誇る。“ラプラスウォール”によって吸収されたエネルギーの一部は本体の稼働エネルギーにも回されるため、継戦能力も高い。必殺技は右手のエネルギー放出機構から発射される“ライトブレイザー”。 |
『スーパーロボット大戦K』に搭載されたパートナーバトルシステム。今作では新要素が採用され、システムが新たに改良されている。以下にそのシステムの概要を紹介しよう。
シングルユニット(SU)
まず説明しておきたいのが、パートナーユニットの編成を行わない状態のシングルユニット。普通に単体のユニットの能力に準じて移動・行動できるが、隣接マスに“援護攻撃”、“援護防御”を持った味方ユニットがいれば、援護を受けられる。
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▲隣接ユニットからの援護攻撃。援護攻撃の使用回数が残っているユニットであれば、好きなユニットの援護を受けられるのが利点だ。 |
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▲援護防御を選択した場面。戦艦ユニットはパートナーを組めないが、隣接マスのユニットから援護防御を受けられる。戦艦が戦艦をかばうことも可能だ。 |
パートナーユニット(PU)
PUは、メインユニットとサブユニットの2機から構成され、ユニットの移動能力はメインユニットに準じる。“交代”コマンドを使えば、マップ上でメインとサブの入れ替えも可能だ。
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▲PUの組み合わせは自由。飛行タイプのユニットと地上タイプのユニットを組み合わせて、強力なユニットを素早く移動させるのも、基本的なテクニックの1つだ。 |
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▲状況により、マップ上でメインとサブを入れ替えよう。 |
攻撃を仕掛けたり、受けたりする際の援護行動は、PU内でしか行えないのも特徴。敵に攻撃を仕掛ける場合は、サブユニットが“援護攻撃”を持っていなくても攻撃に参加することができる。
逆に敵から攻撃された場合、ユニットが“援護防御”の使用回数を残していて、攻撃を受けるユニットのいる地形に進入できれば、援護防御が行える。ただし、攻撃されたユニットが回避に成功したり、援護ユニットが援護防御に入って撃破されたりしてしまう場合は、援護が成立しない。
メインvsメイン、サブvsサブの個別戦闘が可能に
PU同士の戦闘では、攻撃時・反撃時のいずれもメインユニット同士、サブユニット同士が個別に戦えるようになる。強力な2ユニットでPUを編成した場合など、より熱い戦闘シーンが見られるのではないだろうか。
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▲メインユニットに集中して攻撃したり、サブユニットに集中して攻撃したりしてもよい。局地戦の選択肢が増えたことで、マップ全体の戦術も幅が広がりそうだ。 |
マップ上でパートナーユニットの編成が可能に
個別コマンドの“編成”から、隣接する味方ユニット同士でパートナーユニットの入れ替えも行えるようになる。
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▲パートナーが撃破されてSUになった場合や、パートナーを交換したい場合など、状況にあわせて編成が変えられるようになる。 |
(C)カラー
(C)久保書店・AIC
(C)創通・サンライズ
(C)創通・サンライズ・毎日放送
(C)東映
(C)東映アニメーション
(C)永井豪/ダイナミック企画・ビルドベース
(C)藤原忍/ダンクーガ ノヴァ製作委員会
(C)2001 永井豪/ダイナミック企画・光子力研究所
(C)2003 永井豪/ダイナミック企画・光子力研究所
(C)2003 Project GODANNAR
(C)2007 ビックウエスト/マクロスF製作委員会・MBS
(C)2008 清水栄一・下口智裕・秋田書店/GONZO/ラインバレルパートナーズ