2010年10月3日（日）
【電撃鉄砲隊 第20回】FPS武器解説番外編 対戦車火器でタンクハンターに！
■ならば、対戦車火器で戦車を狩りまくるには？
対戦車火器を使ううえでポイントとなるのは、まず普通の銃とは異なる弾道特性を覚えること。無誘導の場合、弾はゆるい山なりに飛んでいきます。近距離では気になりませんが、遠距離になると照準を合わせた場所よりも手前に着弾してしまうのです。また弾速が遅いため、移動目標を攻撃する際は今後の移動先を予測して、敵の進行方向の少し手前を狙わないと当たりません。“この距離だとこのあたりを狙えば当たる”という感覚を養うには、とにかく撃って試して練習あるのみ！ まあ、移動目標に当てるのは上級者でも難しいので、外したときのリスクを考えると敵が高速で動いているときは無理して狙わなくていいと思いますけどね。無駄弾の節約にもなりますし。
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| ▲撃ってから着弾するまでの時間に、どれだけ敵が移動するかを予測して、未来位置を狙うことを“偏差射撃”といいます。結構センスがモノをいったりしがちですが、まあ練習するしかないですよね。青毛野郎も苦手です……。 | ||
戦車や装甲車には、弱点部位が設定されていることがあります。対戦車火器で攻撃する場合は、そこをできるだけ狙いたいところ。基本的に、戦車は正面が硬く、側面や後方、そして上部は防御力が低いです。
戦車防御力
高防御力：正面＞側面＞後方＝上部：低防御力
並べるとこんな感じでしょうか。なので、できるだけ敵の後方に回り込んで攻撃したいですね。そのためには、建物などの遮蔽（しゃへい）物を利用して身を隠し、有利な状況になるまで耐え抜くことが大切です。匍匐（ほふく）状態になれば、ちょっとした遮蔽物の裏にも身を隠せますからね。敵にこちらの存在がばれても、ひたすら身を隠しましょう。そのうち敵は「あれ、さっきいた対戦車兵は死んだか逃げたかな」と思うはずなので、それまでじっくりガマンです。
攻撃を仕掛ける時は、敵の視界を意識することも大切です。戦車の砲塔の向き（＝主砲の向き）に注目。FPSの場合、主砲の向き＝操縦者が見ている方向です。砲塔がこちらを向いていないことを確認してから攻撃を仕掛けましょう。そうすればこちらの位置がバレにくくなります。ただし、乗り物に乗っている時は3人称視点に切り替えるプレイヤーも多いので、油断は禁物ですが。
そして明らかに見つかってしまった場合は、思い切って密着！ 戦車搭乗時の視界はかなり狭いので、密着すれば敵から見えなくなることが多いのです（しゃがんだり匍匐するとより発見されづらい）。また、敵に近いほうが素早く回り込めるため、砲塔が回転してこちらを狙おうとしても、グルグルと車体の周囲を回って逃げられます。
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| ▲敵に見つかってもあきらめるな！ 密着して攻撃チャンスを待つべし!! ただし、轢かれないようにな |
というわけで、今回は対戦車火器について、基本的な知識を解説しました。初心者プレイヤーには使いづらい武器ですので、最初は対人戦重視のプレイでいいと思いますが、ゲームに慣れてきて新しいことにチャレンジしたい！ と思った時は、対戦車火器で遊んでみてください。
さて、今回はここまでとなりますが、TGSも終わって、皆さんはどのFPSに注目してますか？ この作品が楽しみ！ というのがありましたら、アンケートで教えてください。よろしくお願いします。ではでは、OVER。
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