2010年10月13日（水）
【PW養成講座19】ちょっぴり意識しておくといいかも？ メタゲームについて
■ メタゲームとは？ ■
| さて、さっそく説明していこうかしら。メタゲームっていうのは、簡単に言えば「いま流行っていて使用者の多いデッキに対して、有効なカードやデッキを使うと勝率を上げやすい」っていう理屈よ。 |
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| えっ、それって当たり前の話じゃない？ | |
| ええ、そうよ。あなたが聞いた「メタを読み間違えた」は、要するに流行っていると想定したデッキが流行っていなかった、ということよ。 |
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| え～、でもホントにそれだけ？ | |
| な、なんで私が疑われなくちゃならないんだろ……。まぁ、いいわ。じゃあ、実際のメタゲームの流れについて話してみましょう。 |
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| （疑われるのは、いつもの行いのせいだと思うよ？） |
■ 実際のメタゲームの流れ ■
| 1年くらい前の話だけど“ジャンド”というデッキが爆発的に流行ったのね。ジャンド・デッキはそれまで流行っていた多くのデッキに有利で、プレイングが極端に難しいってわけでもなく、比較的簡単に使えるデッキだったのよ。 |
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| ▲ジャンド・デッキは赤緑黒の3色で組まれた中速ビートダウン・デッキです。条件付きではありますが、呪文をマナ・コストなしで唱えられる“続唱”というメカニズムで自分の行動回数を増やし、攻勢をかけていきます。 | ||||
| このジャンドのように既存のデッキに対して有利なデッキが誕生する。これがメタゲームの第1段階ね。 |
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| ええと、1年前って言うと、この講座が始まるちょっと前かぁ。 | |
| そうね。それからしばらくジャンドの天下は続いたわ。“FNM”のような小さい大会からグランプリみたいな大きな大会まで、でも参加者の多くがジャンドを使ってて、もちろんジャンドが優勝、ベスト8も半分がジャンドとか、そんな状況ね。 |
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| それはすごいね。なんか弱点はなかったの？ | |
| そう、この話のキモはそこよ。ジャンドの天下が始まってから、時間が経つにつれてジャンド以外のデッキが優勝するようになったの。決勝戦でジャンドを倒したりしてね。 |
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| えっ、どうやって？ 最強のデッキじゃなかったの!? | |
| じゃあそれを、次のページで紹介していきましょうか。 |
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[Text by ねこひげ合同会社／ゆば]
