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2010年10月14日(木)

天才ヴァイオリニストが見たロックの世界――『DEARDROPS』PSP版は1月発売!!

文:電撃オンライン

 サイバーフロントは、PSP用ソフト『DEARDROPS DISTORTION(ディアドロップス ディストーション)』を2011年1月27日に発売する。価格は通常版が6,090円、限定版が8,715円(各税込)。

『DEARDROPS DISTORTION』
『DEARDROPS DISTORTION』
▲限定版のパッケージイラスト。

 本作は、PCゲームブランド・OVERDRIVEから6月に発売されたPC用AVG『DEARDROPS』の移植作品。音楽やバンドといったテーマを軸に据えつつ、バンド内の人間模様を描いた“青春音楽系AVG”だ。将来を有望視されていたヴァイオリニストの主人公は、地元の撫子町にあるライブハウスに住み込みしながら、バンド“DEARDROPS”を結成。バンドメンバーそれぞれが持つ過去のしがらみや試練を、仲間と一緒に乗り越えていくことになる。

 PSPへの移植にあたり、エンディング曲の総入れ替えと、イベントCG約20点を追加。さらに書き下ろしシナリオを追加し、PC版からゲームボリュームが約30%増えるという。PSP限定版には特典として、ボーカル曲を収録した音楽CDと、PSP本体を収納できるギターヘッド型ケースが付く。

『DEARDROPS DISTORTION』 『DEARDROPS DISTORTION』
『DEARDROPS DISTORTION』 『DEARDROPS DISTORTION』 『DEARDROPS DISTORTION』

【あらすじ】

 主人公・菅沼翔一は若くして才能を発揮し、海外のオーケストラで将来を嘱望されたヴァイオリニストだった。とある事情で、その楽団での居場所を失うまでは……。

 音楽家としての道を閉ざされたと感じた翔一は、自分の愛器であるヴァイオリンをも手放し、失意のまま帰国するものの、オーケストラ追放と楽器を勝手に手放したことで親の逆鱗(げきりん)に触れ、勘当同然の身となり、行くあてもなく無為に過ごす。

 そんな折、ひょんなことからライブハウスに住み込みで勤めることになった翔一は、自分の知らなかった“世界”に触れることになる。

 まったく違う場所で、それぞれの“生き方と音”を主張し続けてきた不器用な人間たちと出会い、呼応することで、バラバラな人生の線は絡み合い、絆となって未来への道標となっていく。翔一と運命の出会いを果たす仲間たちは、過去や試練を乗り越えることで、個人として、バンドとして、どのように成長していくのか……。

“ライブハウス”という場所で新しい音楽を通じ、新しい世界を広げ、高みを目指す青春+ロックンロールの物語。


『DEARDROPS DISTORTION』
▲PSP版のゲーム画面イメージ。

【キャラクター】

『DEARDROPS DISTORTION』 『DEARDROPS DISTORTION』 『DEARDROPS DISTORTION』
▲菅沼翔一(すがぬましょういち/ギター)幼少からバイオリンを習得し、中学生で国際コンクールに優勝するほどの腕。ドイツへ音楽留学をしていたが、とある事情により帰国する。▲芳谷律穂(かぐやりほ/ボーカル)セレーネ女子学園の1年生。ハスキーボイスの持ち主で、人付き合いは苦手。▲桜井かなで(さくらいかなで/ボーカル)翔一の幼なじみ。歌うことが好きで、律穂と正反対の声質を持つ。人から頼まれると断れない優しい性格。
『DEARDROPS DISTORTION』 『DEARDROPS DISTORTION』 『DEARDROPS DISTORTION』
▲大場弥生(おおばやよい/ギター)セレーネ女子学園3年生。人見知りしやすいが、趣味が合う相手とは打ち解けられる。ギターをこよなく愛する。▲権田英嗣(ごんだえいじ/ベース)年齢不詳のベーシスト。強面で周囲から恐れられており、それによるトラブルも少なくない。▲珠野りむ(たまのりむ/ドラム)隣町にある青羽学園の2年生。1人でいると、何かと交信をしているように見られがちな不思議系の女の子。

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