2010年11月19日(金)

坂口博信さん&植松伸夫さんタッグのRPG『ラストストーリー』が1月27日に発売

文:電撃オンライン

 任天堂は、Wii用ソフト『THE LAST STORY (ラストストーリー)』を2011年1月27日に発売する。価格は6,800円(税込)。

『ラストストーリー』

 本作は、多くの大作RPGを手掛けてきたミストウォーカーの坂口博信さんが、18年ぶりにディレクターを務める、Wii用の完全新作RPG。リアルタイム性の高い戦闘の中に、コマンド式の戦略性も織り交ぜた戦闘システムが大きな特徴だ。音楽は、坂口氏と長年タッグを組んできた植松伸夫さんが、キャラクターデザインは藤坂公彦さんがそれぞれ担当。コントローラは、Wiiリモコン+ヌンチャクとクラシックコントローラPROに対応している。

『ラストストーリー』 『ラストストーリー』
▲ソフトに加え、Wii本体(シロ)とクラシックコントローラPRO(シロ)が同梱されたスペシャルパックも同時発売。価格は25,800円(税込)。 ▲早期購入特典として、設定画などが収められたビジュアルブックと、ミニサウンドトラックCDがセットになった“ELEMENTS OF THE LAST STORY”が用意されている。

■ストーリー

 傭兵である青年エルザは、傭兵団の仲間とともに、新たな仕事を求め、美しい島、ルリ島へとやってきた。新しい雇い主は、島の領主であるアルガナン伯爵。伯爵の期待にこたえれば、不安定な傭兵稼業を脱し、出世することも夢ではない。騎士としての安定した生活にあこがれるエルザたちにとって、今度の仕事はまたとないチャンスだった。そんな中、島での最初の任務で訪れた洞窟で、エルザは謎めいた力を手に入れる……。

『ラストストーリー』 『ラストストーリー』 『ラストストーリー』


■戦闘――リアルタイムに戦況を動かし、仲間を生かして戦う

 本作の戦闘は、基本的にリアルタイムで進行する。プレイヤーは、主人公のエルザを操作。自由に戦場を移動しながら、エルザに宿る特殊な力を使い、仲間たちをサポートして、戦闘を有利に進めていく。物陰から斬りかかる、物を壊すなど、戦場の地形を活用した戦略・戦術を取ることも可能だ。

『ラストストーリー』 『ラストストーリー』
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●“ギャザリング”で敵を引き付ける

 エルザの能力の1つが、敵の注意を強制的に引き付ける“ギャザリング”。敵の攻撃から仲間を守ったり、魔法を唱えるスキを作ったり、敵を陣地から引きずり出したりして、勝機をつかもう。

『ラストストーリー』 『ラストストーリー』
▲敵が誰を狙っているかは、“ポインター”という線で示される。“ギャザリング”を発動するとポインターが一気にエルザに収束し、敵はエルザだけを狙ってくる。

●魔法と“魔法サークル”を起点とした戦術

 仲間が放つ魔法の着弾点には、魔法サークルが残る。このサークルを起点として、魔法の種類に応じた属性攻撃を行ったり、エルザの“風魔法”でサークルを“拡散”して追加効果を発動したりできる。

『ラストストーリー』 『ラストストーリー』
▲魔法は、それだけでも絶大な威力を誇る。 ▲氷の魔法を拡散すると、敵がスリップする。

■街――冒険の拠点は、豊かなルリの街

 主人公たちの拠点となるのが、広大なルリの街。大小の広場や、大通り、細かな路地も張りめぐらされたこの街には、さまざまなドラマが待ち受ける。

『ラストストーリー』 『ラストストーリー』
▲多くの人が行き交う、にぎやかなルリの街。

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▲ルリ城は、主人公たちがあこがれる騎士の世界だ。

■オンラインで対戦&協力

 オンライン専用モードとして、プレイヤー同士で戦う“乱闘”と、協力してボスに挑む“討伐”の2つのモードが搭載されている。どちらのモードも、最大6人で遊べる。

『ラストストーリー』 『ラストストーリー』
▲プレイヤー同士のバトルロイヤル。 ▲協力して強大なボスに挑むモード。

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