News

2010年11月22日(月)

【電撃乙女部】台湾の乙女的なナニカを調査せよ! おハナの台湾訪問記

文:電撃オンライン

前へ 1 2

■おハナがイチオシの台湾ゆるキャラは“猫空”

『電撃乙女部』
▲高所恐怖症の人は絶対やめたほうがいい、猫空ゴンドラ。高いところが好きなおハナですら、乗っていると時々ヒヤリとしました。

 台北市内には日本と同じように地下鉄があり、茶色いラインの木柵線にある動物園駅からは、猫空行きのゴンドラに接続しています。まり蔵先輩から「台湾のゆるキャラ」といわれてすぐ思い出したのが、この猫空。中国語ではMaoKongと読みますが、日本人はたいていネコソラと呼びます。

 終点の猫空はかなり高い山の上にあって、実は茶畑が一面に広がる中国茶の産地なんですね。各お茶農家が茶芸館(お茶屋)を経営しており、質のよいお茶と飲茶を楽しめるのが特徴。標高509メートルの猫空は夏でも涼しく、遠くの山々が霧でけむり水墨画のように美しい風景も味わえます。夜はランタンが赤く灯り、『千と千尋の神隠し』のワンシーンみたいに幻想的。台湾人にも人気のスポットですよ。

 そしてこの猫空とゴンドラのマスコットキャラが作られているんです。ゴンドラ乗り場の近くにはお土産ショップもあり、猫空のゆるキャラを堪能できました。

『電撃乙女部』 『電撃乙女部』
▲お茶の産地+猫空という地名で、急須を頭からかぶった猫。▲こちらはシンプルに、ゴンドラの車体そのままをかぶった猫。
『電撃乙女部』

 もう1つのゆるキャラは、台湾で超・大人気のOPEN君。これは台湾のセブンイレブン限定キャラクターなんです。一定金額以上買い物をするとシールがもらえ、全部集めるとOPEN君グッズがもらえるのですが、期間ごとに毎回違うグッズが登場し、台湾には全種類コンプリートを目指すコレクターが大勢いるんだとか。実際、台湾のゲーム開発会社を訪問したら、社内のいたるところにOPEN君とその仲間たちが飾られていて、びっくりしました。

『電撃乙女部』 『電撃乙女部』 『電撃乙女部』
▲メインキャラはOPEN君で、ライバル的な存在に鍵の形をしたロック君がいます。オープンvsロックというわけですね。

■最後は台湾の美味しいものをちょっとだけ紹介

 乙女というテーマに合っているかどうか不安ですが、ラストは台湾でおハナが食べた美味しいものをちょっぴり紹介します。まずは鍋貼餃子(焼き餃子)と酸辛湯。酸辛湯は黒酢がたくさん入った、酸っぱいスープ。体が温まるし、具だくさんでお腹もいっぱいになります。

『電撃乙女部』 『電撃乙女部』
▲出張中のある日の夕食。餃子は1個5元で、最低5個からの注文。

 台湾名物の1つに魯肉飯(ルロウハン)があります。豚ひき肉を甘辛く煮て、ご飯にのっけたどんぶり飯とでも言うのか。鶏肉バージョンの鶏肉飯(ジイロウハン)もあり、どっちもオススメです。台湾旅行の際にはぜひ試してください。

『電撃乙女部』 『電撃乙女部』 『電撃乙女部』
▲この日は某ゲーム開発会社の方と一緒に食事だったので、調子にのって色々食べてしまいました。
『電撃乙女部』 『電撃乙女部』
▲日本語はもちろん、英語もほぼ通じませんが、最後は「ワタシハ コレガ タベタイノデス」と目力と身振りで訴えかければなんとかなる!

 ラストはおやつも兼ねたあまーいドリンク。木瓜牛乳(パパイヤミルク)と愛玉(オーギョーチ)ドリンク。どちらも台湾では定番中の定番です。木瓜牛乳はその名の通り、パパイヤと牛乳、それに氷とシロップを少々ミキサーにいれて混ぜただけのもの。シェイクっぽくて美味しいです。愛玉は愛玉子という植物の実からできるゼリー状のデザート。そのままゼリーとして食べてもよいですが、これをレモン入りシロップと混ぜるドリンクが暑い夏場は特に人気。台湾ならどこにでも屋台があります。

『電撃乙女部』 『電撃乙女部』
▲おハナも大好きな愛玉ドリンク。レモンのサッパリとした風味と、ツルツルした愛玉の喉越しが癖になります。
『電撃乙女部』
▲ちょいとオシャレな店で買った木瓜牛乳は、50元とやや高め。ローカルなお店なら30元ぐらいで買えます。ただ、胃腸が弱い人はあたってお腹を壊しやすいので注意。

 ええと、台湾のかわいいもの、美味しいものが伝わりましたでしょうか? やままや名誉顧問にまた「もぐもぐしてばっかじゃん結局」と言われてしまいそうですね。もしまた台湾に行くチャンスがあったら、もう少し下調べしていきます……。

前へ 1 2